生家で虐げられていた少女・紗恵が、邪気祓いの神「百番様」を有する百生家の当主・成実に嫁ぎ、神や「悪しきもの」が関わる出来事の中で夫婦として向き合っていく和風伝奇恋愛譚です。舞台は神を祀る一族や離島、京などが交わる和風の世界で、婚姻生活と怪異の調査が並行して進みます。中心人物は、感情を抑えてきた紗恵と不器用な成実で、二人の関係と周囲の因縁が物語の軸になります。シリーズは、夫婦の距離が変化する中で、各地の出来事や家の事情、手紙にまつわる秘話へと広がっていきます。『十番様の縁結び』と同世界観の作品です。続編巻では離島での滞在や館の異変など、舞台を変えながら怪異と家の事情が描かれます。短編的な秘話も収録されています。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 和風ファンタジーと退魔要素が、婚姻関係の物語に自然に重なっている。
- 言葉足らずな二人が少しずつ距離を縮める過程が見どころになっている。
- 島や京などの舞台に、不穏さと上品さが同居している。
- 『十番様の縁結び』とつながる世界観や小ネタが楽しめる。
- 紗恵が守られるだけでなく、自分で動こうとする姿が印象に残る。
こんな人におすすめ
- 和風ロマンスと怪異譚を両方楽しみたい人。
- じれったい関係性や、少しずつ進む夫婦ものが好きな人。
- 強い意志を持つヒロイン像に惹かれる人。
- 同シリーズや同世界観作品を読んでいる人。
- しっとりした雰囲気のファンタジーを求める人。
人を選ぶポイント
- 事件や怪異の空気は重めで、後味の苦さが残りやすい。
- すっきり明るい展開より、切なさややるせなさが前に出る。
- 登場人物の説明不足やすれ違いに、もどかしさを感じやすい。
- 先代や家の思惑が強く、読後に不安が残る場面がある。
- 物語の全体像がまだ見えにくいと受け取られている。
テンポ・読後感
- しっとり静かに進みつつ、不穏な気配がじわじわ強まる。
- 恋愛面は急がず、少しずつ近づくテンポ。
- 事件パートは緊張感があり、空気が重くなる場面がある。
- 上品でやわらかい文体の中に、切なさが差し込。
- 余韻は甘さより苦さが残りやすい。
キャラクターへの評価
- 紗恵は表情が乏しくても芯があり、前向きに動く姿が好印象。
- 成実は言葉が足りず誤解を招きやすいが、真摯さは伝わる。
- 二人とも不器用で、気持ちのすれ違いが関係性の軸になっている。
- 先代の香純は合理的だが冷たく映り、警戒感を持たれている。
- 脇役や家族関係も含めて、因縁や事情の重さが人物像に出ている。
セール中の巻 セール中
【30%ポイント還元・1000冊以上】集英社 夏デジ2026 (8/18まで) Amazon Kindle · 2026/8/18 18:00 まで
- 第1巻:百番様の花嫁御寮 神在片恋祈譚 693円
巻一覧
この巻のあらすじ
「ようこそ、花嫁殿。心より、お待ち申し上げていた」
梅の花咲き誇る頃。 とある少女が百番目の神を有する「百生」一族の当主のもとに嫁ぐ。 彼女の名前は紗恵。 生家で虐げられ、表情を失くし、まるでお人形のようだった。 唯一、彼女を気にかけてくれた異母兄は亡くなったばかりで…。 嫁ぎ先の当主・成実はそんな兄の親友だった。 しかし、兄のことを「俺が殺した」と言いーー!?
切なすぎる両片想い×和風シンデレラ・ストーリー。
大人気『十番様の縁結び』シリーズと同世界観の、この作品に注目!
この巻のあらすじ
「百生」に嫁いだ紗恵は、当主の成実と胚島という離島に行くことに。「夫婦水入らずの旅を」という先代・香純の計らいだった。島に着くと、宿の案内人で、成実の士官学校時代の友人だったという鼓という男に会う。彼はなぜか二人に敵意を持っているようで…。
翌朝、恋人と駆け落ちしてきた若い娘が、宿で不自然な死を遂げる。その直前、紗恵は赤子の泣き声のようなものを聞いており…!? 二人は鼓に事情を聞こうとするが、どうやら島ぐるみで何かを隠しているようだった。≪悪しきもの≫の気配と危険を感じた成実は、紗恵を逃がそうとする。しかし、嵐で島に閉じ込められてしまい…!!
「何があってもお前のことだけは守る」。そう言ってくれる成実の心こそ、守ってあげたいと思う紗恵だったがーー!? 大人気×和風シンデレラストーリー第二弾!
この巻のあらすじ
「お前が妻でいてくれて、良かった」 人気の和風シンデレラ第三弾!
生家で虐げられていた紗恵は、邪気祓いの神≪百番様≫を有する百生家の当主・成実のもとに嫁ぐ。優しいけれど不器用な成実と、表情を失くし、お人形のようだった紗恵。最初はすれ違いの日々だったがーー。
夫婦として共に歩むことを改めて誓った、紗恵と成実。二人は成実の異母姉・和葉の出産祝いのため京に行く。赤子の名づけをし、楽しい時を過ごしていたが…。ある出来事を機に「館には≪悪しきもの≫により起き上がった死者がいる」と知ってしまう。何が起きたのか、二人は真相を探ろうとして…!? 結婚前、二人が交わしていた手紙の秘話も収録!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
