勇者が増えすぎた世界を舞台に、勇者専門学校を出たルディたちがシェアハウスで暮らしながら仕事探しやクエスト応募、バイト、宣伝活動に取り組む群像劇です。勇者は職業として細分化され、協会や事務所、食堂、ライブ、SNSなど現代的な仕組みの中で扱われます。中心人物は、家賃滞納に悩むルディと、まじめなナディーネをはじめとする同居勇者たちです。物語は、売れっ子勇者を目指す日常的な活動と、魔王復活や勇者協会、地下ダンジョンに関わる出来事へ広がっていきます。シリーズ全体では、勇者業界の事情とコーポ勇者の秘密が少しずつ掘り下げられます。5巻までの本編は同じ舞台と人物関係を軸に進みます。続編・外伝・短編の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 勇者が余り、仕事や名誉を奪い合う逆転発想が新鮮。
- シェアハウスの日常を軸にした、軽妙な会話劇とコメディが強い。
- RPGや異世界ブーム、芸能・広告ネタのパロディが効いている。
- だらっとした空気の中に伏線や不穏さが差し込まれ、先が気になる。
- キャラ同士の掛け合いと、ゆるいのに妙に生々しい生活感が印象に残る。
こんな人におすすめ
- シットコム寄りのラノベや、会話中心のコメディが好きな人。
- 異世界ものの定番をずらしたパロディを楽しみたい人。
- 勇者ものにシリアス一辺倒ではない軽さを求める人。
- 男女混成のわちゃわちゃした共同生活ものが好みの人。
- 伏線は気になるが、まずは気楽に読める作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 作品全体のノリがかなりゆるく、話の芯が見えにくいと感じやすい。
- ギャグやメタ要素が合わないと、面白さを拾いにくい。
- 序盤はキャラ紹介と状況説明が多めで、展開の速さは控えめ。
- ふわっとした印象や散発的な小ネタに物足りなさを覚える場合がある。
- 先の不穏な仕掛けはあるが、すぐに大きく動くタイプではない。
テンポ・読後感
- 全体は軽快で、ゆるい日常コメディの手触りが強い。
- シットコム的に、固定メンバーの掛け合いでテンポよく進。
- 真面目な場面もコメディに寄せて処理し、重さを引きずりにくい。
- まったりした空気の中に、急に伏線や不穏な振りが混ざる。
- 読後感は明るめだが、どこか切なさや世知辛さも残る。
キャラクターへの評価
- 主人公はややゲスさや下心が見える一方、勇者としての動きもできる。
- 仲間たちは一癖強く、残念さと愛嬌が同居している。
- ナディーネは可愛い、ルディとの距離感が気になる存在として目立つ。
- ドラゴンや賢者など、脇役のほうが妙にまともで印象に残る。
- 男性陣も女性陣も濃く、集団での掛け合いがキャラの魅力を押し上げている。
巻一覧
この巻のあらすじ
「勇者、勇者って、ただの無職じゃん!」
――時は、大勇者“あまり”時代。空前の勇者ブームで、勇者が増えすぎた世界。 勇者専門学校を卒業したひねくれ勇者のルディは、ほかの半熟勇者たちと一緒にシェアハウス生活を送っている。なぜか? お金がないからである。
ルディ「卒業したのに、なんの仕事もないじゃん! 期待の若手勇者として、ダンジョン冒険して中ボス的なの倒したりすると思ってたのに! 勇者って名乗ってるだけの無職じゃん! 家賃も滞納してるし!」 ナディーネ「いまは勇者があまってるからね……。私は家賃も払ってるし、バイトしてるから無職じゃないけど……」
ナディーネはきまじめ勇者。異世界系食堂“異民(いたみ)”でバイトをしている頑張り屋さん。ほかにも、アホ勇者のネネ、なまけ勇者のアーニャ、ヲタ勇者のヴォルフ、女ったらし勇者のクリストフが一緒に住んでいる。 彼らは日々、クエストオーディションに挑んで落ちたり、勇者飯をつくって一儲けを企んだり、アイドル勇者のライブに行ったり、クダを巻いて最近の勇者業界のグチを言ったりしている。 すべては、いつか売れっ子勇者になるために!
