『ブレイド&バスタード』は、迷宮で死体回収と蘇生が日常化したダークファンタジーシリーズ。記憶を失った冒険者イアルマスを中心に、壊滅したパーティの生き残りや駆け出しの魔術師、自由騎士などが、迷宮街《スケイル》とその地下迷宮を舞台に探索へ向かう。物語は、死と蘇生が隣り合う冒険の現場、仲間の組み替え、装備や手掛かりを求める行動を軸に進む。各巻では複数の人物の冒険が並行し、迷宮内外の出来事が少しずつ広がっていく。短編的な冒険譚を重ねながら、迷宮街の人間関係と探索の範囲が段階的に拡張される。続巻では、同じ迷宮世界を別の人物や状況から描く形で物語が展開する。続編・外伝・短編の区別は現時点の材料では明示されていない。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 迷宮やダンジョンの制度設計がある作品を追いたい人 - 冒険者社会やパーティ編成の変化に関心がある人 - 複数人物の探索行を並行して読むのが好きな人

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読者の声

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作品の魅力

  • 迷宮探索の殺伐さと、死体回収から始まる独特の冒険設定が強い。
  • ウィザードリィ由来の小ネタや用語が随所にあり、元ネタを知る読者ほど拾い読みが楽しい。
  • 少人数パーティの連携や、仲間が少しずつ増えていく過程が読みどころになっている。
  • 血なまぐさい世界なのに、保護者感のある主人公や仲間同士の温度で読み味がやわらぐ。
  • 短編集でも各話ごとに冒険の色が変わり、キャラ中心でも飽きにくい。

こんな人におすすめ

  • ダンジョン探索やRPG的な冒険譚が好きな人。
  • ウィザードリィ、古典的なダンジョンRPGの空気感を味わいたい人。
  • ハードめの世界観でも、仲間とのやり取りや成長を楽しみたい人。
  • 少人数パーティの工夫や、装備・呪文まわりの設定を追うのが好きな人。
  • 元ネタを拾いながら読むタイプのファンタジー読者。

人を選ぶポイント

  • ウィザードリィ前提のネタが多く、未経験だと分かりにくい箇所がある。
  • 文章や設定の説明がやや読みづらいと感じる人がいる。
  • 明るく華やかなラノベ冒険譚を期待すると、無機質で殺伐とした空気が強め。
  • 戦闘や探索は理不尽さがあり、軽快な無双展開は少ない。
  • 作品の魅力がキャラより世界観寄りなので、好みが分かれやすい。

テンポ・読後感

  • 迷宮潜りと回収作業の反復で、じわじわ進む重めのテンポ。
  • 1話ごとの冒険はまとまりがあり、短編集では読みやすさが出る。
  • 絶望感のある場面と、仲間の温かさや達成感が交互に来る。
  • RPGを遊んでいるような手触りで、地味さと高揚感が同居する。
  • 乾いた空気の中に、時折かなり熱い戦いが差し込まれる。

キャラクターへの評価

  • イアルマスは冷静で面倒見がよく、保護者役として見られやすい。
  • ガーベイジは無口で荒々しいのに、存在感が強く浪漫のある剣士として受け止められている。
  • ララジャは盗賊としての機転や成長が目立ち、巻が進むほど印象が濃くなる。
  • ベルカナンやオルレアのような新加入組が、物語の熱量を押し上げている。
  • 脇役も含めて面倒見のよさや癖の強さがあり、パーティの空気が立っている。

巻一覧

ブレイド&バスタード ー灰は暖かく、迷宮は仄暗いー
2022年12月 ISBN 9784434311017
この巻のあらすじ

ーー冒険の果てに、いつか魂さえ失うと(ロスト)したら? 「その時は、次の冒険者が上手くやるさ」

<あらすじ> 誰も足を踏み入れたことのない《迷宮(ダンジョン)》の奥で発見された、あるはずのない冒険者の死体ーー蘇生されたものの記憶を失った男イアルマスは、単独(ソロ)で《迷宮》に潜っては冒険者の死体を回収する日々を送っていた。 《蘇生》が成功しようが失敗して灰となろうが、頓着せず対価を求める姿を蔑みつつも一目置く冒険者たち。そんな彼の灰塗れの日常は、壊滅した徒党(パーティ)の唯一の生き残り「残飯(ガーベイジ)」と呼ばれる少女剣士との出会いを機に動き始める! 蝸牛くも×so-binが贈るダークファンタジー『ブレバス』登場!!

ブレイド&バスタード2 ―鉄骨の試練場、赤き死の竜―
2023年6月 ISBN 9784434318788
この巻のあらすじ

恐るべき強敵。強くなった自分たち。無謀な挑戦。 一番、冒険が面白い時だ。

<あらすじ> 「僕はーーあの赤い竜を、やっつけたい」 《迷宮(ダンジョン)》内でイアルマスたちが遺体を回収した大柄な少女は、ベルカナンと名乗った。駆け出しの魔術師である彼女は、浅階にいるはずのない火竜(ファイアードラゴン)に遭遇し一党(パーティ)ごと全滅したのだ。 迷宮を彷徨い続ける赤き死の脅威にベテラン勢さえ探索を躊躇する中、少女は前を向こうとするがーー。 「十中八九、竜に挑めばあの子たちは死ぬぞ?」 「冒険は、そういうものだ。そうでなきゃいけない」 試練に挑むガーベイジとララジャ。そして彼らを介添えするイアルマス。 鉄骨の迷宮を火炎が焦がす、ダークファンタジー『ブレバス』第二弾!

ブレイド&バスタード3 ―金剛石の騎士の帰還―
2023年12月 ISBN 9784434330131
この巻のあらすじ

古ぶるしき、鋭き刃。彼女だけの剣。 それは、伝説の帰還。

<あらすじ> 「お前、レーアの娘を探してるんだろ?」 イアルマスたちと冒険を続けながら、かつての知り合い、レーアの少女の死体を探し続けていたララジャ。そんな彼の前に、かつて所属していたクランの連中が現れる。ララジャは彼らの持っている手掛かりを得るため交換条件に応じ《迷宮》に単身で潜り始める。 一方、戦闘で愛用のだんびらを失い新しい得物を探していたガーベイジには、運命的な邂逅が待ち受けていた。 「お前が……そうなのか」 陰謀渦巻く《迷宮》に古の伝説が蘇る、ダークファンタジー『ブレバス』第三弾!

ブレイド&バスタード4 ―迷宮街冒険奇譚―
2024年7月 ISBN 9784434341243
この巻のあらすじ

新しい仲間、見知らぬ階層、隣り合わせの死。 初めての冒険。

<あらすじ> 「一人で潜るのか?」「ああ、俺の冒険だからな」 迷宮を抱える《スケイル》の街には、冒険者の数だけ冒険が存在する。 騎士団を抜け自由騎士となったセズマールが挑む初めての《迷宮》。 火竜との邂逅を生き延びた靴屋の息子が、寄せ集めのメンバーで挑む怪しげな仕事。クランの軛から解放されたオルレアは、新たな仲間たちと「初めての冒険」へと出かけ、そして黒衣の冒険者イアルマスはなにかを探し求めるように黙々と単独行での探索を繰り返していた。 迷宮街で紡がれる六つの冒険奇譚。ダークファンタジー『ブレバス』第四弾!

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