VTuberのエンディング、買い取ります。
- 著者
- 朝依しると
- イラスト
- Tiv
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2023
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 2巻まで
VTuberアイドルグループ『星ヶ丘ハイスクール』のメンバーを推していた高校生・苅部業が、炎上で活動の終わりを迎えた経験をきっかけに、VTuberの炎上案件を扱うブロガーとして動く現代もの。ある依頼を起点に、炎上したVTuberの“終わり方”を依頼人とともに組み立てていく。物語は、推しの喪失を抱えた業が、案件ごとに当事者の事情やネット上の摩擦へ向き合いながら、自分の過去とVTuberへの向き合い方を見直していく流れで進む。全2巻で、姉妹のすれ違いや元VTuberをめぐる相談が軸になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- VTuberの炎上や引退を、推す側と推される側の両方から描く構成が新鮮。
- 「ガワ」と「魂」、転生、同担、推し活など界隈特有の概念が物語にしっかり組み込まれている。
- 推しを失った喪失感や贖罪、救済の感情が強く、読後に胸へ残る。
- 現代の配信文化や炎上の空気感が生々しく、題材の解像度が高い。
- 姉妹のすれ違いをほどいていく展開や、前向きな着地が印象に残る。
こんな人におすすめ
- VTuber文化や配信界隈に触れている人。
- 推し活の経験があり、喪失や応援の感情に覚えがある人。
- 現代舞台のラノベや、熱量の高い青春ドラマが好きな人。
- 炎上やネットの悪意を題材にした物語を読みたい人。
- キャラクター同士の関係修復や、救いのある展開を求める人。
人を選ぶポイント
- VTuberの基礎知識がないと、配信や界隈の用語を追うのに少し引っかかる。
- 推しへの感情移入が薄いと、熱量の強い場面が客観的に見えやすい。
- 炎上や悪意の描写が生々しく、気持ちが重くなる場面がある。
- 界隈特有の人間関係や感覚が前提になっていて、好みが分かれやすい。
- 1巻より2巻のほうがVTuber特化で、一般的な青春ものを期待すると印象が違う。
テンポ・読後感
- 序盤から依頼と炎上が動き、テンポよく事件が進。
- 会話とやり取りで感情を積み上げるため、熱量は高いが読みやすい。
- 重い題材でも、姉妹の修復や主人公の行動で前向きさが残る。
- 生々しい悪意が差し込まれる一方、ラストは爽やかさや余韻がある。
- 2巻は界隈の闇に踏み込むぶん、1巻より濃度が高い。
キャラクターへの評価
- 苅部業は不器用さを隠しながら動くタイプで、推しへの愛情の深さが強く印象に残る。
- ミーナは距離感の近さや言動の勢いが目立ち、場をかき回す存在として人気が高い。
- 影山花は姉を思う気持ちが強く、依頼の背景にある切実さを支えている。
- 夢叶乃亜や水闇ガーネットは、推される側の輝きと脆さが対比的に語られている。
- 登場人物それぞれに「推す」「推される」立場の感情があり、関係性の温度が高い。
巻一覧
この巻のあらすじ
VTuberアイドルグループ『星ヶ丘ハイスクール』所属の VTuber--夢叶乃亜。
彼女を推すことに青春の全てを捧げ、V界隈でも名を馳せていた高校生の苅部業は、乃亜の魂の醜態がネット上に晒され、大炎上したことで人生が一変する。 「おれはあの夜に死んだ……」 運営から推しの臨終を告げられ絶望した業は、高校を休学し一年後VTuberの炎上ネタを扱うブロガーとして日々を過ごしていた。 そんな業の元に『自分のVTuberを炎上させてほしい』という依頼を持ち込む美少女、小鴉海那が現れーー。 「これは人助け……いえ、VTuber助けみたいなものです」 『推し』の最期をプロデュースする救済と再生の物語。 第35回ファンタジア大賞〈大賞〉受賞作!
この巻のあらすじ
高校に復学した苅部業は、クラスメイトで演劇部の美少女、影山花から『女性との同棲疑惑で炎上した男性VTuberを引退させてほしい』という依頼を持ち込まれる。 元VTuberの姉、影山蛍をVTuber界隈から遠ざけたい妹。 VTuberの良さを妹、花に知ってもらいたい姉。 すれ違う想いを抱える姉妹を前にして、業は過去と向き合うことになり……。 --人生を懸けた推し・夢叶乃亜がいない世界で、俺はVTuberを今も好きなのか? 「みんなの希望の光ですからっ」乃亜の意思を継いだ小鴉海那と、理想と現実の狭間で揺れる業は『推し』が救われる最期を目指す!
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