遠い未来、巨大ガス惑星FBBで大気を泳ぐ魚を資源にする宇宙漁業を舞台に、女性同士の漁師ペア・テラとダイオードが仕事を重ねていくシリーズ。ガス惑星の空を船で渡り、魚を追い、漁の成果で暮らしを立てる社会の中で、ふたりの出会いと役割分担が始まる。やがて故郷を離れ、新たな星系で働く場が広がると、星々を巡る移動生活と相手との距離の取り方が前景化する。宇宙漁の手順、生活資源としての魚、現場での連携、そして自分たちが何者かという問いがシリーズ全体をつないでいる。漁場や星系ごとの条件差があるため、仕事は毎回同じにならず、船の運用や判断の積み重ねが場面ごとに変わる。

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  • AI分析(あらすじ)

    巨大ガス惑星や宇宙漁業の設定に関心がある人、女性同士のバディ関係を軸にしたSFを探す人。

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作品の魅力

  • 宇宙漁業と百合を掛け合わせた発想が新鮮で、設定の珍しさだけでも引きが強い。
  • 巨大生物の漁や可変する船の描写がダイナミックで、映像的な迫力がある。
  • 1巻で土台を作り、2巻以降で物語と関係性が一気に動き出す流れが楽しい。
  • SFとしての用語や仕組みを追う面白さと、女同士の距離感の変化を読む面白さが両立している。
  • 世界の広がりや謎の見せ方が巧みで、続きが気になる構成になっている。

こんな人におすすめ

  • 百合要素のあるSFやスペースオペラが好きな人。
  • ハード寄りの理屈や設定の読み味を楽しめる人。
  • まずは1巻を読んで、続編で関係性や世界観の広がりを味わいたい人。
  • 砕けた会話や軽快な文体で読み進めたい人。
  • 変わった職業もの、漁業もの、バディものに惹かれる人。

人を選ぶポイント

  • 専門用語や独自設定が多く、序盤は状況把握に手間取る。
  • SF考証や物理まわりの整合性を厳密に見ると気になる部分がある。
  • 1巻単体よりも、続巻込みで面白さが増す作り。
  • 百合要素が前面に出るため、そこに興味が薄いと好みが分かれる。
  • 途中に説明やダイジェスト感のある箇所があり、流れの密度にムラを感じることがある。

テンポ・読後感

  • 序盤は設定説明が多めで、読み慣れるまで少し骨が折れる。
  • 中盤以降は漁の場面や移動劇が増え、勢いよく進。
  • 緊張感のある場面と、軽口や甘いやり取りが交互に来る。
  • 全体としては軽快だが、世界の理不尽さや息苦しさも下地にある。
  • ラストに向けてスケールが広がり、余韻を残す。

キャラクターへの評価

  • テラは大柄でおおらかに見えて、肝が据わった行動力が印象的。
  • ダイオードは理知的で強気だが、脆さや甘えが見えるところが魅力。
  • 2人の関係は、出会いの新鮮さよりも積み重ねた絆の変化が面白い。
  • 周囲の女性キャラや旧知の人物も、感情のぶつかり合いで存在感がある。
  • 男性側の人物は、社会の仕組みや圧力を映す役回りとして印象に残る。

巻一覧

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ
2020年3月 ISBN 9784150314217
この巻のあらすじ

ガス惑星FBBで行われている宇宙船漁業。そこで女性同士のペアで異例の漁獲をあげるテラとダイ、ふたりの出逢いと活躍を描く!

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2
2022年2月 ISBN 9784150315061
この巻のあらすじ

遠い未来、辺境の巨大ガス惑星。大気を泳ぐ魚を資源として暮らす社会で、女同士の漁師ペア、テラとダイの活躍を描く宇宙漁SF!

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 3
2023年6月 ISBN 9784150315535
この巻のあらすじ

ついに故郷を飛び出したテラとダイオード。想い合うパートナーとして距離感を測りつつ新たな星系で生き抜くための仕事が始まった

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4
2025年1月 ISBN 9784150315887
この巻のあらすじ

自分たちはいったい何者なのかと問いながら星々を巡るテラとダイオード。宇宙漁師たちの活躍を描く大人気シリーズ、ついに完結!

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