属性

妹と母を失って荒んでいた中畑蒼馬は、魔法と精霊のある異世界へ召喚され、生贄として扱われる村で水の大精霊アイザンと出会う。行方不明だった妹の事情を知った蒼馬は、水を操る力を得て召喚魔法の消去を目指し、記憶喪失の高位魔導士ソーマとして生き直す。やがて少女アリスとの協力、戦争後の自治区ウォルでの暮らし、はぐれ水竜の巣をめぐる交渉へと話が広がり、個人の復讐から地域と種族の調整へ軸が移っていく。水の大精霊の贖罪や、周囲の国との力関係も物語の背景に置かれる。

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    ・異世界召喚から始まる復讐劇を追いたい人 ・水属性魔法や精霊、竜が登場する世界を読みたい人 ・自治区運営や交渉を含む展開を探している人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 召喚の理不尽さを起点にした、重く暗いダークファンタジーとして読まれている。
  • 主人公ソーマの苛烈さ、容赦のなさ、世界への反逆心が強い印象を残している。
  • アリスとの関係が少しずつ変化し、家族や仲間が増えていく流れが見どころになっている。
  • 戦争や領地運営、別大陸への移動など、物語のスケールが広がっていく展開が評価されている。
  • 文章の勢いと、次巻を早く読みたくなる引きの強さが目立つ。

こんな人におすすめ

  • 退廃感のある異世界ダークファンタジーが好きな人。
  • 主人公の復讐心や冷酷さを軸にした物語を求める人。
  • バトルだけでなく、関係性の変化や勢力拡大の流れも楽しみたい人。
  • 重い導入や救いの少ない設定を受け止められる人。
  • WEB版既読で、文庫化をきっかけに読み直したい人。

人を選ぶポイント

  • 序盤からかなり陰鬱で、救いの少ない空気が続く。
  • 主人公の動機や行動が強く割り切られていて、合わない人には冷たく映る。
  • ヘイト役や分かりやすい勧善懲悪を期待すると、すっきりしにくい。
  • 展開が進むほど戦いの規模や焦点が変わり、好みが分かれやすい。
  • 暴力描写や苛烈な処理が目立つため、軽い読後感を求める人には重い。

テンポ・読後感

  • 立ち上がりは重く、全体に冷たさと緊張感が漂う。
  • 戦闘や事件処理は勢いがあり、物語が一気に進む感触が強い。
  • 章が進むごとに領地、国家、別大陸へと視野が広がる。
  • 暗さの中に、仲間や家族が増えることで少しずつ温度が差し込。
  • 読後は重さが残る一方で、続きへの期待が強くなる。

キャラクターへの評価

  • ソーマは世界を嫌う苛烈な人物として見られ、悪党への容赦のなさが際立つ。
  • 心が壊れたというより、感情が凍り付いたような印象で受け止められている。
  • アリスは物語を少しずつ柔らかくする存在として評価されている。
  • 仲間や家族が増えることで、ソーマの在り方にも変化が出ている。
  • 上層部や敵対勢力は、ソーマの規格外ぶりに手を焼く存在として描かれている。

巻一覧

クール・エール 1
2019年7月 ISBN 9784074400126
この巻のあらすじ

妹と母を失い、殺伐とした生活を送っていた中畑蒼馬。

ある朝、蒼馬は魔法と精霊の存在する異世界の村に召喚されてしまう。

「雨をやませるために、水の大精霊の生贄になってほしい」。

理不尽な願いと暴力を受けて沈められた蒼馬は水の大精霊アイザンと出会う。

そこで、行方不明となった妹も生贄として召喚され、殺されていたことを知る。

蒼馬の人生を壊してしまった贖罪として、アイザンは大精霊の力を捧げることを決める。

蒼馬は『水を支配する能力』をもって復讐を果たし、召喚魔法をこの世界から消し去ることを決意。

そして、記憶喪失の超高位魔導士『ソーマ』として生きるのだが―――。

砂押 司(スナオシツカサ):大阪府在住。本作にてデビュー。

霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。

『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。

クール・エール 2
2019年8月 ISBN 9784074404209
この巻のあらすじ

生贄として召喚された異世界で、最強の水属性魔導士となったソーマ。

アリスのあたたかさとアイザンの贖罪に救われ、

水の大精霊として生きることを決意する。

「戦争をなくし、不幸な子供たちを救いたい」。

そんなアリスの夢を知ったソーマはアリスを愛し、

世界を制することでその夢を叶えることを約束する。

それは、「この世界から召喚魔法を消し去る」という

ソーマの目的を達成するためでもあった。

アリスもソーマの冷たさの中にあるあたたかさと、

そして強さの中の危うさに気がつく。

自分のために全てを捧げられてしまうソーマの哀しさを救いたい……。

互いに愛し合い、誓い合うソーマとアリスは唯一無二のパートナーとなり、

その夢のために新たなる人生を歩み出すのだった。

砂押 司(スナオシツカサ):大阪府在住。本作にてデビュー。

霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。

『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。

クール・エール 3
2019年9月 ISBN 9784074405909
この巻のあらすじ

チョーカとの戦争から一年と少し過ぎた後。

アーネルから支払われた莫大な金額とミレイユ達の手伝いもあり、

自治区となったウォルでの生活はようやく安定しつつあった。

しかし、ウォルでの生活を続けていくためには無視できない問題もある。

チョーカ北西部に広がる大森林、通称『はぐれ水竜の巣』。

そこは群れからはぐれた竜が占拠しており、周囲の国にとっては

いつ竜が暴れるかわからない火薬庫のような場所だった。

ソーマは「当代の水の大精霊」として、

水竜シズイとその恋人サラスナを

森から移動させるため、交渉に向かうのだが――。

砂押 司(スナオシツカサ):大阪府在住。本作にてデビュー。

霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。

『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。

クール・エール 1
2017年2月 ISBN 9784074228607
クール・エール 2
2017年11月 ISBN 9784074280865
クール・エール 3
2018年9月 ISBN 9784074347445

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