現代の高校を舞台に、成績で学年一の才女・神宮寺一妃と、父の再婚でロシアから来た七カ国語を操る天才義妹リディに挟まれた蘭丸を中心に、学園と家族の関係が動くシリーズ。蘭丸は一妃との成績差をきっかけに生まれた距離感を抱えつつ、リディの転入と編入で始まる新しい生活に向き合う。2巻では一妃の幼馴染み兄妹が加わり、進路や結婚話が人物関係に入り込む。3巻では告白と答え合わせが重なり、主人公の選択が周囲の関係を整理していく。恋愛、家族、学校生活が同じ場で進む構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 銀髪の義妹リディの可愛さと、兄への一直線な好意が強い見どころ。
- 兄妹・幼なじみ・お嬢様まわりの掛け合いが軽妙で、言葉の応酬を楽しめる。
- 家族や居場所の話として読むと、ラブコメ以上にホームドラマ寄りの温度がある。
- 完結巻まで読むと、登場人物それぞれの気持ちの整理や着地点に納得感がある。
- 新人作らしい粗さはあるが、アイデアやキャラの勢いで押し切る勢いがある。
こんな人におすすめ
- 銀髪幼女・義妹・ブラコン系のヒロインが好きな人。
- 毒舌や罵倒まじりの掛け合いをコメディとして楽しめる人。
- じっくりした大事件より、家族関係や気持ちの変化を追いたい人。
- ラブコメに加えて、少しホームドラマっぽい空気も欲しい人。
- 新人作の荒削りさを含めて受け止められる人。
人を選ぶポイント
- 序盤から中盤にかけて盛り上がりが弱く、平坦に感じやすい。
- 主人公の妄想や独白が長く、文章の冗長さが気になる場面がある。
- 罵倒や毒舌の比率が高く、キャラによっては不快に映る。
- 恋愛の進み方や関係の近さが急に見えて、違和感を持つ人もいる。
- 作品の売りが見えにくく、ラブもコメディも弱めに感じる読者がいる。
テンポ・読後感
- 全体は低空飛行気味で、派手な山場より会話と心情の積み重ねで進。
- 前半はもたつきやすいが、終盤で関係性が動いて読み味が変わる。
- 明るいドタバタ感と、トラウマや依存の重さが同居している。
- ふわっとした日常系の空気と、やや重めの家族ドラマが混ざる。
- 読後感は軽快寄りだが、途中にしんみりする場面も挟まる。
キャラクターへの評価
- リディは圧倒的に可愛い。
- 一妃は最初はきつく見えても、後半で好感度が上がる受け止め方が目立つ。
- 主人公はお兄ちゃん気質や右往左往ぶりを面白がる声がある一方、妄想過多で好みが分かれる。
- キャラ同士の罵倒や言い合いは印象に残るが、刺さる人と刺さらない人の差が大きい。
- 義妹と兄の距離感が急に近いと感じる読者もいれば、その即効性を魅力として受け取る読者もいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
学年一の才女・神宮寺一妃の成績を超えてしまった蘭丸は、彼女に恨み妬まれ学生生活は地獄と化した。そんな時、知らぬ間にロシアで再婚していた父が新しい家族を連れてくる。美少女・リディはすでに大学を卒業し、七カ国語を操る天才少女……兄として何をすべきかと蘭丸は苦悩する。リディはすっかり蘭丸に懐き、財力を使って同じ高校に無理矢理編入。それからというものリディvs神宮寺、天才vs才女の醜い争いが始まり……。
この巻のあらすじ
夏休み直前に、一妃の幼馴染み兄妹が現れた。妹のマキは天真爛漫、兄の漣司はイケメンの秀才。自分の進路に悩む蘭丸は漣司の大人びた存在に憧れをも抱く。そんな漣司と一妃の結婚話が突然持ち上がった。一妃は乗り気ではないとは言いながらも、彼に惹かれて心を揺らす。二人の行く末を気にする蘭丸だったが、その気持ちの正体に気付き始める。そんな蘭丸の様子を見ていたリディは漣司から提案されたある計画に乗るのだが……。
この巻のあらすじ
蘭丸はリディに告白され「ロシアに逃げましょう」と逃亡を持ちかけられる。それは一妃から逃げるという意味だった。蘭丸はリディの想いを理解したからこそ、それを拒否する。そこへ、会場で聞き損ねた蘭丸の想いを確かめに一妃がやってきた。リディは二度も愛すべき人を失いたくないと、一妃に最終バトルを申し込むがその結果はすでに見えていた。数時間前、蘭丸自身が答えを出していたのだから。リディは独りでロシアへ?
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