京師の鬼市巷に店を構える茶房「洞天茶房」は、天界の底へ通じる入口でもある。店主の李子春は科挙の受験生で、天界から女仙とともに堕ちてきた花仙の梅鬼、牡丹郎と行動をともにし、あやかし退治に関わっていく。梅鬼は李子春の「骨」に惚れたままクールに振る舞い、牡丹郎はこの世とあの世を軽やかに渡る性格として描かれる。茶房の営み、鬼市の空気、天界や花仙、いわくつきの画巻などが重なり、店の内外で怪異が起こる中華伝奇。茶房の料理人・陳九が画巻に呑み込まれる出来事や、番外短編と四コマまんがを含む巻もある。

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  • AI分析(あらすじ)

    中華幻想、あやかし退治、茶房を軸にした群像的な物語に関心がある人。

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作品の魅力

  • 中華風ファンタジーの空気感と、茶房を舞台にした居心地のよさが印象に残る。
  • 美味しそうな料理描写が目を引き、読後にお腹が空くという反応がある。
  • 個性的で美形寄りのキャラクター配置が楽しい。
  • 怪異退治や不思議な出来事が、重すぎず軽やかに進。
  • 巻末の四コマが好評で、本文とは別の楽しみになっている。

こんな人におすすめ

  • 中華風ファンタジーや怪異ものを、肩の力を抜いて読みたい人。
  • 美形キャラ同士の掛け合いを楽しみたい人。
  • 料理や茶房の雰囲気、生活感のある舞台が好きな人。
  • 物語の重厚さより、読みやすさや軽妙さを重視する人。
  • 挿絵や四コマも含めて作品の雰囲気を味わいたい人。

人を選ぶポイント

  • 主要人物の呼び名や表記に揺れがあり、少し引っかかる。
  • 主人公が浮世離れしていて、感情移入しにくい場面がある。
  • ひたすら大きな山場を求めると、やや物足りなく感じやすい。
  • 作品のノリがふわっとしていて、好みが分かれやすい。
  • 既刊やシリーズの流れを前提にした印象を受ける部分がある。

テンポ・読後感

  • ほのぼの、まったりした手触りで進。
  • 怪異や騒動はあるが、全体の空気は軽め。
  • 中編二本立てで、テンポは比較的読みやすい。
  • ふわふわした掴みどころのなさが作品の味になっている。
  • 料理や茶房の描写が、やわらかい余韻を残す。

キャラクターへの評価

  • 子春はお人よしで、邪気のなさが際立つ。
  • 万福麟は嫌がらせ役として目立つが、どこか間の抜けた印象。
  • 部下たちも含めて、騒がしさや頼りなさがキャラの色になっている。
  • 美形・美男が多く、見た目の華やかさが強い。
  • 司花女や陳九など、脇役の存在感を楽しむ声がある。

巻一覧

洞天茶房菜単 〜中華奇譚品書き〜美男の供す佳き仙茶
2010年12月 ISBN 9784086014755
この巻のあらすじ

京師(みやこ)、鬼市巷にある茶房「洞天茶房」は天界の底に通じている。茶房の主人で科挙の受験生でもある李子春は、天界から女仙さまと一緒に堕ちてきた美麗すぎる花仙の梅鬼と牡丹郎とともに、あやかし退治をすることに!? 李子春の「骨」に惚れながらもクールでストイックな梅鬼と、この世とあの世を面白おかしく生きたい快楽主義の牡丹郎に挟まれて、李子春の日々は愉快痛快にあやかしまみれ!?

洞天茶房菜単 〜中華奇譚品書き〜 絵に描いた妖しき桃
2011年3月 ISBN 9784086015080
この巻のあらすじ

鬼市巷にある「洞天茶房」は天界の底に通じている。美しすぎる給仕の梅鬼と牡丹郎は、実は天界より女仙神と一緒に堕ちてきた花仙で、店主の李子春は一緒にあやかし退治をやる羽目に……!? 今回はいわくつきの画巻に「洞天茶房」の料理人・陳九が呑み込まれてしまい、ドキドキの大波乱! 李子春のお師匠さまの番外短編と四コマまんがも入った愉快痛快・中華万華鏡! 桃源郷へ君と夢のなか!?

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