『ふたりかくれんぼ』は、少女マキに導かれて「島」で目覚める体験を軸にしたホラー・ミステリ作品です。息を止めると現れるマキ、廃墟ばかりの島、そこに潜む異形の者たちという要素が、現実と異界の境目を曖昧にします。中心人物は、マキを追う「ボク」と、その謎を追うホラー作家・宮部七徒です。物語は、島での反復的な遭遇と探索を通じて、マキの存在や「ボク」の正体に近づいていく構成です。シリーズは現時点で1巻構成で、続編・外伝・短編の情報はありません。マキと島の関係、そして反復する体験の意味が物語の軸になります。シリーズ全体としては、閉じた舞台の中で異形と記憶の手がかりをたどる形で展開します。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 島や廃墟を舞台にした閉鎖空間の物語が気になる人 - ホラーとミステリーが重なる構成を読みたい人 - 反復構造や異界の仕組みがある作品を探している人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 夢と現実が入り混じる島の不穏な空気が強く、廃墟や異形の存在が印象に残る。
  • 何度も死に戻る展開がスリラーとして効いていて、先が気になってページを進めやすい。
  • ホラー作家の取材パートが並走し、島の事件や宗教の謎が少しずつつながっていく構成が面白い。
  • 文章や視点の違和感が仕掛けになっていて、読み終えたあとに納得感や再読欲が出る。
  • スプラッター描写はエグさがありつつ、全体ではミステリ寄りの読み味もある。

こんな人におすすめ

  • ホラーゲームのような雰囲気や、謎解き感のある怪異譚が好きな人。
  • グロめの惨殺描写や不穏なデッドエンド展開を楽しめる人。
  • 断片的な違和感を拾いながら読むタイプの作品が合う人。
  • 短めのページ数でも濃い恐怖感を求める人。
  • 読後にもう一度確かめたくなる仕掛けを好む人。

人を選ぶポイント

  • 文章や視点の切り替わりがやや複雑で、読みづらさを感じる場合がある。
  • スプラッター表現があるため、流血や惨殺描写が苦手だと厳しい。
  • 宗教や事件の掘り下げは期待ほど濃くないと感じる人もいる。
  • 結末の受け止め方は分かれやすく、すっきりしない印象を持つ場合がある。
  • ミステリ要素を強く期待すると、ホラー寄りの比重に物足りなさが出る。

テンポ・読後感

  • 冒頭から謎が多く、読み進めるほど不穏さが増していく。
  • 死に戻りと怪異の反復で、テンポは速めで引きが強い。
  • 島の閉塞感と廃墟感が終始まとわりつく。
  • 取材パートは比較的淡々としていて、少年パートの緊迫感と対照的。
  • 読後感は軽くなく、納得とざらつきが残る。

キャラクターへの評価

  • 少年と少女マキの関係が物語の中心で、救いたい気持ちと不穏さが同居する。
  • ホラー作家は事件の輪郭を追う役回りで、静かな観察者として機能する。
  • 島で出会う異形の存在はビジュアルの不気味さが強く、印象に残りやすい。
  • 中年の調査側パートは説明役として読みやすさを支える。
  • 登場人物の行動や持ち物、服装の変化に意味を探したくなる。

巻一覧

ふたりかくれんぼ
2021年7月 ISBN 9784576211107
この巻のあらすじ

【 創刊 二見ホラー×ミステリ文庫 】 毎月20日頃発売

少女・マキに導かれるまま「島」で目覚め異形の者に惨殺されるボク。 ──ボクの謎を追うホラー作家・宮部七徒は、おそろしい真実に近づいていく。

息を止めると目の前に現れる少女・マキ。彼女に誘われるまま、その手を握ると、廃墟ばかりの「島」で目覚めてしまう。 なぜか彼女を救わないといけないという強い責任感に駆られ、彼女の手を引くボク。 異形の者たちが潜む「島」を奔走するが、そのたびに異形の者たちに惨殺され、元の世界に戻されてしまう。 果たして、マキを救うことはできるのか──

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