ロスト・ユニバース
- 著者
- 神坂一
- イラスト
- 義仲翔子
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1992-1999
- 巻数
- 5巻
- アニメ化
- あり
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
『ロスト・ユニバース』は、宇宙で雑務を請け負うケイン=ブルーリバーを軸に、依頼ごとに行動範囲が広がっていくシリーズ。相棒のキャナルやミリィと組み、家出人探し、貨物船の護衛、企業への潜入捜査、軍艦隊の壊滅事件の情報収集などを通して、星系企業や宇宙海賊、裏組織ナイトメアの動きに触れていく。各話は仕事の依頼から始まるが、扱う相手や事件の規模が少しずつ変わり、宇宙社会の表と裏が見えてくる。会話の軽さと事件の重さが同居し、機体や組織の因縁が別件どうしをつないでいく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 宇宙戦艦同士の戦いが見せ場になっていて、戦力差や攻防の読み合いが楽しい。
- ロストシップやそのコピー、強力な敵機体が次々出てきて、スケール感が大きい。
- 潜入捜査や施設内の探索が、ダンジョン攻略のような感覚で読める。
- シリーズの原点として印象に残っており、アニメや他メディア込みで思い入れが強い。
- ケインやミリィの掛け合い、軽妙なノリを含めて作品世界を楽しんでいる。
こんな人におすすめ
- 宇宙戦艦、メカ戦、SFアクションが好きな人。
- じっくりした心理劇より、戦闘やギミックの面白さを求める人。
- シリーズものとして少しずつ強敵が増える展開を楽しみたい人。
- アニメ版や当時の空気感も含めて作品を味わいたい人。
- 懐かしめのライトノベルや90年代SFの雰囲気が好きな人。
人を選ぶポイント
- 宇宙船を離れた場面では、キャラの見せ場が弱いと感じやすい。
- 前半は潜入やドタバタが続き、やや退屈に映る部分がある。
- 今読むと作風や演出に古さを感じる可能性がある。
- アニメ版の強烈な印象が先に立って、原作の印象が薄れやすい。
- 作品内のノリや台詞回しは好みが分かれやすい。
テンポ・読後感
- 前半は潜入中心で、軽いドタバタと準備の時間が長め。
- 中盤からは敵や兵器が増えていき、戦闘の密度が上がる。
- 宇宙艦同士の対決は緊張感があり、ハラハラしながら読める。
- 全体としては勢い重視で、だれずに突っ走るタイプの読み味。
- 作品の古さはあるが、戦闘パートのテンポは比較的良い。
キャラクターへの評価
- ケインはシリーズの顔として強い印象を残し、読者の思い入れが深い。
- ミリィはいるだけで場を動かす存在として受け止められている。
- 潜入や施設内の場面では、主要キャラの活躍がやや薄く感じられる。
- 敵側の機体や勢力のほうが、存在感や迫力で印象に残りやすい。
- 掛け合いの軽さやクセのある台詞が、作品の個性として記憶されている。
巻一覧
この巻のあらすじ
「……今回のしごと、依頼料ないんだ」キャナルはジト目でケインを睨んだ。「……し、しかたねーじゃないか……」“やっかいごと下請け人”ケインが押しつけられた金にならないしごと、それは単純な家出人探し、のはずだったが……。虚空にひろがる星々の片隅で、邪悪なるモノの胎動が始まっていた――。黒いマントをひるがえし、サイ・ブレードで悪を断つ! 颯爽登場、“下請け人”ケイン=ブルーリバーの活躍を描く、ファンタスティック・スペース・アドベンチャー!
この巻のあらすじ
「なんかお勧めのしごと、ないか?」「そうですねー、これなんてどうです?」キャナルが示したのは、ウィナラーン星系最大の企業、ラグルド社の貨物船の護衛という仕事であった。依頼料は安いが、必要経費はすべて向こう持ち。そのうえ、保険や保障もちゃんとしている。ジミな仕事ではあるが、条件は悪くない。“やっかいごと下請け人”ケインは、軽い気持ちでこの仕事を選んだ。宇宙海賊がらみなのは覚悟の上。だが、どうやらそれだけではない、アヤシゲな雰囲気も漂ってきて……。大好評コミカル・スペース・アドベンチャー、期待の第二弾!
この巻のあらすじ
「受けちゃったわけ。そんな死ぬほど怪しいしごとを。」ミリィの叫びが、『ソードブレイカー』のコックピットに響きわたる。“やっかいごと下請人”ケインが請け負ったのは、ある企業への潜入捜査。そこで武器の密告・販売が行われている、という証拠を探りだすことだ。しかも、この会社は『ウィスプ』という犯罪組織と深く関わっているらしい。やっかいなことになるのは、やる前から見えている。「…実は…もう、前金が振り込まれちまってるんだな…」「…」ジト目で睨むミリィの視線が、ケインに突き刺さった…。
この巻のあらすじ
宇宙軍艦隊十数隻の奇妙な壊滅事件が発生した。事件発生時、艦隊は「輝く光の魔方陣」に遭遇。船体には外傷もなく乗組員のみが全員死亡していた―。ケインがこの事件の情報をミリィから聞いたのは“やっかいごと下請け人”向けの、仕事斡旋情報の山と格闘していた時だった。ただの冗談記事ならいざ知らず、情報発信者の名前が「ナイトメア」となると話は違ってくる。ナイトメア―かつてキャナルと敵対関係にあった遺失宇宙船を擁し、銀河系最大規模を誇る裏の組織。「もしその話が本当なら…あいつが…復活した、ということです。再び…銀河に闇と悪夢を撒くために…」
この巻のあらすじ
―五つの光と恐怖がお前を殺す―。蒼く透けるような空に生み出された、逆五紡星。それはたて続けに六つの惑星を滅ぼしていた。人々に蔓延する恐怖。その恐怖を糧に『闇』はふるえる。歓喜の声で。犯罪組織の枠を越え、ついに暴走し大量殺戮を開始した「ナイトメア」総帥、アルバート=ヴァン=スターゲイザー。闇に魅入られた者、そして光と化してその闇を封じんとするもの。生体殲滅艦「デュグラディグドゥ」と、戦闘封印艦「ヴォルフィード」は永劫の時を越えて、ここに対峙する…。
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