大手文具会社に派遣された28歳の女性・高山花穂を中心に、職場の人間関係と業務の中で起こる問題を描く現代仕事小説です。舞台は文具会社の部署で、派遣社員として働く花穂が、問題社員の多い環境で立ち回るところから物語が始まります。彼女を助けるのは、同じく派遣として働く宝城きわ子で、職場内の立場や役割の違いが関係の軸になります。仕事の現場で起こる小さな事件や行き違いを通して、人物同士の関係と職場の空気が描かれる構成です。シリーズは現代の会社組織を背景に、働く人の立場や部署内の力関係を軸に広がります。1巻完結の構成です。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
派遣の更新がなかった主人公は、新しい会社に派遣されることになる。その会社で新たな出会いを経験し、前向きになっていく話。
編集部
派遣社員として働く主人公は、派遣の更新がされないという状況になってしまう。その後新しい派遣会社は決まったものの、そこには変わった人たちがいて、その人たちと触れ合うことで、主人公は人生では何が大切なのか、考えるきっかけになっていく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・派遣社員で働いている人 ・仕事に対して思うところがある人 ・社会人女性 ・自分に自信がない人
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AI分析(あらすじ)
- 会社員や派遣社員の職場を扱う物語が気になる人 - 現代の会社組織を舞台にした作品を探している人 - 女性主人公の仕事ものを読みたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
本葉かのこ(もとは・かのこ) 女性向けエンタメ小説を執筆。 富士見ノベル大賞入賞経験あり。 ≪代表作≫ ・ばけもの姫の再婚 ・やおよろず百貨店の祝福
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
くじょう フリーのイラストレーター。 書籍装画、イラスト、漫画などを担当。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
富士見ノベル大賞入賞
編集部
タイトルからは感じられない、とても丁寧で派遣社員で働く女性のリアルを描いている作品だと感じた。派遣社員がどんな仕事をして、どんな思いなのかなど、細かく見ることができる。また自信のない主人公が、新しい派遣先での出会いを経て、少しずつ成長していく姿はとても面白いものがある。人との出会いで成長していくことは、人とのかかわりを大事なものであると、より際立って感じることができた。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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ハケンの品格はひどいですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 契約更新の不安や派遣という立場への後ろめたさなど、派遣社員のリアルな心境が細かく描かれている。
- 自信を失いがちな主人公が、周囲との出会いを通じて少しずつ前向きに変わっていく姿に、背中を押された・元気になった。
- 立場に関係なく人を見る同僚や、堂々と仕事に向き合う先輩の存在が心強く、読後感が気持ちよい。
- 文具メーカーを舞台にしたお仕事小説として、開発への情熱や日常品への愛着など、仕事の楽しさも感じられる。
- 暗くなりすぎずテンポよく読める一方、日本の労働環境や非正規雇用の厳しさにも触れ、考えさせられる。
こんな人におすすめ
- 派遣社員や非正規雇用で働く経験があり、契約更新や身分差へのモヤモヤに共感したい人。
- 自己肯定感が低く、人の顔色を伺いがちで、自分の意見を言いにくいと感じている人。
- 仕事に疲れているが、前向きな気持ちを取り戻したい社会人女性。
- 職場ドラマやお仕事小説が好きで、個性派キャラクターとの出会いを楽しみたい人。
- 派遣・正社員の境目や、周囲の環境が人を変えていく物語に興味がある人。
人を選ぶポイント
- 主人公の卑屈さや我慢強さが、実際の派遣経験者にはリアルすぎる・逆に理解しにくいという割れた評価がある。
- お金へのこだわりや節約描写が強く、読みにくい・気持ち悪いと感じる声もある。
- できすぎ感や設定の強引さがあり、やや非現実的だと感じる読者もいる。
- 終盤が急だ・物足りない・もう少し続きが欲しいという不満が複数見られる。
- 元彼の登場が謎めいていて迷惑・不快に感じる。
テンポ・読後感
- 全体的にさくさく読めて、会話や展開のテンポが良い。
- 派遣や職場の厳しさを描きつつも、暗い印象は強くなく、楽しく読める作品だ。
- 「ハケンの品格」や「ショムニ」、他のお仕事小説を思わせる職場ドラマの雰囲気があるという比較も見られる。
- 読後は自然と口角が上がる、気持ちの良い後味を残す作品だ。
- 一方で、マイルドで軽快な読み心地の反面、深掘り不足や終わり方のもっさり感を指摘する声もある。
キャラクターへの評価
- 主人公・花穂(香穂):自信がなく人に合わせがちだが、料理が上手で真面目。出会いをきっかけに自分の気持ちに正直になっていく姿が好評。
- 宝城きわ子:仕事ができて豪快でカッコよく、「自分の落とし前は自分でつける」姿勢が印象的。ヒーローのように現れ、多くの読者の人気キャラ。
- 国枝:生活面では変人・個性的だが、開発への熱量が高く、派遣だからと差別しない人物として評価されている。
- 周囲の社員:癖が強い人が多いが、味方になると心強い存在だ。
- 元彼・貴也:上から目線で毒を吐くタイプとして不快感を覚える読者が多く、動機が謎だ。
巻一覧
この巻のあらすじ
高山花穂、二十八歳。職業:派遣。大手文具会社に派遣された花穂は、問題社員ばかりの部署でいじめに合う。そこで花穂を助けてくれたのはイケメン社員ーーではなく、完璧すぎるスーパー派遣の宝城きわ子で!?
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