構造レビュー
星評価
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
編集部
百合・吸血鬼・猫耳少女!甘く温かい亜人種同士のラブストーリー!(濃厚なスキンシップもあるよ)
概要
編集部
猫族の寧々子が、憧れの先輩であるましろの吸血パートナーになったことから始まる百合物語です。寧々子とましろは、互いに相手の心を温め、かけがえのない存在になっていきます。キスを始めとした濃厚なスキンシップや、吸血や発情期などの亜人ならではのシチュエーションも見どころです。
こんな人におすすめ
編集部
・「自己肯定感の低い女の子が、心を溶かされていく百合」が読みたい人 ・ピュアラブな百合が読みたい人 ・吸血鬼や猫耳少女が登場する作品が好きな人 ・キスシーンや吸血シーンをたくさん見たい人
内容・特徴
編集部
自分にコンプレックスを持つ寧々子とましろが、お互いに相手の言動によって心を温められていく物語です。何気ない日常を送っていく中で、言葉を交わし体を触れ合わせていくにつれ、心の距離も少しずつ近づいていきます。本作品の本筋である「2人は自分を受け入れることができるのか」や「寧々子の思いはましろに届くのか」にも注目です。
著者情報
編集部
本作品の著者は、ひのはら先生です。ひのはら先生は、投稿型小説サイト「カクヨム」で活動しています。本作品は、ひのはら先生の書籍化デビュー作品です。
イラストレーター情報
編集部
また、漫画家としても活動されており、代表作は「狼の皮を被った羊姫」や「にんげんに恋する死神ちゃん」が挙げられます。 狼の皮を被った羊姫 にんげんに恋する死神ちゃん 麗子の風儀
文体
編集部
本作品の文章は、難しい言葉は少なく、適度な重さの文体で書かれています。また、程よいペースで会話文も挿入されており、読みやすいです。加えて、寧々子とましろのスキンシップの描写が卓越していて、心情と情景を鮮明にイメージできます。
ジャンル・テーマ総評
編集部
本作品は、コンプレックスを持つ女の子が、次第に心を溶かされていく百合物語です。心理描写や情景描写が優れていて、キャラクターの感情を余すところなく味わえます。加えて、吸血鬼や猫耳少女ならではの触れ合いも見どころです。
評価点
編集部
本作品では、会話中やスキンシップの最中に加えて、各場面の終わり際にも高頻度で寧々子の心情が描かれています。これにより、寧々子の気持ちの移り変わりを余すところなく楽しめます。
【おすすめキャラクター】 立野ましろ ましろは、過去のトラウマから、自身が吸血鬼であることにコンプレックスを抱える女の子です。「他人が愛されるのは当然だが、自分が愛されるはずはないと考えている」や「自分を受け入れてくれる相手に戸惑ってしまう」など、思わず抱きしめたくなるようなキャラクターに仕上げられています。
評価が分かれる点・問題点
編集部
本作品は、コンプレックスやトラウマがストーリーに絡んでいるため、胸が苦しくなる場面も多々あります。しかし、辛さを乗り越えた後の心温まる展開は格別です。苦さがあってこそ輝く、ピュアラブストーリーの甘さを、ぜひ楽しんでいただきたいです。
総評
編集部
数多くの百合作品の中で、1、2を争うほど本作品が好きです。自己肯定感の低い女の子や、吸血鬼や猫耳少女ならではの触れ合いなど、好きな人はとことん楽しめる作品です。
ストーリーの説明
編集部
本作品は、総じて、甘く温かいピュアラブストーリーに仕上げられています。イベントや些細な出来事とともに、寧々子とましろの関係が少しずつ変化していきます。また、感情と共にキスや吸血などの身体的触れ合いが描写されているのも魅力です。好意の表現する手段としてのスキンシップに、胸がいっぱいになること間違いなしです。
キャラクターの説明
編集部
本作品では、相手の言動に心が満たされ少しずつ自分を受け入れられるようになっていく2人の様子が、丁寧に描かれています。寧々子の一人称視点では、寧々子の心情が余すところなく描写されています。加えてましろの言動には感情が滲み出ているため、寧々子視点の進行でありながら、ましろにも感情移入できるように描かれています。
設定・世界観の説明
編集部
「亜人種同士の百合」という本作品のテーマを引き立てる世界観に仕上げられています。様々な種族の実情や人間との関係、これまでの歴史などにより、本作品らしい世界が形成されています。また、吸血鬼の「吸血衝動」や猫族の「発情期」など、物語を盛り上げる設定が盛り込まれているのも魅力です。
初心者向けの説明
編集部
読みやすい文章で難解な設定や展開もないため、普段小説を読まない方にもおすすめできる作品です。加えて、王道のピュアラブストーリーの百合物語なので、初めて読む百合作品としてもおすすめできます。
読後感のよさの説明
編集部
コンプレックスやトラウマの原因など、各キャラクターにとって重要な事柄には、余すところなく触れられます。そのため、読み終わった後は、モヤモヤも憂いもない晴れやかな気持ちになれます。寧々子とましろの関係の行く末や感情の変化は、胸が温かくなるものであり、読後も感動が冷めやまないこと間違いなしです。
テンポの良さの説明
編集部
何気ない日々を過ごしていく中で、心情や心の距離が少しずつ変化していきます。しかしながら、わずかでありながらも着実に変わっていっているため、退屈せずに読み進められます。
読みやすさの説明
編集部
本作品は、重すぎず軽すぎない文章で書かれています。また、地の文と会話文のバランスも程よく、読みやすいです。加えて、身体的触れ合いの描写力が高く、情景を鮮明にイメージできます。
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