『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』は、勇者パーティーを外れた剣士レッドが、辺境の町ゾルタンで薬草屋を開き、元お姫様のリットと暮らすファンタジーシリーズ。加護で役割が定まる世界で、レッドは妹ルーティや暗殺者ティセ、新たな勇者ヴァンらと関わりながら、店の営みと旅、戦い、各地の思惑を行き来する。聖方教会、勇者管理局、魔王軍、大国同士の対立が背景にあり、辺境の小さな生活圏から海、島、遺跡へと舞台が広がる。日常の食事や温泉、季節の変化と、加護や勇者の制度に関わる問題が同じ物語の中で並び、レッドを軸にした人間関係がシリーズ全体をつないでいく。
構造レビュー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 辺境の町ゾルタンでの薬屋営業や食事・温泉など、のんびりした日常描写と、元勇者パーティー周辺の動きが交差する構成が読み味を生んでいる。
- 主人公レッドの人当たりの良さや、高能力ながら鼻につかない落ち着きが好印象だ。
- レッドとリットの初々しく甘い関係性や、新婚のようなイチャイチャがほっこりできる見どころだ。
- 「加護」という設定が、生まれ持った役割や呪縛のメタファーとして重みを持ち、自分らしく生きるテーマにつながると評価されることが多い。
- 追放ものでありながら、元仲間の多くがレッドの有能さを理解している点が、よくある敵対展開より読みやすいとされる。
こんな人におすすめ
- 辺境でのスローライフや、日常と非日常が混ざるファンタジーが好きな人。
- 追放・脱退系の物語で、主人公が地に足のついた魅力を持つ作品を探している人。
- 恋人同士の温かい関係や、ツンデレから距離が縮む恋愛要素にときめきたい人。
- 加護・役割・宿命といった設定を通じて、キャラクターの生き方を考えたい人。
- バトルやシリアス展開もあるが、全体としては癒しと熱さのバランスを楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- タイトル通りの「のんびりスローライフだけ」ではなく、事件や戦闘、不穏な展開が入る巻も多い。
- 物語が進むほどスケールが大きくなり、日常パートとのバランスが気になると感じる読者もいる。
- 賢者アレスの描写が滑稽すぎて不快・イライラする。
- 過去エピソードを挟むなど、テンポがゆったり感じる場面がある。
- 複数の女性キャラクターが関わる要素はあるが、ハーレム色は強くない一方、恋愛以外の関係性にも目が向く。
テンポ・読後感
- 平穏な日常と、勇者側・街の騒動といった不穏さが表裏のように並走する読み味だ。
- 甘々な恋人描写やほっこりする場面のあとに、緊張感のある展開が続くなど、温かさと冷たさが交互に来る印象を持つ読者が多い。
- 序盤は辺境生活の立ち上がりと関係性の深まりが中心で、中盤以降は守るべき日常を理由に動き出す場面が増える傾向だ。
- シリアスになりすぎず、みんなで力を合わせる絆描写で安心感を保つ一方、次の展開への期待や不安も残る。
- 全体としては読み応えのある長編ファンタジーとして、巻を追うほど世界観の厚みが感じられる。
キャラクターへの評価
- レッド:影から支える導き手としてカッコよく、鈍感主人公ではない点が好感を持たれやすい。
- リット:元ツンデレから素直になった不器用さや、レッドとの相性の良さが評価されやすい。
- ルーティ:兄想いの勇者として加護に縛られた苦しさと、成長・解放への変化が sympathize されやすい。
- ヤランドララ:義理堅く、友人の幸せを願うお姉さん的存在として楽しい。
- ティセ:素朴で一般人っぽい可愛さや、日常パートでの存在感が好かれる。
- アレス:有能さへの理解はあるが、賢者としての振る舞いが滑稽・無能すぎて引く。
巻一覧
この巻のあらすじ
「君は真の仲間ではないーー」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。「はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが……「私もこのお店で働いていいかな? 住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!? 追い出された英雄は第2の人生で報われるーー。お姫様との幸せいっぱいな辺境スローライフ開幕!!
