歌乞いの少女ネアと、契約で結ばれた万象の魔物ディノを中心に、異種の存在同士が関係を築いていくファンタジーシリーズ。舞台は魔物や祝祭、儀式が存在する世界で、人と魔物の契約や交流が物語の基盤になっている。ネアは願いを叶える力を持つ魔物と行動をともにし、日常のやり取りの中で、祝祭や戦場、各地の出来事に巻き込まれていく。物語は二人の関係を軸に、魔物社会や祝祭の仕組み、周囲の人物や出来事へと広がる。巻末には番外編や特別図鑑を収録した巻があり、本編の補足として設定や周辺要素を整理している。第3巻は生前に加筆・改稿された原稿をもとに刊行されている。第3巻では書き下ろし番外編は収録されない。コミカライズも進行している。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 美しい情景描写と、食事や色、花まで印象に残る細やかな筆致が強く評価されている。
- 人外の魔物・妖精・精霊・竜が共存する世界観に独自性があり、異世界ファンタジーとしての没入感がある。
- Web版からの再編集や書籍版の補完で、心情描写や背景が分かりやすくなった点が好評。
- ネアとディノを中心に、脇役まで存在感があり、読み進めるほど推しが増える構成が魅力として挙がっている。
- ほんわかした空気の中に切なさや緊張感が混ざり、読み終えたあとに余韻が残る。
こんな人におすすめ
- 独特な文体や、読み解く楽しさのある作品が好きな人。
- 人外キャラ同士の距離感や、執着・溺愛・契約関係のある物語が好みの人。
- 世界観重視で、設定や背景をじっくり味わいたい人。
- Web版やコミカライズから入って、原作小説の補完を楽しみたい人。
- ふんわりした雰囲気の中に少し重さや切なさがある物語を求める人。
人を選ぶポイント
- 文体や言い回しが独特で、慣れるまで読みづらいと感じやすい。
- 説明や描写が多く、テンポよく進む物語を期待すると合わない場合がある。
- 主人公の言動や口調に違和感を覚える人もいる。
- 世界観や設定の情報量が多く、最初は把握しにくい。
- 好みが分かれやすく、途中で読むのをやめた読者もいる。
テンポ・読後感
- 導入は丁寧で、じわじわ世界に入り込むタイプ。
- ふんわりした空気感の中に、時々ドキドキする展開が差し込まれる。
- 文章は繊細で文学寄り、読み進めるほど味が出る印象。
- 旅をしているような満足感や、静かな余韻が残る読後感。
- かわいらしさと不穏さ、切なさが同居している。
キャラクターへの評価
- ネアは芯が強く、物腰は柔らかいのに手段を選ばない面が印象的。
- ディノは美しく強い一方で、ネアへの執着や溺愛が目立つ。
- エーダリアは不憫さが目を引き、気になる存在として挙げられやすい。
- 脇役や人外キャラにも個性があり、嫌な印象から好感へ変わる人物がいる。
- キャラの魅力を強く感じる読者と、感情移入しにくい読者で評価が分かれる。
巻一覧
この巻のあらすじ
「君のお願いは全て叶えてあげようーーどんな残酷なことも」歌乞いの少女と万象の魔物が絆を紡ぐ、異種婚姻ファンタジー!
この巻のあらすじ
大切な魔物との日常を守るため、挑むはーー冬の祝祭の奪回!?「このライトノベルがすごい!2022」女性部門4位!コミカライズ春連載開始!書き下ろし番外編5本&「薬の魔物特別図鑑」巻末収録!
この巻のあらすじ
【描き下ろしイラスト】付き! 『このライトノベルがすごい!2023』(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門 第8位!
「どこにいたって、心は一つです!」 【電子書籍限定】桜瀬彩香先生描き下ろし「イラスト」をデジタル収録! 「薬の魔物の解雇理由 紋章キーホルダー」同時発売! コミカライズ好評連載中!
(お知らせ) 同シリーズの著者・桜瀬彩香先生は、2022年3月29日に永眠されました。 先生は「小説家になろう」に投稿されていた「薬の魔物の解雇理由」の書籍化で2021年に弊社よりデビュー(同シリーズは2巻まで刊行)。その他に「長い夜の国と最後の舞踏会」(オーバーラップノベルス)を刊行しました。
この度は、読者様のご声援を受けて、桜瀬先生のご家族ともご相談の上、 第3巻を発売させて頂く運びとなりました。 先生が生前、加筆・改稿されていた原稿を書籍化致します。 (※第3巻では、書き下ろし番外編は収録されません)
また、電子書籍特典として、桜瀬先生が読者様宛にご用意されていたイラストをデジタル収録致します。 ※同イラストはTOブックスオンラインストアでポストカード化。購入者特典として配布
【あらすじ】
祝祭(イブメリア)の儀式の最中、突然戦場に落とされた歌乞い・ネアは、契約の魔物・ディノに想いを馳せていた。寂しがり屋だから、きっとしょんぼりしているに違いない。彼の古い知り合いであるウィリアムと出会い、必死に帰り道を探すも……今度は信仰を司る魔物が、祭の役目を放棄して行方不明らしい!? 約束した祝日を一緒に過ごすため、迎えに現れたよれよれの相棒を連れて、いざ新たなる捕獲作戦へ! 「ネア、もう私から離れないようにね」「どこにいたって、心は一つですよ、ディノ」。歌乞いの少女と万象の魔物の異種婚姻ファンタジー待望の第3巻!
著者について ●桜瀬彩香 2021年本作にてデビュー。2022年3月逝去。 他に「長い夜の国と最後の舞踏会」(オーバーラップノベルス)がある。
●ボーダー 二巻に引き続きイラストを 担当させていただいておりますボーダーです。 桜瀬先生については突然のことで言葉もありません。 心よりお悔やみ申し上げます。 どうか先生の作品を最後まで堪能いただけますと幸いです。
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