祖母の遺言をきっかけに、女子高生の菜乃華が古い店「神田堂」を継ぎ、店に関わる人や不思議な存在と向き合っていく物語です。舞台は現代の町にある本にまつわる店で、喋るサルや特別な力といった要素が日常の中に入り込みます。中心人物は、店を託された菜乃華と、店で出会う瑞葉です。物語は、遺された店の意味を探りながら、本や人に関わる出来事を通して進みます。シリーズとしては、店を軸にした人間関係と不思議な出来事が重なり、日常と伝奇が交差する形で広がります。現時点では1巻構成で、続編や外伝の情報はありません。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
亡くなった祖母から想像しなかったものを引き継ぐ主人公の成長と人情の物語。
編集部
主人公は、亡くなった祖母から想像していなかったものを引き継ぐことになる。そのためには特別な能力が必要であり、そのことを知らなかった主人公は、祖母の死後それを知ることになり、成長しながらさまざまな人と関わっていく物語。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・本が好きな人 ・恐くないオカルトを読みたい人 ・付喪神などが好きな人 ・女子高校生の成長を見てみたい人
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AI分析(あらすじ)
- 本や書店を軸にした物語を読みたい人 - 現代舞台に不思議な力が入る話が気になる人 - 家族の遺言や店の継承を題材にした作品が好きな人
著者情報
この項目をレビュー編集部
日野祐希(ひの・ゆうき) 静岡県出身、愛知県在住。 2017年「カラフルノート久我デザイン事務所の春嵐」でデビュー。 本作にて「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」部門賞を受賞。 本を愛する図書館員としての豊富な知識と確かな文章力で、繊細で温かみのある物語を綴る。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
Minoru
受賞歴
この項目をレビュー編集部
「秘密の神田堂 本の神様、お直しします。」で小説家になろう×スターツ出版文庫大賞部門賞を受賞
編集部
全体的に穏やかに話が進んでおり、祖母が亡くなったということはあっても、主人公も前向きに成長していると感じた。付喪神が登場しても、オカルト感はなく、温かい気持ちになれる。文章も丁寧に作られており、世界観も穏やかなので、本が好き、読書が好き、という人にもよい作品であると感じた。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
回答を書く
どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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本の折れ曲がりを直す方法はありますか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 亡くなった祖母から引き継いだ店で、本の付喪神を修繕していく設定が新鮮で、付喪神のバリエーションに想像が広がる。
- 書籍修復・製本の手順や技術が丁寧に描かれており、読みながら学べる・本への愛着が深まる。
- 祖母とのつながりや家族の支えを通じた主人公の成長が、人情味のある読み心地につながっている。
- オカルト要素はあるものの恐怖感は弱く、ほのぼのとした雰囲気で軽く読める。
- 同作者の『菜の花工房の書籍修復家』と比べ、本作はファンタジー色が強く別テイストとして楽しめる。
こんな人におすすめ
- 本や製本・修復に興味がある読者。
- 付喪神や不思議な設定の物語が好きな人。
- 怖くないオカルト・ファンタジーを求める人。
- 女子高生の成長や家族・祖母との絆を描いた物語を読みたい人。
- 同作者の書籍修復系作品を既に読んでいる、または気になっている読者。
人を選ぶポイント
- 恋愛要素と不思議話のどちらを主軸にするかがはっきりせず、どっちつかず・中途半端に感じる。
- 全体の盛り上がりや物語への引き込みが弱く、斜め読みになりやすい。
- 依頼人ごとのエピソードの掘り下げが足りず、物語に深みが出にくい。
- 修復描写は評価される一方、図解などがあればより分かりやすい。
- 高校生が店を継ぐ設定や、付喪神が自ら本を管理する部分に、違和感や想像しにくさを感じる。
テンポ・読後感
- 読みやすくテンポは軽めで、淡々としつつも穏やかに進。
- 初めは戸惑いや抵抗感があるが、読み進めるうちに楽しくなる。
- ほのぼのとした日常寄りの空気感で、強い緊張感や大きな起伏は少ない。
- ファンタジーと恋愛要素が加わる一方、同作者のリアル寄り修復作品よりテイストが異なる。
- 落ち着いて読める作品を求める人向けで、一気読みの刺激よりじっくり味わう読み方に合う。
キャラクターへの評価
- 主人公・菜乃華は、付喪神を真剣に修繕する姿や可愛らしさが印象に残る。
- 店員の瑞葉は眉目秀麗な美青年として目立ち、恋愛要素の中心に据えられている。
- 喋る猿の蔡倫(お猿さん)は、個性的で一番好き。
- 柊も良いキャラクターとして名前が挙がる。
- 祖母や家族の存在が物語の土台として感じられ、支え合いがにじ。
巻一覧
この巻のあらすじ
『神田堂を頼みます』――大好きな祖母が亡くなり悲しむ菜乃華に託された遺言書。そこには、ある店を継いでほしいという願いが綴られていた。遺志を継ぐため店を訪ねた菜乃華の前に現れたのは、眉目秀麗な美青年・瑞葉と……喋るサル!? さらに、自分にはある“特別な力”があると知り、菜乃華の頭は爆発寸前!! 「おばあちゃん、私に一体なにを遺したの?」… 普通の女子高生だった菜乃華の、波乱万丈な日々が、今始まる。「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」ほっこり人情部門賞受賞作!
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