菫の瞳の礼儀正しい天使、緑の瞳と黄金の髪で口も態度も悪い天使、黒い天使の三人を中心に、宇宙と魔法が重なる世界で起こる出来事を追うシリーズ。舞台はセントラル宙域、連邦情報局、魔法惑星ボンジュイなどにまたがり、科学が「誰にも平等に使える魔法」として社会を支える一方、限られた者だけが使える魔法や惑星の秘密が対立を生む。リィ、シェラ、ルウの関係に、ダン、ジェム、キング、女王、ダイアナらの動きが重なり、暴走した力の抑制、救出、潜入、追跡、再会をめぐって物語が広がる。異世界から来たシェラの視点や連邦側の思惑も差し込まれ、本編6巻で一区切りつき、外伝2冊が脱出劇の後日や学園生活の断片を補う。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』から続けて読むと、人物関係や過去作とのつながりが一気につながる。
- 旧作の登場人物が再登場し、会話や立ち位置の変化を楽しめる。
- シリアスとユーモアの切り替えがはっきりしていて、場面ごとの温度差が面白い。
- 主要キャラ同士の掛け合いが強く、合流や再会の場面で高揚感がある。
- 学園ものの顔をしつつ、実際はシリーズ横断の大きな物語として読める。
こんな人におすすめ
- 既に『デルフィニア戦記』『スカーレット・ウィザード』を読んでいる人。
- 茅田砂胡作品のキャラ再登場や世界観の接続を味わいたい人。
- 会話劇や掛け合いのテンポを重視して読む人。
- シリアス展開と軽妙なやり取りの両方を楽しみたい人。
- 旧作の余韻をそのまま受け取りたいシリーズ読者。
人を選ぶポイント
- 単独だと人物相関や設定がかなり分かりにくい。
- 既読前提のつくりで、説明を丁寧に追いたい人には不親切。
- 展開が速く、置いていかれる感覚が出やすい。
- 危機や対立が大きくても、強すぎる面々のため緊張感が薄く感じられることがある。
- 学園生活を期待すると、想像より本筋のシリーズ展開が前に出る。
テンポ・読後感
- 話のつながりが見えてくるほど勢いが増し、読み進めやすくなる。
- 前半は状況整理や既存キャラの再会が中心で、後半ほど熱量が上がる。
- シリアス寄りの場面と軽口の場面が交互に来て、空気がよく切り替わる。
- 大きな事件が続く一方で、会話の軽さが読み味を支える。
- 余韻を残しつつ次巻へ引っ張る構成で、先が気になる終わり方が多い。
キャラクターへの評価
- リィとシェラは存在感が強く、再会や合流の場面で中心に立つ。
- ケリーとジャスミンは圧倒的な印象で、揃うと場の空気を持っていく。
- ルウは怒りや判断の振れ幅が大きく、物語の推進力になっている。
- ダンは常識人として振る舞うほど周囲の濃さが際立つ。
- アーサー、キング、ダイアナなど周辺キャラも、再登場で嬉しさが強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
菫の瞳に銀の髪、すさまじく礼儀正しい天使と緑の瞳に黄金の髪のおそろしく口も態度も悪い天使、そして黒い天使。3人の破天荒な天使たちの想像を絶する物語!
この巻のあらすじ
異世界から来たシェラにとり〈この世界〉は魔法に満ちていた。科学という〈誰にも平等に使える魔法〉が、人の代わりに何でもやってくれる。だがシェラは知っていた。〈限られた者達にしか使えない魔法〉の存在を。――魔法惑星ボンジュイの存在を。ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界――宇宙に何が起きるのか?
この巻のあらすじ
キングの再生体が連邦情報局に強奪された! 連邦は魔法惑星・ボンジュイの秘密を手に入れたいのだ。己の中に本物の“彼”を宿すルウは困惑し――連邦の本拠地に乗り込んだのだが!?
この巻のあらすじ
ルウの救出に向かったリィとシェラ。いきなり蘇ったキング。連邦情報局に潜り込んだ三人は互いの存在を知らぬが故に相手を容易ならざる敵を認識し――必殺の攻撃を繰り出した!
この巻のあらすじ
ルウが復活し、キングも帰還し、女王は覚醒し、ダイアナも起動した。だがキングは連邦情報局に捕えられ、女王とダイアナには《ダイダロス・ワン》が繰り出した精鋭部隊が接近しつつある。この“加速する非常識”をルウの力で見せられたダンは呆然と呟いた。「……あかい、ひこうき……」絶好調、暁の天使シリーズ最新刊。
この巻のあらすじ
リィの身体が光る。黄金の髪は輝き、額には第三の眼のごとき濃緑の宝石をはめ込んだ銀細工の輪。腰に剣を佩くその姿は――シェラのよく知る第一級の戦士の雄姿だった。 「おまえが迎えに来てくれ」という一言をシェラに残して、リィは暴走するルウの元に跳ぶ。たとえ二人の再会が死を意味したとしても……。 暁の天使たち、完結篇。
この巻のあらすじ
リィ捨て身の攻撃でルウの暴走は抑えられた。セントラル宙域の壊滅は免れたのである。しかし脱出を急ぐ一行の前にふたたび‘悪しきもの’が立ち塞がり、執拗にルウに迫るのだった! 『天使の舞闘会』で語られなかった脱出劇の末を描く『嵐の後』。さらにダンの息子ジェムが、母親のルウを探しに行くと言い出して大騒動になる『宇宙一不幸な男』の2篇を収録した外伝1。
この巻のあらすじ
黒い天使がセントラル星系を崩壊させかねない災厄を起こしていた一方で、彼らは平穏で地道な一般市民的(天使及びゾンビ主観において、ではあるが)学園生活を送っていた! 渾身の作の小論文に『不可』を出されヴァンツァーは落第の危機に。教授の特殊な趣味を知って行動を起こす彼らの活躍を描いた「一般市民のすすめ」など中・短篇4作を収録した外伝2。
星評価・感想
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