レイチェル・ジーンは踊らない

判定なし
基本情報
著者
Moonshine
イラスト
ボダックス
レーベル
アイリスNEO
刊行年
2024-2025
巻数
2巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
SS (5)
キャラクター
SS (5)
設定・世界観
SS (5)
読後感の良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

心に残る物語!外の世界に興味のないオタクだった2人が出会い、様々な事件を通して愛を学び、成長していく様子が描かれるラブファンタジー

概要

編集部

"魔力を持たないがゆえ魔術式の研究にのめり込み、その知識を趣味の刺繍に落とし込むことでささやかな魔術を展開する主人公。魔術のプロからすれば突拍子もない発想で問題を解決に導く彼女は、そのとんでもない知識と天真爛漫な生き方で出会う人々を魅了していきます。 これまで自分だけの世界で生きて来た人間が、たくさんの人と出会い、恋を知り愛を学ぶ。波瀾万丈の恋愛ファンタジーです!"

こんな人におすすめ

編集部

・趣味に夢中(オタク気質)なことに共感を持てる ・地味で恋愛に興味のない女の子がなぜかモテモテになる展開が好き ・波瀾万丈なストーリーが好き ・シナリオのしっかりとした「物語」を読みたい ・ヒューマンドラマが好き

内容・特徴

編集部

夢中になったWEB版の作品が完結してから早2年。第一回アイリス異世界ファンタジー大賞で銀賞を受賞し、書籍化が発表されてから1年半以上!待ちました。待った甲斐がありました。 文字通り待望の書籍化です。まだ未読のかたは是非ご一読ください!

著者情報

編集部

本作がデビュー作。

イラストレーター情報

編集部

多数の作品を手がけるイラストレーターのボダックス先生。 10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる 大聖女はもう辞めました!13度目の人生は立派な悪女を目指します

受賞歴

編集部

第一回アイリス異世界ファンタジー大賞銀賞受賞作。

文体

編集部

やや地の文が多め。癖のない素直な文体で読みやすいです。

ジャンル・テーマ総評

編集部

外の世界に興味のない、自分(の好きなもの)第一主義のオタクだった2人が出会い、様々な事件を通して愛を学び、成長していく様子が描かれるラブファンタジー。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 主人公の父親、ジーン子爵 風変わりな娘を守り育てた包容力のある愛情深い男性。作品を通して、愛を知る理想の男性として描かれています。

評価が分かれる点・問題点

編集部

あらすじや表紙が、よくある「ハイスペイケメンと地味な令嬢の溺愛もの」な雰囲気。間違いではありませんが、普通の溺愛ものを期待して読むとちょっとイメージが違うかも。確かにイケメンが愛を乞うストーリーですが、「何でもしてくれる大人な男性に甘やかされたい」という気分のときに読むお話ではありません。

総評

編集部

「オタクで地味な引きこもり令嬢×ハイスペ魔術士の溺愛ラブファンタジー」と銘打たれています(間違いではない)が、そんな枠に収まる作品ではありません! 波瀾万丈なストーリーで読者と主人公達を翻弄しながら「愛するとはどういうことか」を強く問いかけてくる、心に残る良作です。 「物語」を読みたい方におすすめします。

ストーリーの説明

編集部

緩急つけてテンポよく進む展開の中で、主人公の趣味で得た知識と技術が意外な活躍をみせます。ブレないオタク気質のヒロインが面白い。またヒューマンドラマとしての側面も強く、「愛とは何か」を考えさせられるようなストーリーとなっています。

キャラクターの説明

編集部

主人公はよくある「地味に見えるけどよく見たら美人」ではなく本当に地味。なのに、知れば知るほどかわいく見えてくるのは、それだけ描写が丁寧で親近感がわくから。「好きなことしか目に入らないどうしようもないオタク」をリアルに描き、ヒーローもハイスペイケメンではありますが、興味のままに主人公を振り回す、勝手なキャラ。思わず世話を焼きたくなるような(実際世話焼きキャラも多数登場)目を離せない、魅力的なキャラで物語を盛り上げています。

設定・世界観の説明

編集部

魔力を持たないために趣味の魔術を術式としてこれまた趣味の刺繍に落とし込む主人公、というキャラ設定がしっかりしています。事件の背景にある世界観もきちんと描写されているため「男性優位な魔術の世界において、魔力を持たない主人公が女性的な発想と技術で魔術を発動させ、事件を解決に導くことのありえない面白さ」を的確に伝えてくれます。

読後感のよさの説明

編集部

壮大なストーリーの第一幕。ひとつの事件を乗り越えて、満足できる読後感です。 が、この先さらに魅力あるキャラ達が登場しで面白さが加速することを知っている身としては、続きが待ち遠しい!

読みやすさの説明

編集部

地の文が多め。文章力で魅せる作品ではありませんが、必要十分な説明がありファンタジーに慣れていなくても読みやすいです。一般文芸を好む方でも違和感なく入り込めるであろう、しっかりとした物語。 まだ一巻ですが、壮大な愛の物語として書籍版も完結まで続くことを切に願っています。

巻一覧

レイチェル・ジーンは踊らない
ISBN 9784758096218
レイチェル・ジーンは踊らない2
ISBN 9784758096904

星評価・感想

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