封仙娘娘追宝録
- 著者
- ろくごまるに
- イラスト
- ひさいちよしき
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1995-2009
- 巻数
- 16巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
仙界の道具「宝貝(ぱおぺい)」が地上に散らばったことで起こる騒動を追う中華風ファンタジーシリーズ。仙術を封じられた元仙人の和穂が、剣の宝貝・殷雷とともに各地を巡り、欠陥宝貝の回収とその影響で起きる事件に向き合う。物語は、道具の回収を軸に、道士や宝貝使い、村や組織との対立へ広がっていく。シリーズ本編のほか、前日譚にあたる巻や関連巻も含まれ、和穂と殷雷の旅と宝貝をめぐる事情が段階的に描かれる。続編・外伝の明示はないが、関連巻として本編以外の巻がまとまっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 仙人の宝貝回収を軸にした中華ファンタジーで、発想の大きさと設定の作り込みが強い。
- どう考えても不利な状況から、知恵と工夫で逆転していく駆け引きが熱い。
- 仙術や宝貝の理屈が独特で、SFっぽい発想やパラドックスの組み込みが面白い。
- 短編も本編も、ひねりの効いたオチや伏線回収が気持ちいい。
- 文章のテンポがよく、軽さと重厚さが同居していて読み進めやすい。
こんな人におすすめ
- 中華ファンタジーや古典的なラノベの空気が好きな人。
- 逆境からの頭脳戦、駆け引き、戦略ものを楽しみたい人。
- 伏線回収や設定の整合性をじっくり味わいたい人。
- シリアス一辺倒ではなく、会話やノリの軽さも欲しい人。
- 懐かしさのある90年代ラノベを再読したい人。
人を選ぶポイント
- 巻によっては説明や設定が多く、すぐに全体像をつかみにくい。
- かなり不利な展開や重めの流れが続く場面がある。
- 物語の結末や関係の整理に切なさが残る巻もある。
- 短編集は本編より軽めで、雰囲気の差を感じることがある。
- 古い作品らしい絵柄やノリは好みが分かれやすい。
テンポ・読後感
- 会話は軽快で、読み口はするすると進。
- ただし展開は意外と重く、じわじわ追い詰められる緊張感がある。
- 逆転の瞬間までの溜めが長めで、そこが盛り上がりにつながる。
- 短編はあっさりめ、本編はじっくりめで緩急がある。
- しみじみした余韻と、頭を使う面白さが同居している。
キャラクターへの評価
- 和穂はひよっこ感や不器用さが目立つが、成長の手応えがある。
- 殷雷は実力も存在感も大きく、情の深さやツンデレ気質が印象に残る。
- 龍華、鏡閃、静嵐などは物語を動かす要として強く記憶に残りやすい。
- 脇役や宝貝にも役割があり、道化に見える人物まで印象が変わる。
- キャラ同士の関係性や掛け合いで、再読時に見え方が変わる。
巻一覧
この巻のあらすじ
道士である和穂は、仙人への昇格試験を受けていた。課題はひょうたんの形をした神秘の道具“宝貝(ぱおぺい)”の中に龍を生け捕る事。課題を達成し新米仙人となった和穂だが、その先には予想もつかない艱難辛苦が待ち受けていた!
この巻のあらすじ
地上に飛び散った仙界の道具“宝貝(ぱおぺい)”を回収するため、人間界に降りた和穂と剣の宝貝・殷雷(いんらい)。雨乞い専門の道士「雨師」を追跡中、快晴だった天気が、どんな夕立よりも早く嵐に変わる――対決は目前に迫っていた!
この巻のあらすじ
和穂と殷雷は、地図を頼りに宝貝反応がある村を目指していたが、その場所には大きな湖があるばかり。ふたりが湖に近づくと湖水が泥へと変わり、そこから現れた手が和穂の足首を掴む! このピンチを切り抜けられるのか? そして村の行方は!?
この巻のあらすじ
索具輪を使って宝貝を探していたところ奇妙な現象に気がついた。ある場所に宝貝が集まり、しかもそれが壊されていく! そこへと向かった和穂と殷雷の前に、ひとりの娘が現れる。娘も同じ場所を目指しているのだが、はたして彼女は敵か味方か!?
