高校の登山部を舞台に、恋愛感情に不慣れな少女と、彼女に告白した少年が部活動を通じて距離を縮めていく青春ラブコメです。舞台は現代の高校で、登山の装備や行動、山頂での食事など、部活としての登山の具体的な手順や知識が物語に組み込まれています。中心人物は、乃々星縁に思いを寄せる冬峰冬馬と、登山に強い関心を持つ縁で、二人は登山部の先輩たちに囲まれながら活動を始めます。物語の軸は、告白をきっかけに始まった関係と、登山部での経験を通じて生まれる交流です。シリーズは学園生活、部活動、恋愛の進み方を重ねながら、山と人間関係の両方を描く形で広がります。続編や外伝の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 登山部を舞台にした高校青春ラブコメとして、部活の空気感と恋の勘違いから始まる導入が軽快。
- 登山の基礎や装備、山に向かう準備がほどよく入っていて、入門編として読みやすい。
- 先輩たちのキャラが濃く、部内の掛け合いがにぎやかで、コメディとしての見どころがある。
- 山に向き合う姿勢や、登ること自体を楽しむ感覚が爽やかに描かれている。
- 現代学園ものとしては新鮮で、ファンタジー作家の意外性も含めて楽しめる。
こんな人におすすめ
- 山登りやアウトドアを題材にしたライトな青春ものを読みたい人。
- 競技性よりも部活の雰囲気や人間関係を楽しみたい人。
- 濃いめの先輩キャラやラノベ的な掛け合いが好きな人。
- 恋愛一辺倒より、部活と青春の両方をゆるく味わいたい人。
- 本格山岳小説ではなく、登山入門寄りの物語を求める人。
人を選ぶポイント
- 山の本格描写や大きな山場を期待すると、かなり物足りない。
- 物語の進行はゆっくりで、序盤は準備や顔見せが中心。
- キャラ属性が強めで、にぎやかさが合わないとややきつい。
- ラブコメ要素は控えめで、恋愛の進展を強く求めると肩透かしになりやすい。
- 単巻での満足感より、続きがあってこそ広がりそうな構成。
テンポ・読後感
- 全体は軽めで、日常系に近い落ち着いたテンポ。
- 序盤は仮入部までの流れと部員紹介が中心で、動きは少なめ。
- 登山パートは丁寧だが、派手な展開よりも空気感を味わうタイプ。
- 読後感は爽やかで、ほんわかした青春の余韻が残る。
- 物足りなさを感じつつも、静かに好印象が残る読後感。
キャラクターへの評価
- 之々星縁は、登山への熱量がまっすぐで、物語の軸として印象が強い。
- 冬馬は恋と部活の間で流されつつも、少しずつ登山に惹かれていく。
- マリ部長はからかい役として存在感があり、言葉が印象に残る。
- ガブリエッラ先輩や筋肉系の先輩など、脇役までキャラが濃くて賑やか。
- 先輩たちは頼もしさと変わり者感が同居していて、部活ものらしい面白さがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
少年は(山に)恋する少女に恋をした。
登山に青春をささげるあまり、恋愛を知らずにいる少女たち。 そんな女の子・乃々星縁に恋をした冬峰冬馬は、高校入学を機に彼女に決死の告白を。 しかし、運悪く「登山が好きだ」と勘違いされ、あげくの果てに登山部の部長に現場を見られて、未知の登山部へと強制入部することに!?
登山部に所属する個性的な先輩たちに振りまわされながらも、登山について学び始める冬馬と縁。 部活の仲間にはなれたものの、恋の進行は鈍行運転。 とはいえ冬馬も縁と共に、次第と登山そのものに惹かれるようになっていく。
「登山部って、普段何をしてるの?」 「登山にジャージが適さない?」 「キャンプの定番、カレーは山頂での食事には向いてない?」
初めての知識や経験の数々。 冬馬は縁と過ごせる一緒の時間が嬉しいだけでなく、いま、ここでしか味わえない、先輩や仲間との青春の良さも感じたりして――。
山に恋するあまり恋愛感性ゼロの山ガールに、果たして冬馬の思いは届くのか!? 青春の坂道を駆け上がる、登山部ラブコメ一合目。
『世界の終わりの世界録』などで活躍中の実力派・細音啓が、青春小説に初挑戦!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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