本作は、19世紀初頭ロンドンの摂政時代を背景に、侯爵令嬢ヴィヴィアン・ブラックフォードが昼は社交界に出入りし、夜は義賊「ガーディアン・プリンセス」として依頼を受ける連作。大怪盗バロン、社交界一の伊達男ジェラルド・ムーア、エイルズベリ侯爵家の事情が同じ人物をめぐって動き、婚約や結婚、暗殺計画、正体の露見、家の責務が並行して進む。ロンドンの街、古城、公爵邸を行き来しながら、貴族社会の表と裏で起こる出来事がヴィヴィアンの二つの顔に結びついていく。各巻では潜入、追跡、救出、記憶喪失、過去の開示などが重なり、関係と立場の変化が積み上がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 仮面、怪盗、義賊、貴族が絡む摂政時代風ロマンスの雰囲気が濃い。
- ヴィヴィアンとジェラルド・ムーアの掛け合い、すれ違い、接近の流れが読みどころ。
- 甘さ強めで、キスや告白、恋の駆け引きが前面に出る。
- 変装や一人二役、正体探しの仕掛けが物語の軸になっている。
- 華やかな夜会や仮面舞踏会の場面が作品の色気と相性がいい。
こんな人におすすめ
- じれじれした恋愛展開やロマンス重視のライトノベルが好きな人。
- 仮面もの、怪盗もの、変装劇の王道展開を楽しみたい人。
- 甘い空気と少し古風な英国風ロマンスの香りを求める人。
- ヒロインの行動力と、相手役との掛け合いを楽しみたい人。
- シリーズものを追いながら関係の進展を見守りたい人。
人を選ぶポイント
- 正体や気持ちの引っ張りが長く、焦らし展開が続く。
- 場面転換が速く、心理の流れを追いにくい箇所がある。
- 一部の展開は拍子抜けに感じられ、もっと葛藤がほしいと受け取られやすい。
- 甘さが強く、軽めのノリや恥ずかしさが苦手だと合わない。
- 事件や陰謀の要素はあるが、恋愛の比重がかなり高い。
テンポ・読後感
- 序盤から甘さと緊張感が同時に走る、勢いのある進み方。
- すれ違いと接近を繰り返しながら、じわじわ熱を上げていく。
- 華やかでロマンチックだが、展開はかなり性急。
- キュンとする場面が多く、読後感は軽やかでニヤニヤしやすい。
- 仮面や秘密があるぶん、ドキドキとやきもきが続く。
キャラクターへの評価
- ヴィヴィアンは行動力があり、まっすぐで好印象だが、恋には鈍感に映る。
- ジェラルド・ムーアは博識で魅力的だが、目的が読みにくく、胡散臭さも残る。
- バロンは存在感が強い一方、登場の仕方や扱いに物足りなさを感じる声がある。
- 2人の掛け合いは楽しく、友人のような距離感になっていく過程が好まれている。
- 仮面や変装のせいで、誰が誰か分からないもどかしさがキャラの魅力を増している。
巻一覧
この巻のあらすじ
19世紀初頭ロンドン、摂政時代(リージェンシー)。侯爵令嬢ヴィヴィアン・ブラックフォードの持つ裏の顔、それは「守護王女(ガーディアン・プリンセス)」。闇に紛れて弱きを助ける仕事。ある日、「仕事」中にロンドンでも悪名高い大怪盗「男爵(バロン)」に唇を奪われて。危うく心を許しそうになるが「人魚のペンダント」をめぐって真っ向対決することになり!? 超ロマンティック&スリリング! 危険な恋愛遊戯の火ぶたが切って落とされる!
この巻のあらすじ
昼は社交界でも評判の美貌の侯爵令嬢、夜は弱きを助ける義賊「ガーディアン・プリンセス」。二つの顔を持つヴィヴィアンは、大怪盗バロンと恋に落ちていた。望まぬ婚約を強いられるヴィヴィアンに、バロンは「必ずお前を盗み出す」と約束するのだが!? 一方、「依頼」のために潜入したいかがわしい一角でヴィヴィアンが…。愛する人の危機に、社交界一の伊達男ジェラルド・ムーアが動き出す!
この巻のあらすじ
ガーディアン・プリンセスの「任務中」に深手を負ったヴィヴィアンは、大怪盗バロンに救われ、とある古城に連れ去られる。二人は誰にも邪魔されることなく、お互いに没頭し、永遠の愛を誓うのだが……。一方、ロンドンではヴィヴィアンに関するあらぬ醜聞が駆けめぐっていた。エイルズベリ侯爵家の未来と父から受け継いだ使命が、ヴィヴィアンとバロンの真実の愛を引き裂こうとする!?
この巻のあらすじ
侯爵令嬢ヴィヴィアンは社交界一のプレイボーイで宿敵のジェラルド・ムーアと結婚しなければならなくなった。心は愛するバロンに対する想いで張り裂けんばかり。しかしその結婚式の日、自分の前から去ってしまったと思っていたバロンが、大胆不敵にも愛のメッセージを送ってきて…!? 大嫌いなあの男と結婚してしまうけど、私はあなただけのものだから…。バロン、私を信じて!
この巻のあらすじ
ジェラルド・ムーアが摂政皇太子殿下(プリンス・リージェント)の暗殺計画に関わっていると知ったヴィヴィアンは、計画を阻止しようと、ガーディアン・プリンセスの姿でジェラルド・ムーアを追跡する。その一方で、いつも心待ちにしていたバロンからのメッセージカードが突然とだえてしまい、傷ついたヴィヴィアンは女侯爵の責務とガーディアン・プリンセスの仕事に没頭してゆくが。真実の愛を求めて恋人たちは…!?
この巻のあらすじ
「愛している。どうか別れてください」――名ばかりの夫ジェラルド・ムーアの突然の告白にとまどうヴィヴィアン。大怪盗バロンへ捧げた愛は永遠のもの。しかし謎めいた夫の過去を知るにつれ、二人の間には奇妙な友情が生まれてゆく。そんなある日ガーディアン・プリンセスの正体が暴露され、ヴィヴィアンは窮地に立たされることになり――。すれ違う二人の前に真実の愛は訪れるのか!? おまけまんが「恋の薔薇咲くエイルズベリ・ロマンス学園物語♪」も収録。
この巻のあらすじ
ジェラルド・ムーアとその妻ヴィヴィアンは宿敵ブレッシンガム公爵の邸から脱出しようとするが、敵の襲撃に遭い、ヴィヴィアンは怪我を負う。囚われの身となり、地下室で目覚めた彼女は記憶を失っていた――。そんなヴィヴィアンを大怪盗バロンが盗みに来て。一方で、少しずつ明かされるジェラルド・ムーアの過去…。恋人たちは幸せを掴めるか!? スリリングラブ・ロマンス、怒涛の最終巻!
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