超能力に目覚めた佐護杵光が、世界の闇と戦うはずの秘密結社を自分で立ち上げる物語。舞台は現代日本で、日常の中に超能力、異能者、異世界から来た人物が入り込む構成になっている。中心人物は、平和すぎる状況に逆ギレして結社「天照」を作る佐護と、副官の鏑木栞、後から加わる仲間たち。物語は、実際には脅威が現れない中で、佐護が自作自演の事件や計画を組み立てていく流れで進む。シリーズ全体では、秘密結社の運営、メンバー追加、外部から来た人物とのやり取りを軸に、現代異能コメディとして広がっていく。2巻では異世界出身の人物が加わり、結社まわりの騒動がさらに拡張される。1巻と2巻は同じ結社を中心にした連作としてまとまっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 超能力を起点に、秘密結社づくりや敵役の演出まで自分たちで回していく発想が新鮮。
- 中二病を大人になっても全力で引きずる、開き直ったノリが痛快。
- 仕掛け側と巻き込まれる側の両方を描くことで、ただのギャグに終わらない構成がある。
- 鏑木さんをはじめ、アクの強い仲間たちの掛け合いが作品の勢いを支えている。
- ネーミングや小ネタの飛ばし方に独特のセンスがあり、笑いどころが多い。
こんな人におすすめ
- 非日常やバトルの「お膳立て」そのものを楽しみたい人。
- 中二病ネタやマッチポンプ系のコメディが好きな人。
- 現代舞台のラノベで、超能力の使い方や検証の過程を見たい人。
- 仕掛け人側の視点と、周囲から見た視点のズレを面白がれる人。
- 「陰の実力者になりたくて」系の自作自演・ごっこ遊びが刺さる人。
人を選ぶポイント
- 序盤は能力の鍛錬や状況説明が続き、動きが遅く感じやすい。
- 派手な事件を期待すると、意図的な自作自演中心の展開に好みが分かれる。
- ひたすらマッチポンプ感が続くため、単調に映る人もいる。
- 非日常の“本物感”より、作り物を作り込む面白さが主軸。
- 途中までのテンポや導入の長さで離脱しやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽妙で読みやすく、勢いで押すコメディ色が強い。
- 序盤はやや地味で淡々と進むが、協力者が揃ってから一気に面白さが増す。
- 仕掛けが回り始めると、笑いとワクワクが同時に来る疾走感がある。
- ふざけたノリの中に、設定や構成の作り込みが見える。
- ぶっ飛んだ展開でも、どこか現実感のある着地が残る。
キャラクターへの評価
- 佐護は優秀なのに発想が極端で、非日常への執着が強い主人公として印象が濃い。
- 鏑木は有能で行動力があり、相棒役として物語を前に進める存在感がある。
- 中学生組は巻き込まれ役として機能し、青春感やすれ違いの面白さを生んでいる。
- 女性キャラは可愛さや美人さだけでなく、変な方向に強い個性が立っている。
- マスコットや脇役まで含めて、全体的にアクの強い顔ぶれが揃っている。
巻一覧
この巻のあらすじ
ある日突然、超能力に目覚めた佐護杵光(さごきねみつ)。 そしてその力を狙う悪の組織が、突如彼の前に現れ――なかった。隣の家の幼馴染が実は退魔師の子孫だと発覚し――なかった! 謎の美少女が転入し――なかった!! 平和過ぎる日常に逆ギレした佐護は、自分自身が秘密結社になる事を決意する。 日本中を探して見つけた有能美女・鏑木栞(かぶらぎしおり)を副官に引き入れ秘密結社「天照」を創設、資金調達事業も成功。 蓮見燈華(はすみとうか)、高橋翔太(たかはししょうた)という新メンバーも加えたところ、ついに世界を滅ぼす魔王が現れ――なかった! そこで佐護は、とある計画を思いつくことになり……? ひとりの最強能力者が紡ぐ、圧倒的マッチポンプギャグコメディ、開幕!!
この巻のあらすじ
平和すぎる日常に逆ギレし、秘密結社「天照」を創設した佐護杵光。超水球事件(マッチポンプ)を成功させ、充実した毎日を送る佐護のもとにある人物が現れる。 その人物とはロナリア・リナリア・ババァニャン(905歳)。 彼女は、魔王が絶滅危惧種に指定され、手厚く保護されている自身の世界を退屈だと断じ、佐護の世界へとやって来た異世界人であった。 しかしながら期待とは裏腹に、魔王は存在せず。 巻き起こる「世界の闇」に纏わる事件はすべて、佐護の自作自演。 そしてついにババァニャンは、ある計画の実行を企てることになり……? 最強の超能力者が紡ぐ、圧倒的マッチポンプギャグコメディ、第2幕!!
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