桜野タズサは、結果が出ないままトリノ五輪代表を追う16歳のフィギュアスケーター。ある日、彼女は幽霊に取り憑かれたことをきっかけに、自分の滑り方や周囲との関係を変えながら競技の舞台へ戻っていく。物語は、国内大会から世界選手権、海外合宿やロシア遠征へと広がり、妹ヨーコ、コーチ、ペア候補や各国のライバルとの関係が重なっていく。現代の競技スポーツを土台に、五輪という大舞台を目指す過程で、個人競技としてのフィギュアスケートと、その周辺にある人間関係の変化を描くシリーズ。全9巻を通して、氷上での勝負と日常のやり取りが並走し、舞台は国内から国際大会へと移っていく。
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- フィギュアスケートの演技や試合展開が、知識がなくても場面を思い浮かべやすい。
- 毒舌で強気な主人公が、ふと見せる弱さや成長で印象を残す。
- コメディ調の軽さと、スポ根らしい熱さの切り替えが気持ちいい。
- 王道の展開でも勢いがあり、読後にカタルシスが強く残る。
- ライバルや周囲の人物を掘り下げる巻では、視点の変化が新鮮に読める。
こんな人におすすめ
- フィギュアスケートを題材にした熱い青春ものを読みたい人。
- 競技知識がなくても楽しめるラノベを探している人。
- 毒舌ヒロインや個性の強いキャラが好きな人。
- 王道スポ根の盛り上がりや逆転劇を求める人。
- 萌え寄りの見た目より、中身の熱量を重視する人。
人を選ぶポイント
- 主人公の口の悪さや無礼さがかなり強く、合わない人にはきつい。
- 男性キャラや恋愛寄りの要素に引っかかる読者がいる。
- 巻によっては本筋から少し外れた印象や、蛇足感を覚える人がいる。
- シリーズ途中から読むと、前巻の流れを知っていたほうが分かりやすい部分がある。
- 競技描写や人物関係の好みで評価が大きく分かれる。
テンポ・読後感
- 文章は読みやすく、ページをどんどんめくれるテンポ。
- コメディの軽さの中に、試合場面では一気に熱量が上がる。
- 絶望からの巻き返しや、終盤の盛り上げが強い。
- 巻ごとに独立感のある話もありつつ、全体では大きな流れでつながる。
- しんみりする場面と高揚感の落差が印象に残る。
キャラクターへの評価
- タズサは強気で毒舌だが、弱った時や素直になる瞬間が魅力として挙がる。
- ぶっ飛んだ言動のわりに、芯の通った潔さがあると受け止められている。
- ライバルや敵役は、視点が変わると印象が変わる人物として読まれている。
- 幽霊や妹、コーチ周りなど、脇役の存在感も話題になりやすい。
- 男性キャラは好悪が分かれやすく、邪魔に感じる読者もいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
私の名前は桜野タズサ。16歳のフィギュアスケーター。期待の実力派のはずなんだけど、どうも試合で結果が出せず、おまけにとっても嫌われ者。多分、このイヤミなほどの美貌のせいね。そんなこんなでトリノ五輪の代表切符が遠ざかっていた、ある日……よりによって『幽霊』に取り憑かれた。ねえ、ちょっと! こんなベタな展開ってアリなの!? 第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作!
この巻のあらすじ
人呼んで『氷上の悪夢』。減らず口プリンセス、フィギュアスケーター桜野タズサ。圧倒的な逆風の下、勝利をつかむためならば、クールを気取っちゃいられない。桜野革命発動以降、ある時はお茶目なウエイトレス。またある時は…? 史上最凶ヒロイン(幽霊付き)タズサの百花繚乱イリュージョンで、どいつもこいつも黙らせてやろーじゃないのっ! 第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作!
この巻のあらすじ
えっ? 孤高のプリンセスフィギュア・桜野タズサがペア転向? 私が生身の♂(ボーヤ、二枚目)と!? あ、ありえない! 誰がそんなバカなことを……って、言い出しっぺはこの私。理由はさておき、私に不可能はない…なんてタカをくくってたんだけど、いざ蓋を開けてみたら、怖いわ難しいわ照れくさいわ……しかも、あの女のせいで引くに引けなくなっちゃって――もう、パニック寸前!! どうすればいいのっ!?
この巻のあらすじ
はじめまして。わたしの名前は桜野ヨーコ、12歳。高島コーチ夫妻及び姉である桜野タズサと同居中。スピンが得意で、将来有望な、ノービスクラスのフィギュアスケーターのはずなんだけど……実は1度も優勝したことがない。ライバルの神尾来夢との力の差は歴然としてるのに、マスコミの注目度だけはトップクラス! これでは全然お話にならない……あの“偉大なるバカ姉貴”の妹である以上――。
この巻のあらすじ
口と顔だけ、なんて言われてたのは昔の話。今や実力も名声もワールドクラスの、“プリンセスワンダー”こと桜野タズサ。そんな私が京都で偶然出会ったのが、アイドル兼スケーターのキャンドル・アカデミア。仲良くなってウチに招いたはいいけれど、ヨーコとの間は一触即発。しかも、ロックスターの兄とやらが何故か私にゾッコンで……ってちょっと貴方、いい加減にしてよ! なんの冗談っ!?
この巻のあらすじ
オリンピック――その輝かしい舞台に人一倍強い想いを抱く2人のアイシーセレブ、至藤響子(しとうきょうこ)とドミニク・ミラー。かたや生来の強制により、かたや幸運な出会いにより、氷の住人となった2人の友情と宿命、彼女たちに立ち塞がるライバル桜野タズサの影。そして2009年世界選手権。リア、ガブリー、ステイシー……世界のビッグネーム総結集のニューヨークは、空前の熱狂に包まれる!
この巻のあらすじ
来たる冬季バンクーバー五輪を見据え、単身ロシアに乗り込んだ“プリンセスワンダー”こと桜野タズサ。ガブリーとの秘密の約束を糧に、狙うは世界の頂点だけ。ところが、新たに組んだ有名コーチが予想外の困りモノ。陰湿だわ横暴だわ無理難題押しつけるわ、とにかくもうやりたい放題。一体この私を誰だと思って……って、ちょっとリア? なにするのよっ!?
この巻のあらすじ
女帝リアの男子シングル転向の決断、そしてガブリーとのあの電話。募った思いは、リアへの勝利宣言となって噴出した。退路を断った私にマイヤもどうやら本気モード、今以上の練習をさせる気らしいけど、上等じゃないの。これが桜野タズサの選んだ道、選んだやり方なんだから。ところが、ユリスクの町に戻った私を待ち受けていたのは思わぬ報せで…。
この巻のあらすじ
思えば色んなことあったわよね。5年連続ミス・ユニバース獲得、永世美少女の称号も手に入れたし、生身の人間としては初の世界遺産登録。あ、そんな過去の栄光はひとまず置いといて。さあ、いよいよ五輪本番! リアを打倒し背負った全てに答えを出すため、私は4年に1度の大舞台に臨む。その結果は? 私を待ち受けるものは? 間髪入れず最終巻発動!
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