鬼や神霊に関わる歌の力を軸にした和風寄りの伝奇ファンタジー。生まれつき鬼まで呼び寄せる歌声のため里を追われた歌姫リィアが、王都で天才神霊楽士オビトのもとに身を寄せ、歌と奏でで鬼祓いに関わっていく。中心は、疎外された少女が歌い手として立つ過程と、横暴さで知られる奏者との師弟関係だ。王宮の祭礼で起きた鬼憑きの事件をきっかけに、神に捧げる歌と神霊楽士の役割が物語の軸として示される。

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  • AI分析(あらすじ)

    歌と神霊を組み合わせた伝奇設定に興味がある人、歌姫と奏者の関係を軸にした物語を読みたい人。

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作品の魅力

  • 虐げられてきた歌姫リィアの芯の強さと、可愛げのある立ち回りが印象に残る。
  • 不器用で言葉足らずなヒーローが、行動で距離を詰める関係性が楽しい。
  • 神や鬼、人間が絡む独特の世界観と、歌の力を軸にしたファンタジー要素が目を引く。
  • 甘さ多めのやり取りや、膝枕・甘えたがりなどの萌え場面が多く、軽快に読める。
  • 脇役のダダンや神様たちの掛け合いが、作品の見どころとしてよく挙がる。

こんな人におすすめ

  • じれじれしつつも甘い恋愛ファンタジーを楽しみたい人。
  • 俺様気味でも不器用なヒーローと、強気なヒロインの組み合わせが好きな人。
  • 宮野作品らしい、少しクセのあるキャラ造形や濃い萌えを求める人。
  • 重めの過去や設定があっても、読みやすさを重視したい人。
  • 1巻完結でも満足感のある、コンパクトな物語を探している人。

人を選ぶポイント

  • 設定や世界観がやや盛り込み気味で、整理しきれていないと感じる場合がある。
  • 神や鬼まわりの対立や事情は、好みが分かれやすい。
  • 作品全体は甘めだが、過去設定や回想は重く感じることがある。
  • 1巻で終わるには惜しい。
  • かなりストレートな甘さや萌えが前面に出るため、硬派な展開を期待するとずれやすい。

テンポ・読後感

  • 序盤から甘い場面や距離の近さが多く、テンポは軽快。
  • すれ違いはあるが、全体としては読みやすくストレート。
  • 神や鬼をめぐる要素はあるものの、重苦しさよりも勢いとノリが勝つ。
  • くすっと笑えるやり取りが挟まれ、明るめの読後感に寄る。
  • 物語の密度は高めでも、難解さよりキャラの勢いで引っ張る印象。

キャラクターへの評価

  • リィアは可愛さと強さを両立したヒロインとして好評。
  • オビトは一途だが不器用で、言葉より行動が先に立つタイプとして受け止められている。
  • 俺様気味、年上、甘え下手といった要素がヒーローの魅力として挙がる。
  • ダダンは可愛い、面白い、存在感が強いと評されやすい。
  • 神様たちも人間臭く描かれ、単なる脇役以上の面白さを持つ。

巻一覧

鬼愛づる歌姫
2013年11月 ISBN 9784094522716
この巻のあらすじ

天才歌姫、女泣かせの楽師の餌食に!?

リィアは美貌と、歌い手としての天賦の才に恵まれて生まれた。しかしその歌声は神のみならず鬼をも呼び寄せてしまい、彼女は周囲から疎まれて育つ。 ついに生まれた里を追い出された彼女は、幼いころに唯一優しくしてくれた「近所のお兄さん」オビトを頼って王都に出る。 彼は次代の天下一の神霊楽士と目され、天才奏者として名をはせていたが、一方で組む歌い手を自分の楽器と呼んではばからない横暴な男としても悪名高かった。リィアは仕方なく彼に弟子入りすることになる。 そんな折、王宮でアイシャ王女の聖誕祭が執り行われるが、あろうことか王女が鬼に取り憑かれる事態になる。神に捧げる歌で鬼を祓うよう呼ばれたオビトとリィアだが…!? 鬼をも堕とす美少女天才歌姫とツンデレ天才奏者のコンビの行方は!?

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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