ブロークン
- 著者
- 柳実冬貴
- イラスト
- 岩本ゼロゴ
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2022
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
太陽の喪失と救世の英雄の暴走によって世界が闇へ傾いた後、滅びた王国の城跡を舞台に物語が始まる。そこに残る騎士イグルーは、主君の帰還を待ちながら、民のいない国を守る役目だけを抱えて生きていた。そんな彼の前へ、王女フレイリアを名乗る少女が現れるが、彼女は本人ではない。少女は祖国復興のためと説明し、イグルーに英雄討伐を持ちかける。忠誠を捧げる相手が本物かどうか、守るべき国がすでに失われているのかどうかという不安定な前提の上で、二人は同じ目的へ歩み出す。闇に包まれた大地、騎士団の残響、偽りの王女という立場が交わり、失われた秩序を取り戻すための行動が描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 太陽の消失や世界樹の喪失で崩れた、終末感の強いダークファンタジー世界。
- 亡国の騎士と偽りの王女という関係性が、重い因縁と覚悟を背負って進む構図。
- 狂気、欺瞞、忠誠、欲望が前面に出た、善悪で割り切れない人物たち。
- 鉄血剣術や戦闘描写のロマン、厨二心を刺激する設定の濃さ。
- グロさや容赦のなさも含めて、暗く激しい雰囲気を楽しめる作り。
こんな人におすすめ
- 重厚なダークファンタジーや終末世界ものを求める人。
- 狂気を帯びたキャラクター同士のぶつかり合いが好きな人。
- 王道よりも、癖の強い設定や尖った世界観に惹かれる人。
- バトルの熱さ、セリフ回し、ロマン重視で読みたい人。
- 先の展開や続刊への期待感を持って追いたい人。
人を選ぶポイント
- 描写不足で状況がつかみにくい場面があり、流れを追いづらい箇所がある。
- 女性キャラを含め、退場や結果の描写が曖昧に感じられる部分がある。
- かなり暗く、救いの少ない空気が続くため、軽い読後感は期待しにくい。
- グロテスクさや暴力性が強く、好みが大きく分かれる。
- 文体や文章の相性で、世界観は魅力的でも読み心地が合わない場合がある。
テンポ・読後感
- 序盤は淡々と入るが、戦闘や対立が動き出すと一気に引き込まれる。
- 物語全体は重く、昏く、常に緊張感がある。
- バトルは熱量が高く、セリフや立ち回りに勢いがある。
- 登場人物が多く、場面が集まると賑やかで情報量も多い。
- 余韻は明るくなく、次巻への期待を残す終わり方が印象に残る。
キャラクターへの評価
- イグルーは「かっこいい」「ロマンがある」と受け止められ、騎士としての存在感が強い。
- イオリアは偽りの立場を背負いながら動く芯の強さが評価されている。
- セレスは存在感が大きく、真意や立ち位置が気になる人物として見られている。
- 主役級だけでなく、周囲の人物も狂気や癖の強さで印象を残す。
- 一方で、人物の背景や動機の説明が足りず、掘り下げ不足に感じる声もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
十年前、世界は滅んだ。 太陽の消失と、救世の英雄の暴走という悲劇の連鎖の果て、人類の歴史は闇に包まれる。
故国を失った騎士イグルーは、闇に呑まれた城跡で主君の帰還を待ちわびていた。かつて最強と謳われた騎士団の誇りを胸に、民無き国を守り続ける最後の騎士。そんな彼の前に、一人の少女が姿を現す。 その少女の名は、王女フレイリア。今なおイグルーが忠誠を捧げ、永らく再会を待ち望んでいた主君ーーの偽物だった。とある悲願を胸に秘め、王女を演じる彼女は、祖国復興のためと嘯きイグルーに英雄討伐を命じる。
絶対の守護を欲する少女と、護るべきものを求める少年。二つの願いが重なる時、その"嘘"は世界の運命すらも覆すーー。 プロローグ 第一節 壊れた騎士 第二節 常軌を逸した個人 第三節 波乱含み個人は集う 第四節 狂乱する森 終節 魂に火花を エピローグ
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