レッドとリットの出会い、そして二人の新たなスローライフを描いた大ボリューム45000字の【書き下ろしエピソード】を新規収録!「小説家になろう」四半期累計総合1位の超ヒット本命作が、大幅加筆にて遂に文庫化!!
【キャラクター】 ・レッド……勇者パーティーを追い出され、辺境でスローライフをすることに。数多くの武功をあげており、勇者を除けば人類最強クラスの剣士。 ・リット……ロガーヴィア公国のお姫様。色々あってレッドの店に押しかけ一緒に暮らす。ツン期の終わった元ツンデレ。 ・ルーティ……人類最強の加護『勇者』をその身に宿すレッドの妹。昔はお兄ちゃん子でいつもレッドの後をついて回っていた。 ・アレス……『賢者』の加護を持つ人類最高峰の魔法使い。レッドをパーティーから追い出した張本人。
この巻のあらすじ
追い出された英雄・レッドは、魔王軍との戦線を離れ辺境の地で薬師として幸せな新生活を営んでいた。「薬屋って案外、暇なのなー」「それじゃあ仕事のことは忘れて、のんびり遊びましょ!」そんなリットの提案から、二人は店に本日休業の札をかけ走竜に乗り川辺でデートをする事にーー。「ね、早く泳ご!」水着姿のお姫様との甘い時間は英雄の心を潤していく。 一方、レッドの離脱により混乱する勇者達は遺跡に遺された先代魔王の飛空艇をめぐり更なる激戦地へと向かうのだが……!? 世界に何があっても、2人の幸せな時間は揺るがないーー。追われた英雄による大人気スローライフ・ファンタジー第2幕!!
この巻のあらすじ
温暖な地域である辺境ゾルタンにも、冬の寒波がやってきた。「寒い日だからこそ来たくなるような薬でもあればいいのに」リットのそんな提案から、レッドはかつての冒険で得た知識を駆使し新商品の開発に取りかかる。やがて、ゾルタンでは珍しい雪が降り始め、夜の森で雪を眺める二人は肌を寄せ合い暖め合うーー「あなたの身体ってあったかいねえ」愛しい人と温もりを分かち合う二人の生活は幸せいっぱい。 一方、"勇者の加護"による衝動から解き放たれる為、ルーティは暗殺者ティセと共に辺境の地・ゾルタンへと向かうのだが・・・・・・!? WEB発大ヒット作、3万字超大幅加筆による新規書き下ろしエピソードを収録。加護によって引き離された兄妹、二人の運命が交錯する第3弾!!
この巻のあらすじ
勇者のパーティーから離脱したルーティを追い求め、辺境ゾルダンの遺跡に人類最強の英雄達が集結する。 卑劣な策略を巡らせ自らの野心の為にルーティを連れ戻そうとする『賢者』アレスと、妹の身を案じる『導き手』レッドの再会は遂に全面対決へと発展し!? 世界を救う役割を強制された『勇者』である事を拒み、兄を愛し一人のルーティとして生きていく事を決意した少女による戦いの結末や如何に。 「お兄ちゃん、私……こんなに幸せになっていいのかなーー」 宿命を背負う妹と役割から外れる事を選んだ兄。世界の運命を担った兄妹の、新たなるスローライフがはじまるーー。
この巻のあらすじ
賢者アレスの強襲を退けたレッドは、最愛の妹ルーティ、そしてその親友であるティセと共に幸せな日常を過ごしていた。 闘いの果てに生涯の愛を誓い合ったリットへ最高の宝石を贈ろうと決意したレッドは“世界の果ての壁”に向かったのだが、その旅の道中でかつての仲間と再会して!? 「ねぇ、私とあなたが恋人になった可能性ーーあったと思う?」 美しきハイエルフや仲間達との宝石を巡る冒険の旅。そして愛する人と絶景を眺めながらの美味しい食事、ゆったり温泉へと浸かる至福のひとときがここに。 完全書き下ろしで綴られる超人気スローライフ・ファンタジー、待望の新章開幕!
