コンビニで働く青年・公弘が、幽霊を見たことをきっかけに、地獄を名乗る閻魔大王や地獄から逃げた亡者たちと関わっていくファンタジック・ホラーシリーズ。舞台は現代の街と地獄で、日常の中に死者や鬼、地獄の制度が入り込む構成になっている。公弘は閻魔と行動を共にしながら、亡者の異変や地獄側の事情に向き合う。物語は、個々の怪異の発生とその背景を追いながら、二人の因縁や閻魔大王の成り立ちへ広がっていく。全3巻で、地獄の仕組みと人物関係の謎を順にたどる形でまとまっている。完結済み。ファンタジック・ホラーとして、現代と冥界をまたぐ設定が軸になる。幽霊、亡者、鬼、閻魔大王が、日常の側に現れる。公弘と閻魔の関係を中心に、怪異の背景と地獄の事情が少しずつ明らかになる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 地獄と現世をまたぐ設定で、亡者の脱走や閻魔の来訪が物語の軸になっている。
- 公弘と閻魔の距離感が強く印象に残り、関係性を追う楽しさがある。
- 記憶や過去、出生の秘密など、先が気になる謎が複数仕込まれている。
- 軽い読み口のままテンポよく進み、途中で一気に読ませる勢いがある。
- ちょっとグロい場面や不穏さがあるぶん、地獄ものらしい空気も味わえる。
こんな人におすすめ
- 閻魔と主人公の関係性を中心に楽しみたい人。
- 謎や伏線を追いながら続刊を待てる人。
- 地獄・亡者・転生などの和風ファンタジー設定が好きな人。
- 少し腐向けっぽい空気やキャラ萌えを受け入れられる人。
- 重すぎないのに不穏さのある話を読みたい人。
人を選ぶポイント
- 1巻単体では消化不良になりやすく、途中で終わる印象が強い。
- 重要な謎や関係の核心は次巻送りで、すっきり完結した読後感は薄い。
- 主人公の言動に引っかかる人がおり、好みが分かれやすい。
- グロめ・怖めの描写が少し入る。
- 登場人物名や関係が把握しづらく、読み返しが必要になることがある。
テンポ・読後感
- 全体はのんびりゆったりした空気だが、展開自体は意外と動きが多い。
- 読みやすく軽快で、ページを進めやすい。
- 伏線を散らして引っ張る構成で、終盤ほどモヤモヤが残りやすい。
- 1巻は導入色が強く、物語の本筋はこれから。
キャラクターへの評価
- 閻魔は公弘への執着や好意がわかりやすく、可愛さや健気さが目立つ。
- 公弘は振り回され役として見られやすく、言動にイラっとする人もいる。
- 閻魔の冷徹さや人間感覚のずれが、逆に魅力として受け取られている。
- 主人公組よりも閻魔側に肩入れして読む人が多い。
- 脇役を含めた関係性の余韻が残り、キャラ同士の絡みをもっと見たい気持ちが強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
コンビニで働く青年・公弘はある日自宅で幽霊を見てしまった。あまりの衝撃に寝不足のまま向かった職場では、刃物を振りかざした異様な風体の男に襲われ絶体絶命に! ピンチを救ってくれたのは、店で「おでんさん」と呼ばれる男だった。彼は地獄を統べる閻魔大王だと名乗り、公弘の命を狙って地獄から脱走した囚人を、回収しに来たのだと言うのだが……。不思議で切ないファンタジック・ホラー開幕!
この巻のあらすじ
公弘の前から忽然と姿を消した閻魔。公弘は解放されて清々した気分と、諦めの良さに物足りない気分の両方を感じながら、日常生活に戻っていく。そこに弟分の猛から、親友・樹がおかしいと相談を受ける。樹の亡父が帰ってきたというのだ。生きているとは到底思えぬ姿で。亡者の蘇りが自分に関係すると直感した公弘は、二人を巻き込まないよう策を練るが……。不思議で切ないファンタジック・ホラー第2弾。
この巻のあらすじ
自分への罰として、自らを無間地獄に送った閻魔。そこは地獄の中でも最下層に位置する忘れられた場所。その事実を知った公弘は、閻魔を救い出すために、包公の手を借りて、無間地獄に向かったが、辿り着いた場所には地獄には存在しないはずの青空と、閻魔にそっくりな青年・小斌がいた。閻魔大王はどのように生まれるのか? 閻魔と公弘の因縁とは? すべての謎が明らかになる、ファンタジック・ホラー完結巻。
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