まさかな
判定なし
基本情報
- 著者
- 小林めぐみ
- イラスト
- 加藤洋之&後藤啓介
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1992
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
謎の海面上昇で都市のほとんどが水没した未来を舞台に、海洋物理学講座の雑務係リチャード・クレイと、魚の気配を言い当てる少女・沢田郁生を中心に進む物語。講座が秘密裡に飼っていた体長2メートルの金魚、巫女姫殺人事件、巨大魚をめぐる出来事が重なり、海洋研究の場と伝承めいた要素が交差していく。水没都市の生活感、海に関わる研究、異能を思わせる少女の存在が一本の線で結ばれ、身近な異変から不思議な事件へ広がる単巻構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 海洋SFとファンタジーを混ぜた独特の世界観が強い。
- 巨大魚や伝説モチーフなど、発想の飛び方が印象に残る。
- 物理科の大学生や教授など、設定と人物の組み合わせが変わり種。
- ジュブナイルらしい読みやすさと、SFとしての筋の通り方が両立している。
- 伏線回収や整合性を評価する声が目立つ。
こんな人におすすめ
- ひねりのあるSFやファンタジーを読みたい人。
- ボーイ・ミーツ・ガール系の青春感が好きな人。
- 90年代ラノベの空気感や黎明期作品に触れたい人。
- 変わった設定でも物語のまとまりを重視する人。
- 作者の初期代表作を押さえたい読者。
人を選ぶポイント
- 終盤の展開は好みが分かれやすい。
- ふわっとした雰囲気が合わないと乗り切りにくい。
- 古い作品なので入手しづらさがある。
- ラノベ文庫の印象だけで避けると見逃しやすい。
- 作品のノリに慣れるまで少し独特に感じる可能性がある。
テンポ・読後感
- 軽快に読めるジュブナイル寄りの進行。
- ふわふわした手触りの中に見せ場が入る構成。
- SF要素とファンタジー要素が自然に行き来する。
- 懐かしい富士見ファンタジア文庫らしい空気がある。
- 物語全体はやわらかいが、芯はきちんと通っている。
キャラクターへの評価
- 主人公の物理科大学生という設定がまず目を引く。
- 郁生ちゃんの元気さが読み味を明るくしている。
- 教授のキャラクターが面白く、場面を引っ張る。
- 脇の人物にも先が気になる余地が残る。
- キャラの会話や立ち回りに作者らしさが出ている。
巻一覧
まさかな
この巻のあらすじ
謎の海面上昇により都市のほとんどが水没してしまった時代。それでも人々はたくましく生きていた…。“さかな!”―少女は言った。海洋物理学講座の〈使いっぱ〉リチャード・クレイ(通称ディック)は愕然とした。彼ら海洋物理学講座の面々は、秘密裡に飼っていた金魚(体長2メートル)の処置に困り、今朝、海に捨ててきたばかりだったのだ。なぜこの娘はそれを。凡人ディックは知るよしもなかった。この奇妙な能力を持つ少女沢田郁生との出会いが、巫女姫殺人事件、そして巨大魚にまつわる不思議な物語に巻き込まれていく、運命の一瞬であることを…。『ねこたま』でファンタジア大賞選考委員を驚愕させた小林めぐみが斬新な感覚で描く、未来派ファンタスティック長編。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