この巻のあらすじ
ヤランドララとの再会に喜んだのも束の間、謎の老婆ミストームに関わる因縁から大国の軍船、最強アサシンの襲来とゾルタンは未曾有の危機に直面する。 だが、襲撃者達は知らない。この地には世界最高峰の勇者達がいることをーー。 卓越した英雄の力を発揮するレッドとルーティ、伝説の暗殺者と対峙するティセ、更にリットは加護の力で狼の知覚能力を宿らせて!? 「ほら、せっかくの機会だし狼リットちゃんに触れてみない?たまにはイチャイチャしましょ!」 騒乱巻き起こる辺境の地。しかし、決して侵されることのない二人の幸福は続いていく。 冬の夜、月光降り注ぐ大地の下でのんびり過ごす第6弾!
この巻のあらすじ
人類が魔王軍と激戦を繰り広げている最中、最前線から遠く離れた辺境の地に緊張が走る。 大国ヴェロニア王国からの宣戦布告、そして開戦。 かつて一度は戦場から離れることを選んだレッドであったが、最大の危機を迎えたゾルタンと愛する人々を守るため再び剣を取り戦場を駆ける! ーーそして、流れ着いた一騎当千の英雄達が暗雲立ち込めるその先に見たものとは!?
「ふふっ幸せだなぁ、私って本当に幸せなの。こうしてレッドと一緒に雨の中を歩いて、綺麗な景色を見れるなんて」
雨はやみレッドとリットの日常に再び穏やかな陽射しが降り注ぐーー。 超大幅加筆で贈る大人気スローライフ・ファンタジー、第7弾!
この巻のあらすじ
生まれながらにして圧倒的高レベルの剣士、ギデオン・ラグナソンは『勇者』の兄だ。 いつの日か人類を救うであろう妹を守り抜く為、研鑽を重ねる日々を過ごしていた。 そして、遂に災禍の日は訪れる。兄妹の故郷は魔王軍に強襲されるのだが、今や並ぶ者がいない程の騎士へと成長していたギデオンは村人達を鼓舞する為、妹ルーティが宿命の勇者であることを明かす。 「俺達は『勇者』の軍だ! ならば仇に向けるのは、恐怖ではない。応報の怒りであるべきだ!」 剣戟に舞う天才騎士と勇者の力に目覚めた少女の運命が今、静かに動き出すーー。 のちに人類希望の双翼と謳われる兄妹、"旅立ち"と"はじまり"の物語。
この巻のあらすじ
「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」 唯一にして世界最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。 無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。 一方、レッド達は聖方教会がゾルタンに座礁している魔王の船を回収しようと接近している事を知り警戒を厳にする。 「ねぇ……たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない? 勇者ヴァンがいなくなるまで遠くでのんびりしようよ」 新たなる勇者との衝突を避ける為、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにするのだが!?
すべての巻を見る(全17巻)
この巻のあらすじ
『勇者』ヴァンを退けることに成功し、つかの間の平和な日常が戻って来たゾルタン。 しかし、ヴァンは自分を倒した先代『勇者』ルーティを討つことに並外れた執着と異常なまでの執念を燃やしていて……!? その姿を目にしたレッドは、妹との平穏な日々を守るため、そして『導き手』として新たな勇者の道を正すため奔走する。 「お兄ちゃん、お疲れさま。いつも頑張ってるんだから、今日は私にまかせてのんびり過ごそうよ」 薬草農園で流れる悠然とした時間、妹と過ごすおだやかな日々に透き通る風が吹き抜けるーー。 幸せ溢れるスローライフ・ファンタジー第9弾!
この巻のあらすじ
「おはようレッド、今日も楽しい一日にしようね!」 数多なる激闘の末に平穏を勝ち取ったレッドは、リットとの幸せなスローライフを謳歌していた。 一方で『勇者』とは何か、己が何者であるか苦慮するヴァンの姿に、かつての妹の姿を重ねたレッドはある一つの決断を下すーー。 「これから旅立つ勇者ヴァンに対して、俺がこのゾルタンでできることはやらないとな」 大いなる使命を背負った少年の為に、再びレッドは『導き手』としての役割を果たすべく立ち上がる。 向かうは古代遺跡の最深部、勇者管理局で明かされた『加護』の真実とは!?
