女子大生あきらが、理想の暮らしを求めて山小屋で働き始める物語。舞台は標高2000メートルの山小屋で、週一回の入浴や山の作法、山伏の存在など、街とは異なる生活の細部が前面に出る。中心人物は、山小屋の環境に戸惑いながらも働くあきらと、周囲の山小屋関係者たち。物語は、山でのアルバイト生活を通じて、仕事の手順や人間関係、山の暮らしに触れていく流れで進む。単巻作品として、山小屋という限定された場所での生活と、そこで起こる出来事を描く構成になっている。第17回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞者の受賞後第一作。受賞後第一作。単巻完結の構成。山小屋での生活描写が中心で、続編や外伝の記載はない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 山小屋や登山の現場感が細かく描かれ、自然の美しさと厳しさの両方が伝わる。
- クセの強い山小屋メンバー同士の掛け合いが軽妙で、にぎやかに読める。
- 主人公が山での体験を通して価値観を揺さぶられ、自分を見つめ直していく流れが読みやすい。
- 山に行ったことがある読者ほど、空気感やあるあるにニヤリとしやすい。
- 読後は爽やかさや前向きさが残り、山に行きたくなる余韻がある。
こんな人におすすめ
- 山を舞台にした青春ものや成長物語が好きな人。
- 登山そのものより、山小屋の暮らしや人間模様に興味がある人。
- クセのある登場人物たちの会話劇を楽しみたい人。
- ライトノベルらしい軽快さで、気楽に読み進めたい人。
- 山の知識がなくても、雰囲気で楽しめる作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 主人公の言動や山への甘さに引っかかる場面がある。
- 序盤は無理のある展開やツッコミどころが目につきやすい。
- 文章がやや冗長に感じられる箇所がある。
- 登場人物の癖が強く、相性が合わないとイライラしやすい。
- 登山や山小屋のリアルさを細部まで求めると物足りなさが残る。
テンポ・読後感
- ライトでテンポはよく、サクサク読める。
- 中盤以降は人間関係が動き、読み味が少しずつ熱を帯びる。
- 山の怖さや不便さはあるが、全体の空気は重すぎない。
- ギャグや掛け合いでシリアスになりすぎない作り。
- 読後は清々しさと前向きさが残る。
キャラクターへの評価
- あきらは軽率さや空回りが目立つ一方、素直さや行動力は印象に残る。
- 大樹や武雄、宮澤などは口が悪かったり癖が強かったりするが、面倒見のよさも見える。
- うじうじした人物や気弱な人物にも、それぞれの居場所や役割がある。
- ぶつかり合いながらも、最終的には助け合う関係性が好意的に受け止められている。
- 主人公が周囲に影響されて少しずつ変わっていく過程が読みどころになっている。
巻一覧
山がわたしを呼んでいる!
この巻のあらすじ
草原でくつろぐ羊や馬。暖炉にロッキングチェア。そんな場所を夢見ていた女子大生あきらのバイト先は、想定外のオンボロ山小屋だった! つかみどころのないセクハラ主人をはじめ、口の悪い先輩、マニュアルが手放せない同僚、そしてなぜか正体不明の山伏まで居座っていて大混乱! お風呂は週一!? キジ打ちって何!? 理想の女性になるために来たはずのあきらが巻き込まれていく、標高2000メートルのアルバイト! 第17回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞者・浅葉なつの受賞後第一作!
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