山田良菜は、自分を地味だと思い込み、創作に手を伸ばしても前に出られなかった高校3年生。そんな彼女の前に現れたのは、同じ声を持つ超人気声優・香家佐紫苑で、良菜は彼女の替え玉として活動することになる。アニメ映画の制作やオーディション、ラジオ共演、大作ゲームの収録を通じて、良菜は声を使う仕事の段取り、現場ごとの求められ方、役を受け取る側と演じる側の違いに触れていく。紫苑もまた別の収録現場で自分の芝居と向き合い、二人の関係は秘密を抱えた協力から、進む道を選ぶ関係へ変わっていく。監督や他の声優との出会いが重なり、代役としての役割と本人としての選択が並行して描かれる。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
自他ともに認める地味な女子高生がプロ声優と入れ替わり!?
編集部
無色透明を自認する地味な女子高生が自分と声がそっくりな人気声優と出会い、彼女の替え玉として仕事をこなす中で演技の楽しさに目覚め、鮮やかに成長していくサクセスストーリー。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
声優業に興味がある人 プロ声優を目指している人 自分には何も取り柄がないと落ち込んでいる人 百合テイストな女の子の友情にときめきたい人 アニメが好きな人
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AI分析(あらすじ)
声優業界やアニメ制作の現場を題材にした話を読みたい人、入れ替わりや替え玉設定のある現代ものに関心がある人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
岬鷺宮は日本のラノベ作家。主に電撃文庫で活動している。代表作は以下。 * 日和ちゃんのお願いは絶対(電撃文庫) * 恋は夜空をわたって(電撃文庫) * 魔導書作家になろう! (電撃文庫) * 陰キャになりたい陽乃森さん(電撃文庫) * 三角の距離は限りないゼロ(電撃文庫) * あした、裸足でこい。(電撃文庫) * 大正空想魔術夜話 墜落乙女ジヱノサヰド(電撃文庫、2014年4月) * 失恋探偵の調査ノート 〜放課後の探偵と迷える見習い助手〜(メディアワークス文庫、2014年12月) * 放送中です! にしおぎ街角ラジオ (メディアワークス文庫、2015年5月) * 踊り場姫コンチェルト(メディアワークス文庫、2016年7月) * 読者(ぼく)と主人公(かのじょ)と二人のこれから(電撃文庫、2017年4月) * 僕らが明日に踏み出す方法(メディアワークス文庫、2017年7月) * 空の青さを知る人よ Alternative Melodies(原作:超平和バスターズ、電撃文庫、2019年10月) * みみみみ -神手洗澪には未来が視える-(MF文庫J、2024年9月) * ふれる。 Spin-off Wanna t(ouch) you(原作:映画「ふれる。」、電撃文庫、2024年10月)
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
いちかわはるは日本のイラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下。 『魔法使いの引っ越し屋』 『現代魔法をぶち壊す、あたしだけの魔法』 『女王陛下に婿入りしたカラス』 『100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。』 『優等生だった子爵令嬢は、恋を知りたい。』 『追放された騎士好き聖女は今日も幸せ ー真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されたけど、憧れの騎士団の寮で働けることになりました!ー』 『他人を寄せつけない無愛想な女子に説教したら、めちゃくちゃ懐かれた』 『妹の身代わりで嫁いだはずが、どうやら私が真の聖女だったようです~自由気ままなスローライフを満喫しているのでほっといてください!~』 『美少女とぶらり旅』 『ママ友と育てるラブコメ』 『君は初恋の人、の娘』 『不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる~ロレッタと天才魔道具士の結婚~』