『人生』の川岸殴魚が放つ、いまどき☆リアル勇者ライフ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
売れない勇者、海に出る!
――時は、大勇者“あまり”時代。空前の勇者ブームで、勇者が増えすぎた世界。
コーポ勇者でシェアハウス生活をおくるルディたちは、相変わらず売れない日々を過ごしている。 売れるにはライバルが少ないところにいかなければ! いわゆるブルーオーシャン戦略! なまけ勇者・アーニャのブランディング戦略により、海に繰り出す一同。辿り着いた小島で待ち受けていたのは、あの超有名なモンスターで……!? 無限の可能性を秘めた大海洋で、ルディたちは名を上げることができるのか――!?
雑多な勇者ラノベ界において「もっとも自由」「せちがらユルい」「勇者とはいったい」と話題騒然!! いい意味で期待を裏切り続けるフリースタイル系シェアハウス勇者列伝、いざ大海原な第2巻!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
「バカの賢者って、おかしくないか?」
ある日ナディーネがひろってきたのは、バカっぽい自称賢者、ソニアだった。
「んとねー、えとねー、魔王復活を阻止するんだよー」
大勇者ブレイズの仲間だったというソニアの導きで、ルディたちは地味な世界救済活動に巻きこまれることに。
一方、ネネとヴォルフはエリたんとの戦いが認められて事務所付きになっていた! ねばねば勇者と相方のメガネとして、TVにも出始める。
「毎日、シースー、シースー、チャンネー、チャンネーだからねぇ」
調子に乗りまくるヴォルフ! 腹立たしくも焦るルディは、SNSも活用しつつ一発逆転を狙うのだが――?
ラックの種、パンツと爆薬、バーター野郎、古代遺跡におっぱい大好きゴーレム……。 シェアハウス系ゆるゆる勇者列伝、バカとロマンの第3巻!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
「自由闊達にタンスを漁る。それが勇者だ」。
ルディ=シュミットは、家賃滞納者である。ある意味、勇者である。
「まさに事故としか言いようがないな……」 仕事がなければお金は手に入らず、「自分なりの勇者スタイル」に悩み、さらに働く意欲を失う。 そんな不幸な事故(?)で家賃滞納勇者となったルディは、あてもなく街をうろつく日々である。コーポ勇者の鬼大家さんから逃げているのだ。
ある日、ルディは自称「古き良き時代の勇者」ロットと出会う。 勢いで弟子入りするルディだったが、ロットは知らない人の家に入り込んでタンスやクローゼットをあさりだす。
「ちっ、しけてやがる。壺でも割って帰るか……」
こいつ、もしかして古き“悪き”勇者なんじゃ……。 前途多難なルディは、「自分なりの勇者スタイル」を見つけることができるのか?
せちがら系勇者列伝、古きに学ぶ第4巻!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
ついにコーポ勇者の秘密が明らかに!?
再びルディたちの前に現れた、ロリ賢者ソニア。 コーポ勇者の地下に拡がるダンジョンを調べ出すのだが、そんなソニアを狙う刺客たちが現れ――? 「……おい、バカ賢者。この刺客、どう見ても勇者協会の人じゃね?」 「あー、わかんないけど、絶対に協会の人だねー」 ソニアに巻きこまれ、勇者協会と敵対してしまうルディたち。 いい感じに口利きしてもらうはずが、逆に干されてしまった! どうやら勇者協会は、魔王復活にまつわるソニアの研究を止めたいらしいのだが……? 激安アパートに秘められた謎が解かれるとき、世界の真実が明かされる!
最強すぎる大家さんも大活躍な社会派風(ウソ)勇者列伝、第5巻。 ここに堂々暴露!!!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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