ゴー・ウエスト 天竺漫遊記 三蔵法師天竺へ
- 著者
- 流星香
- イラスト
- 北山真理
- レーベル
- X文庫ホワイトハート
- 刊行年
- 1999-2000
- 巻数
- 5巻
- アニメ化
- —
本作は、玄奘三蔵が唐から天竺へ向かう道のりを追う、中国風の伝説冒険シリーズである。舞台には果級妖怪や妖怪大王が存在し、経典を手に入れることが妖怪を退ける手段として語られる。三蔵は鄲霞禅師に遣わされた少年僧として登場し、重い使命を負いながらも自分の足で旅を進める。物語は、唐を出発した直後の動きから、各地で起こる遭遇や騒動へと広がっていく。唐、天竺、西梁女人国といった地名が順に現れ、土地ごとの事情と妖怪の存在が旅の途中に差し込まれることで、求法の目的と巡遊の過程が結びつく。世界設定は宗教的な経典探しと妖怪退治を同じ線上に置き、移動そのものが物語の骨組みになっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 昔話を語るような文体で進み、物語を読んでいる感覚を味わいやすい。
- 三蔵法師がかわいらしく描かれ、悟空の健気さやかっこよさが印象に残る。
- 設定にひと工夫があり、なじみのある題材でも新鮮に読める。
- さらっと読めるのに、最後まで勢いよく楽しめる。
- 語り口の作品としてハマると一気に引き込まれる。
こんな人におすすめ
- 西遊記モチーフや天竺行きの物語が好きな人。
- 童話・昔話風の語り口を楽しみたい人。
- 三蔵や悟空のキャラクター性を重視して読む人。
- 変化球のある伝奇・ファンタジーを気軽に読みたい人。
人を選ぶポイント
- 文体の「〜でした」調が最初は少し引っかかる。
- 展開の終わり方がやや急に感じられる。
- じっくり積み上げるタイプより、語りの勢いで進む読後感。
- 既存の西遊記イメージを強く期待すると、設定の違いに戸惑う可能性がある。
テンポ・読後感
- 語り口調でテンポよく進み、昔話を聞くような読み味。
- 中盤以降は文体に慣れて、するすると読める。
- 全体として軽快で、勢いのある完走感がある。
- 終盤はやや駆け足に感じるが、読後の満足感は残る。
キャラクターへの評価
- 三蔵法師がかわいく、親しみやすい。
- 悟空が健気で、場面によってはかっこよさも立つ。
- キャラクターの魅力が物語の読みやすさを支えている。
- 主要人物の印象がはっきりしていて覚えやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
伝説世界を疾走する中国風冒険活劇開幕!! 経典をもとめ唐を旅立つ三蔵法師の秘密とは!? 果級妖怪を滅するありがたいお経を求め唐を旅立つ三蔵様。「望月の約束ごと」を秘めた彼の行く手に持つものは!? 世界中を果級妖怪と呼ばれる妖しきものが跳梁跋扈していた時世のお話でございます。唐の国は金山時(きんざんじ)の鄲霞禅師(たんかぜんじ)様は、これらの妖怪を滅するありがたい経典をいただくため、1人の少年僧を天竺へと遣わされました。少年僧の名は、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)──三蔵法師様。唯我独尊タイプの三蔵様は、重責もなんのその、嬉々として唐を出立されますが──!?広大な世界を舞台に少年たちが駆けめぐる、中国風ヒロイック・ファンタジー開幕!!
この巻のあらすじ
やんちゃな三蔵を悩ます最悪の危機到来!!伝説世界を疾走する中国風冒険活劇第4幕!! 三蔵様を阻みますいくつもの妖怪大王は、牛魔王と呼ばれます、強大な力の妖怪魔王を長としているようでございます。が、そのようなことなどご存じありません三蔵様は、西梁女人国(せいりょうにょにんこく)という地で最大最悪の窮地を迎えられておりました。なんと、お腹にお子を宿されてしまわれたのでございます。今は男性でいらっしゃる三蔵様が、なぜ……!?広大な世界を舞台に少年たちが駆けめぐる中国風ヒロイック・ファンタジー第4幕!!
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