ごめんねツーちゃん
判定なし
基本情報
- 著者
- 水沢黄平
- イラスト
- 村上ゆいち
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2011
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
ジャンル
『ごめんねツーちゃん』は、高校2年の夏に、主人公がツバサとイヴという二人の人物と出会い、1/14569の彼女と恋をしたと語る現代青春小説。イヴは、ツバサが永遠に無垢でいるために生まれた人格として示され、物語はその関係を軸に進む。舞台は気怠い夏の高校生活で、教室や放課後の延長にある会話と距離感が中心になる。タイトルにある比率表現も含めて、人物の関係と呼び方のズレが物語の手がかりになっている。主人公が誰に向き合い、どのように夏を過ごすかを一冊にまとめた構成で、ファンタジア大賞〈銀賞〉受賞作。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ラノベの枠に収まりきらない、青春小説寄りの空気感がある。
- 多重人格や解離性障害を軸にした切ない設定が印象に残る。
- 断片的なエピソードや比喩に、読み解きがいのある要素がある。
- 文章や構成に粗さはあるが、作者の書きたいものは強く伝わる。
- 既存のラブコメとは違う、乾いた雰囲気や陰のある味わいがある。
こんな人におすすめ
- ふつうのラノベ的な分かりやすさより、雰囲気やテーマ性を重視する人。
- 青春小説、文芸寄りのラブストーリー、少し変わった作品を読みたい人。
- 文章の粗さや不器用さも含めて、作家の伸びしろを楽しめる人。
- 断片から意味を拾いながら読むのが苦にならない人。
- しっとりした切なさや、陰のある物語が好みの人。
人を選ぶポイント
- 構成が弱く、話がまとまりきらない印象を受けやすい。
- 説明不足や飛び方の大きさで、置いてけぼり感が出やすい。
- 文体や比喩の癖が強く、合わない人にはかなり読みづらい。
- 期待したほど緻密で華やかな展開にはならない。
- ラノベらしい軽快さや読みやすさを求めると外しやすい。
テンポ・読後感
- 物語は静かで乾いた手触りが強い。
- 序盤は雰囲気重視で進み、中盤以降に駆け足感が出やすい。
- 断片的に語られるため、全体像をつかむのに少し時間がかかる。
- しんみりした切なさと、どこか不安定な空気が残る。
- すっきり終わるタイプではなく、余韻と引っかかりが残りやすい。
キャラクターへの評価
- ツバサは印象に残るが、描写が地味で掘り下げ不足に感じる人もいる。
- イヴは魅力を感じる声がある一方、描写の少なさが物足りなさにつながる。
- ワダツミトーコは切なさや痛みを強く残す存在として受け止められている。
- 先輩や周辺人物はテーマを支える役割はあるが、人物像が見えにくい。
- 登場人物同士の関係性より、主人公側の視点や内面に重心がある。
巻一覧
ごめんねツーちゃん —1/14569—
この巻のあらすじ
イヴ。それはツバサが永遠に無垢でいるために生まれた人格。――ツバサとイヴ。二人との出会いは、いつもの気怠い夏を、忘れられないものにしてくれた。それは、少しばかりややこしく、少しばかり悲しい気分にさせられるものではあったけれど――。高2の夏、まぎれもなく、オレは、1/14569の彼女と恋をした。ファンタジア大賞〈銀賞〉受賞の、新しい青春小説!
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