鎌倉に近い丘の上の住宅地に建つ古民家カフェを舞台に、年の離れた三兄弟と、そこを訪れる客たちのあいだで起こる出来事を描くあやかし物語です。店には座敷わらしを見ると幸せになれるという噂があり、噂を頼りに人が集まります。物語の中心には、カフェを営む三兄弟と、店を訪れた帆南や、三男の綾人を迎えに来たと名乗る死神の男がいます。日常の喫茶店営業に、妖怪や死神の存在が重なる構成で、客の事情や店にまつわる不思議が一話ごとに扱われます。シリーズ全体では、古民家カフェを軸に、人とあやかしが交わる小さな出来事が積み重なっていきます。続編・外伝・短編の区分は示されていません。 なお、2冊とも同じシリーズ内の別エピソードとして扱われています。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
座敷わらしを見ると幸せになれるカフェに足を運ぶ主人公と、そのカフェを経営する兄弟、さまざまなお客の人情物語。
編集部
座敷わらしがいるというカフェを訪れた主人公は、家族の作った借金のために結婚を控えていた。本当は小説家になりたい、という夢を持ちながら、カフェを訪れた主人公は、座敷わらしだけではなくカフェを経営する兄弟やさまざまなお客と交流しながら前向きになっていく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
古民家カフェの話が読みたい人。 男性が営むカフェの話が読みたい人。 座敷わらしが出てくるような、あやかしの登場がある話が読みたい人。 人生で少し迷いがある人。 優しく背中を押してもらえるような作品が読みたい人。
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AI分析(あらすじ)
- 古民家カフェを舞台にした現代ものが好きな人 - 座敷わらしや死神などのあやかし要素に関心がある人 - 家族で営む店と、そこに訪れる客の話を読みたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
瀬王みかる(せのう・みかる) 神奈川県出身。 ≪代表作≫ ・卯ノ花さんちのおいしい食卓シリーズ ・屋敷神様の縁結び
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
しのとうこ イラストレーター。 ≪代表作≫※装画、挿絵など ・薬屋のひとりごと ・ダブルクロス(TRPG) ・ぼんくら陰陽師の鬼嫁
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
特になし
編集部
おやつカフェとなっているが、食べ物と登場人物たちのあたたかな関係が丁寧に描かれている作品。読みやすく、分かりやすいので、そういう部分でも評価できる。鎌倉という落ち着いた土地を知らぬ人でも、鎌倉を想像して読みたくなる印象。座敷わらしを見ると幸せになる、と聞いて人が集まってくるが、その人たちがこれから先をどう生きていくのか、何を思って行くのかを知ることができる。自分の中に迷いがある読者にもおすすめ。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 鎌倉・湘南の古民家カフェを舞台に、スイーツや店の雰囲気が魅力的で「行ってみたい」と感じる声が多い。
- 本当に困っている人にだけ見える座敷わらしが、来店客の人生をやさしく後押しする構成が好評。
- 死や別れをテーマにしつつも、重くなりすぎずほっこりと読めるバランスが評価されている。
- 短編連作のように読み進めやすく、各話が前向きな結末で終わるので安心して読める。
- 同作者の他作品ファンからも、人情ものとして読みやすい点が引き継がれている。
こんな人におすすめ
- 古民家カフェや鎌倉・湘南の舞台が好きな読者。
- あやかしが日常に溶け込む、ほのぼの系の人情ものを求める人。
- イケメン三兄弟が営む店を舞台にした、やさしい癒し系ストーリーを読みたい人。
- 人生の行き詰まりや喪失、女性ならではの悩みに寄り添う話に共感したい人。
- 重いテーマがあっても読後感は明るめの作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 失った人への想い、子どもや妊娠にまつわる話など、涙する場面がある。
- 2巻は前巻より「死」に触れる話が増え、シリーズとしてはやや重めに感じる。
- 展開が読み取りやすく、意外性は少なめ。
- 店員が優しい割に恋愛要素はほとんどなく、ラブ展開を期待するとズレを感じる可能性がある。
- 巻数を取り違えて読む人もいるが、未読の前巻があってもある程度は読み進められる。
テンポ・読後感
- 来店客ごとのエピソードが次々と進む短編集のようなテンポで、サクサク読める。
- 各話の主人公の境遇は重いものの、全体としては温かく引きずりにくい読後感だ。
- ハッピーエンドが約束されている安心感があり、気持ちよく読み終えられる作品だ。
- 現実のつらさや社会人としての苦労がにじむ話もあり、ただのファンタジーではない現実味を感じる読者もいる。
キャラクターへの評価
- 三兄弟がカフェを支える軸として好印象で、年の離れた末っ子を慈しむ兄弟関係がほっこりすると評される。
- 霊感を持ち、座敷わらしだけが見える末っ子・綾人の存在が物語の中心に感じられる。
- 座敷わらしは必要な人にだけ現れ、見えた人を幸せへ導く存在として愛されている。
- スイーツ好きで人間味のある死神が、コミカルかつ不穏さも交えた印象的なキャラだ。
- 借金や結婚の圧力などに追い詰められた帆南のような、境遇の重い来店客にも共感を得やすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
鎌倉に近い丘の上の住宅地に、年の離れた三兄弟が営む古民家カフェが建っていた。そのカフェで座敷わらしを見ると幸せになれるという噂につられて、帆南は店を訪れるが……。ほっこりあやかし物語。
この巻のあらすじ
鎌倉の丘の上にある、三兄弟が営むカフェ。そこで座敷わらしを見ると幸せになれるという噂を聞きつけて、多くの人が訪れる。そんな中、死に神を名乗る男が現れ、三男の綾人を迎えに来たと言うが……!?
星評価・感想
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