編集部
無色透明な少女が人気声優の替え玉となり声優業に携わるうちに、自分の本当にやりたいことを見付け生まれ変わるストーリーは、ポジティブな活力と希望を与えてくれる。登場する女性声優たちもそれぞれ魅力的で、プライドを持って仕事をする姿がカッコよかった。いちかわはるのイラストも雰囲気に合っていて可愛い。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 「何者でもない」と思っていた主人公が、声優の世界で自分のやりたいことを見つけていく成長物語として好意的な声が多い。
- 「無色透明」を弱点ではなく、演者として多様な役を受け止められる強みに変えていく描き方に共感する声がある。
- 声優という仕事の熱さや現場のシビアさをリアルに感じられる「お仕事モノ」として評価する声が多い。
- 替え玉という非日常設定を経て、お芝居の面白さや表現への想いに触れていく過程に心を動かされた。
- 二人が刺激し合いながら前に進んでいく関係性に期待や共感を寄せる声が多い。
こんな人におすすめ
- 声優業や声優の仕事に興味がある人。
- プロ声優を目指している、あるいは表現の世界に憧れを持つ人。
- 自分には取り柄がないと落ち込んでいる人。
- 創作活動で挫折した経験があり、もう一度挑戦したい気持ちに共鳴したい人。
- 女性同士の友情やライバル関係の熱いやり取りに惹かれる人。
人を選ぶポイント
- 人気声優との「入れ替わり・替え玉」という導入が強引で、序盤はリアリティや納得感に欠けると感じる声がある。
- 替え玉設定の倫理的・現実的な面(素人がプロを演じることへの違和感など)に疑問を持つ読者もいる。
- 作者の他作品と比べ、設定の作り込みやテーマの掘り下げが物足りないと感じる声もある。
- 入れ替わり設定への抵抗感が、作品全体への評価にも影響する場合がある。
テンポ・読後感
- 全体的に熱量の高い青春物語で、真剣に仕事と向き合う描写に引き込まれる。
- 序盤は設定への戸惑いや抵抗感があるものの、読み進めると世界観に入りやすくなる。
- お芝居への情熱やスランプ、葛藤といったシリアスな要素も交わるが、前向きな勢いで読める。
- 声優業界を題材にした取材・描写のリアルさを評価する一方、高校生の成長スピードなどに多少の割り切りが必要だ。
キャラクターへの評価
- 山田良菜:地味で流されがちだった少女が、声優活動を通じて自分を見つけていく姿が眩しく、応援したくなる。
- 山田良菜:「透明」ゆえに役に染み込める表現者としての力が開花していく描写に好意的な意見が多い。
- 香家佐紫苑:良菜との関係の中で見える本気さや、表現者としての姿勢に共感・関心を示す声がある。
- 二人:代役から始まった関係が、互いを認め合うライバル・仲間へと変化していく展開への期待の声が多い。
巻一覧
この巻のあらすじ
わたし、山田良菜は『無色透明』で地味な女子高生。 憧れの創作に挑んでも全く目立たず、自分は脇役だなんて諦めにも慣れてしまった。 そんな高3の春、突然目の前に現れたのはわたしと同じ声の超人気声優・香家佐紫苑! 彼女が言った、“世界中で良菜にしか頼めないこと”は……。
「わたしと──入れ替わってくれない?」
素人の私が、紫苑の替え玉声優に!? 絶対に無茶……! でも、やってみたいと思ってしまった。『わたしの声』が必要とされて、胸が高鳴った。 紫苑に変装して飛び込んだ、痺れるようなアニメ作りの世界。 意外にもそこには、透明なわたしにしかできない芝居があって──!
この巻のあらすじ
わたし山田良菜は、超人気声優・香家佐紫苑の「替え玉」として活動中。 オーディションで主演を勝ち取ったアニメ映画の制作が動き出した。 しかし替え玉を知った監督の提案は、 「別の役者として、生きるべきではないですか?」 ──二人の入れ替わりを、やめること。 わたしたちの秘密を公表したら、大騒ぎになるんじゃ……!? そんな困惑を抱えつつ、わたしは新進気鋭のアイドル声優とラジオで共演。 紫苑も大作ゲームの収録で、舞台たたき上げの芝居と対峙することに。 それぞれの生き様を貫く声優たちとの出会いは、「わたしと紫苑」がどう在りたいのかを問いかける。 わたしたちの決断は、そしてその先で待つ未来は──!?
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