構造レビュー
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
占い館とあやかし、そして人間、あやかしも人間も悩みは同じだと感じさせられる作品。
概要
編集部
会社のパワハラに疲れた主人公が、偶然見つけた占い館に入り、そこで人間以外のあやかしと出会う。丁寧に占いをしてくれる店主と、さまざまな悩みを持つあやかしと時間を共にして、少しずつ前向きになっていく主人公の作品。
こんな人におすすめ
編集部
・占いが好きな人 ・あやかしが好きな人 ・悩みがある人 ・会社に疲れている人
内容・特徴
編集部
会社でのパワハラに疲れた主人公は、偶然、占い館へ入っていく。そこでは、丁寧に占いをしてくれる店主と、自分と同じように悩みを持つあやかしが来ていた。さまざまなあやかしの悩みを知り、またあやかしとの交流、店主との関係もあり、前向きになっていく主人公を見ることができる。
著者情報
編集部
さとみ桜(さとみ・さくら) 2016年第23回電撃小説大賞「銀賞」を受賞。 翌年、受賞作「明治あやかし新聞怠惰な汽車の裏稼業」でメディアワークス文庫よりデビュー。 ≪代表作≫ ・妖怪お宿稲荷荘 ・文具店シエルひみつのレターセット ・帝都モノノ怪ガタリ
イラストレーター情報
編集部
漣ミサ(さざなみ・みさ) 漫画・小説・ゲームイラストを手掛ける。 集英社ジャンプTOON 連載『マッチングアプリなんて信じません!』
受賞歴
編集部
2016年第23回電撃小説大賞「銀賞」を受賞。 翌年、受賞作「明治あやかし新聞怠惰な汽車の裏稼業」でメディアワークス文庫よりデビュー。
文体
編集部
丁寧で細かいが、やや難しさを感じる印象。
世界観の作り込み
編集部
占い館や占いに知識がない人でも、分かるように丁寧な説明が盛り込まれた作品。それが世界観をより占いへ近づけており、世界観としてとてもよい味を感じた。
ジャンル・テーマ総評
編集部
あやかしにも悩みがある、という感じがとてもいい感じがした。悩みを持つのは人間だけでなく、あやかしも同じこと、つまりもともとは人間であったあやかしのことを、再度考えるきっかけにもなっていく。占いというものの、別の在り方を感じさせる。
評価点
編集部
社会人の悩みを占いが少しずつ解決しつつ、あやかしも同じように悩みを持っているという世界観がとてもよかった。占いのことを店主が丁寧に説明してくれるシーンがあるので、占いが好きな人にもおすすめできる作品。
【おすすめキャラクター】 リヒト 占いの館の店主。占いの知識が豊富で、丁寧に解説をしてくれる。また、主人公だけでなくあやかしの話もしっかりと聞いてくれるいい店主。
総評
編集部
社会人として、ただ占いをするのではなく、そこで出会ったあやかしの悩みなどから、自分自身のことをしっかりと考えることができる作品。占いの知識も丁寧に描かれており、占い自体が好きな人にもおすすめできる作品。疲れた時に、何に癒しを求めるのか?どんな悩みを持っているのか?ある意味、作品を通して自分自身の仕事や生活など、考えるきっかけにもなる。
ストーリーの説明
編集部
パワハラを受けている主人公が、なんとなく占いの館に入っていく姿が、少しだけ違和感を感じた。また、あやかしと占いは雰囲気が少し似ているような気もした。物語の流れとして、好みが分かれるような雰囲気である。
キャラクターの説明
編集部
占いの館を訪れるあやかしや、疲れている主人公など、悩みを持つキャラクターの様子が丁寧に描かれている。また店主の人の良さや、丁寧さ、占いの知識などが面白い。
設定・世界観の説明
編集部
あやかしと人間が同じ場所で、悩みを打ち明け、悩みを解決するために占いを受けるという世界観は、とても面白い。異世界に紛れ込んだわけでもなく、その場での世界観がいい雰囲気であった。
話題性の説明
編集部
特になし。
初心者向けの説明
編集部
作品全体は短めにまとめられているが、占いの知識などが細かく、やや難しく感じられた。
読後感のよさの説明
編集部
さまざまな悩みが解決され、穏やかな日常になっていくような感じを受ける読後感。
テンポの良さの説明
編集部
短くまとまっており、割と早いスピードで進んでいく。
読みやすさの説明
編集部
日常的な部分や、悩みが解決される部分はよいが、占いの知識が出てくるところはやや難しさを感じる。
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