それでも医者は甦る
判定なし
基本情報
- 著者
- 午鳥志季
- イラスト
- —
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2020
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
本作は、研修医として病院に入った志葉一樹が、難病で入院中の女子高生・湊遥と向き合う現代医療ループものです。過酷な労働環境に辟易していた志葉は、遥の自殺を思い留まらせたことをきっかけに距離を縮めますが、手術の失敗と彼女の死亡を境に、日付が手術前日に戻ります。舞台は病院の手術室や病棟を中心とした医療現場で、限られた時間と判断の重さが物語の前提になります。志葉は繰り返しの中で原因を探り、遥を救うための手順と真実を追い続けます。同じ一日を繰り返す構成の中で、医師として何を選び、どこまで手を尽くせるのかが軸になります。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 現役医師の視点が入った医療現場の描写が生々しく、手術や研修医の動きに臨場感がある。
- タイムリープを使って同じ患者を救おうとする構図がわかりやすく、先が気になる引きが強い。
- 医療崩壊や人手不足、制度の歪みなど、現代医療の問題を物語に自然に織り込んでいる。
- SF・ミステリ・医療ドラマの要素が混ざっていて、ライトノベルとして読みやすい。
- 終盤にかけて一気に重さが増し、感情面でも考えさせられる展開が印象に残る。
こんな人におすすめ
- 医療ものや医療ドラマが好きで、現場のリアルさを味わいたい人。
- タイムリープやループものの仕組みを追いながら読むのが好きな人。
- 社会問題を扱う作品や、読後に考えさせられる物語を求める人。
- ラノベでも軽すぎない、少し重めの読み応えを求める人。
- 研修医や医療従事者の苦労、仕事の理不尽さに関心がある人。
人を選ぶポイント
- 序盤は軽めでも、途中からかなり重くなり、救えない展開の反復が続く。
- 医療現場の厳しさや制度への問題提起が強く、気楽な娯楽作を期待すると温度差がある。
- ミステリとしては大どんでん返し重視ではなく、謎解きの派手さは控えめ。
- 医療用語や手術描写が出るが、読みやすさはある一方で細部のツッコミどころを気にする人もいる。
- 恋愛要素やファンタジー寄りの展開を強く求めると、主軸とのズレを感じやすい。
テンポ・読後感
- 前半は比較的軽快で入りやすいが、ループ開始後は緊迫感が増して一気に重くなる。
- 何度も同じ局面を繰り返すため、焦燥感と絶望感が強い。
- 手術や判断の場面は張りつめた空気があり、読み進める手が止まりにくい。
- 終盤は怒涛の展開で、社会派の重みと読後の余韻が残る。
- 全体として、読みやすさとシリアスさが同居したテンポ。
キャラクターへの評価
- 主人公の研修医は、最初は頼りなさや投げやりさが目立つが、繰り返しの中で責任感を強めていく。
- 患者の少女は、強気で印象に残る一方、読者によっては好みが分かれる。
- 医師や看護師など周囲の医療従事者も、現場のしんどさを背負う存在として描かれている。
- 使命感だけでは割り切れない葛藤が、登場人物全体ににじんでいる。
- ひとりの人間としての医師像が前に出ていて、理想化しすぎない描かれ方が印象的。
巻一覧
それでも医者は甦る 研修医志葉一樹の手術カルテ
この巻のあらすじ
この春大学を卒業し研修医となった志葉一樹。過酷な労働環境に辟易していた彼は、難病で入院中の女子高生・湊遥の自殺を思い留まらせたことをきっかけに、彼女と打ち解ける。しかし手術は失敗し、遥は死亡してしまう。 ところが志葉が目を覚ますと、日付が手術の前日に戻っていた! 遥を救うために奮闘する志葉。だが何度繰り返しても遥の死は防げない。絶望的なループの中で志葉が見出した真実とは? 現役医師が医療現場の現実と“希望”を描いた感動の医療ドラマ!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