この巻のあらすじ
宝貝回収の旅を続ける和穂と殷雷は、宝貝使いに命を狙われている老婆・栄秋と出会う。彼女が持つ宝貝・綜現はいつもドジばかりだが、使用者である栄秋を守りたいという。役立たずの宝貝は、無事に栄秋を守りきれるのか!?
この巻のあらすじ
妖怪が大量に出現したり、村人全員が酔っぱらいだったりするのは、すべて地上に飛び散った仙界の道具、欠陥宝貝(ぱおぺい)のせいなのだ――。宝貝を回収するため仙術を封じられた元仙人の和穂と、お供で欠陥宝貝の殷雷刀に今日も騒動が待ち受ける!
この巻のあらすじ
勇吾と名乗る少年が宝貝をよこせとすごむが、和穂は子供の言う事だと取り合わない。殷雷は勇吾に必殺の一撃を繰り出すが、勇吾の鉄扇がその攻撃を受け止める!! 勇吾も宝貝使いなのか!? 和穂と殷雷に危険が迫る――!
この巻のあらすじ
和穂と殷雷は、欠陥宝貝の恵潤刀や塁摩杵と食堂で鍋をつついていた。そんな楽しい団らんのなか、ひとりの男が意味不明の叫び声をあげ殷雷に殴りかかる。苦もなく取り押さえられた男は、この世にいるはずのない妖怪に操られていた!
この巻のあらすじ
いつもの鋭い眼光が消え、長い黒髪をかきむしり絶叫する殷雷に、和穂は不安を募らせる。どうやら地上に飛び散った神秘の道具、欠陥宝貝が近くに迫っているらしい。しかし殷雷をここまで慌てさせるとは、なんの宝貝なのか……。
この巻のあらすじ
「殷雷刀、お前をへし折る!!」漆黒の暗中、手首に枷をかけられ吊られている轟武剣は、龍華と殷雷に復讐を誓う。そのころ、殷雷の身体にはある異変が訪れていた……。和穂の宝貝回収を妨げる組織“九天象”の正体とは?
すべての巻を見る(全16巻)
この巻のあらすじ
村長決定武道大会に盛り上がる闘技場。大会は決勝戦、和穂と現村長の一騎打ちを残すのみ。殷雷刀を構える和穂だが、ちょっと相手の様子がおかしい……? 旅の途中、和穂たちがやむなく参加することになった武道大会のゆくえは!?
この巻のあらすじ
朝ご飯の香りにみちた厨房で、和穂は眠い目をこする。今日もごく普通の代わり映えしない一日が訪れるはずだ。友人と塾へ行き、買い物をして、そして、そして……あれ、殷雷って誰だっけ!? 弱い力しか持たない宝貝に和穂は窮地に追い込まれた!
この巻のあらすじ
「俺の身体はもう長くはもたない!」殷雷の突然の言葉に和穂は大きな衝撃を受ける。殷雷が壊れてしまう――? わずかな希望を求め砥石の宝貝がある村を目指す和穂に、彼女を狙う鏡閃の影が確実に迫る!
この巻のあらすじ
「ついに七百二十六個の宝貝が回収できたんだね」和穂の声は震えていた。己の不手際のせいで地上にばらまいてしまった宝貝回収の旅に終着点が!? それなのに、いっこうに仙界への道など現れる気配がない……。この状況はいったい何!?
この巻のあらすじ
冥府の獄卒を前に和穂は居心地が悪そうに答えた――「えぇと……あなた誰でしたっけ?」。一方、轟武と殷雷たちが闘った地に梨乱たちが到着すると、そこには和穂の亡骸と宝貝の残骸が散っていた。悲しむ梨乱は殷雷刀の打ち直しを決意するが……。
この巻のあらすじ
梨乱の手によって打ち直された殷雷刀は髪の毛や肌などすべてが白銀に輝き、その瞳には狂暴さがむきだしになっていた。殷雷の復活は完全ではなかったのか!? そして龍華に焼かれ墜落していった和穂の運命は!? 今すべての謎が明らかに!!
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