この巻のあらすじ
『勇者』ヴァンを巡る騒動も一段落して、平穏を取り戻したゾルタンは夏真っ盛り。しかし、レッドの脳裏では、リュブが告げたタンタの加護についての予言が燻っていたーー。 『枢機卿』という大いなる加護を前に、『導き手』としてできることに思いを巡らせるーーものの、真夏のゾルタンのうだるような暑さは、ゆっくり思案するには厳しすぎて……。
「お兄ちゃん、夏休みに南の島へバカンスに行こうよ!」
眩しい太陽に煌めくビーチ、夜には満天の星の下でバーベキュー。皆揃って一夏のスローライフ・バケーションへ!
この巻のあらすじ
「大陸を一周できるくらいの船を造りたいの」 のどかな朝の時間に、唐突にそう切り出したヤランドララ。どうやら、南の島でのバカンスに刺激を受けて、船造りに挑戦したくなったらしい。一度思い立ったら止まることを知らない好奇心旺盛なハイエルフに連れられて、かつてルーティが沈めた最新鋭のガレオン船の見学にきたレッドたち。 「ということでダイビングね! 今日も夏を楽しみましょう!」 白い雲が流れる空の下、うららかな航海日和を満喫。そんな一行の前に、ヒスイ王国からの漂流船が現れてーー!? 大人気スローライフ・ファンタジー、新展開の第12弾!
この巻のあらすじ
ある日、大陸中に衝撃的な一報が駆け巡った。勇者ヴァン一行が魔王軍を打ち倒し、長きにわたった戦争に人類が勝利したのだった。--そんな吉報も辺境の地ゾルタンにはまだ届かず、すっかり秋の色に染まったのどかなこの街は、収穫祭が近づき活気づいていた。 レッドとリットが二人で出店準備を進めていたところ、どうやら葉牡丹やルーティ達もお店を出すそうでーー。 「じゃあさ! 私達の店は3店並べて出そうよ!」 協力すれば楽しい時間もひとしお。みんな一緒に準備開始!秋の夜長も幸せいっぱいのスローライフ!
この巻のあらすじ
終戦後のレッド達の正体を巡る騒動も、懐の広いゾルタンでは大きな問題にならず、いっそう平和な冬を迎えていたある日、ヤランドララから帰港の便りが届いた。 それは、"彼女が帰ってきてから結婚式を行う"という約束を果たす日が来たということでーー。レッドとリットはふたり、期待と喜びと幸せ、そしてちょっとだけの不安を胸に、招待状をしたためて、衣装を仕立てて……。 「ふふ、似合うかな」 ふたりで始めた辺境スローライフは、たくさんの思い出と、みんなからの祝福に包まれ、幸せ溢れる日を迎えるーー!
この巻のあらすじ
季節は巡りゾルタンに来てからもう何度目かの夏、早いものであの幸せな結婚式から2ヶ月が経った。うだる暑さでレッド&リット薬草店へ客足も遠のいているなかーー 「そうだ、旅行だ! 新婚旅行に行くなら今しかない!」 リットも大賛成で早速準備開始! 目的地は……両親たちへの報告もかねてふたりの故郷にしようか。船はヤランドララにお願いして……。考えるだけで楽しみだ!
「ふたりっきりの旅って初めてだね」
そして、ふたりの間には新たな命の息吹がーー。次の旅は3人手を繋いでどこまでも。スローライフは続いていくーー
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hutami 3 温泉回?な第5巻
4巻で一段落ということもあり、新章スタートといった感じ。
今まで一番冒険感あってなかなかよき。 -
legacy-33 4 物語は一区切り
戦闘シーンもなかなか熱い
綺麗にまとまりつつも、先も気になる良作 -
legacy-32 3 評価用
評価用 -
hutami 3 安定して面白い
加護に振り回された悪党の話 安定して面白い -
hutami 3 加護というデメリットを兼ね備えた設定が好印象
異世界で○○使って無双!快適なスローライフ!みたいな、長所をどううまく使うかに焦点が当てられた作品が大量生産されているなか、本作は"加護"という便利な能力と引き換えに不自由やデメリットがあることが強調されており、バランスが取られているのが好印象。
キャラも今のところ不快感がなく良作。2巻以降も読みます。 -
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