臨床真実士ユイカの論理は、言葉の真偽や虚実を瞬時に判別できる本多唯花を中心に、嘘と隠し事が絡む事件を追う現代ミステリーです。唯花は大学で心理学を学びながら、依頼人や周囲の証言に潜む食い違いを見分け、閉ざされた天空の村では旧家の一族と財閥の継承をめぐる事件に向き合います。別の事件では、挑戦状と予告殺人に揺れる都市で、残された遺留品の意味を手繰って真相を探ります。真実を見抜く能力と論理を手掛かりに、家族の因縁、連続殺人、対決形式の謎解きがつながっていくシリーズです。

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    - 証言の食い違いを追う推理ものが好きな人 - 旧家や継承争いが絡む事件に関心がある人 - 特殊な能力を使って真相に迫る物語を探している人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 言葉の真偽を見抜く特殊設定を、論理パズルとして最後まで押し切る構成が強い。
  • 読者への挑戦状から解決編までの組み立てが本格寄りで、解き明かしの快感がある。
  • クリスティや横溝を思わせる古典ミステリの遊び心があり、オマージュの見つけやすさも楽しい。
  • 主人公ユイカの精密な推理と、晴彦との軽い掛け合いが読みやすさを支えている。
  • 1作目より入りやすい、シリーズ2作目で面白さが乗る。

こんな人におすすめ

  • 論理重視の本格ミステリを読みたい人。
  • 読者への挑戦状や証言パズルが好きな人。
  • 特殊設定ミステリでも、理屈で納得したい人。
  • 古典ミステリのオマージュにニヤリとしたい人。
  • シリーズものを2作目以降からでも追いたい人。

人を選ぶポイント

  • 言葉の定義や論理の組み立てが細かく、最初は混乱しやすい。
  • 証言ベースで進むため、物的証拠中心のミステリを期待すると合わない。
  • ルール理解が前提になるので、1作目未読だと入りづらい場面がある。
  • 真相の見え方が早いと感じる人もいて、驚きの強さには好みが分かれる。
  • 登場人物名や設定の細部がやや覚えにくい。

テンポ・読後感

  • 読み始めは設定説明で少し引っかかるが、慣れると一気に進。
  • 中盤は証言と論理の積み上げが続き、じわじわ緊張感が高まる。
  • 解決編でロジックが連鎖的にほどけていくため、感心しながら読む流れになりやすい。
  • 全体の雰囲気は重すぎず、特殊設定のわりに手に取りやすい。
  • 事件の空気は閉鎖的でも、読後感は比較的すっきりしている。

キャラクターへの評価

  • ユイカは美しさと冷静な論理の強さが印象に残る。
  • ルールを理解すると、可愛さや親しみやすさも見えてくる。
  • 晴彦はワトソン役として軽さと素朴さがあり、掛け合いの緩衝材になっている。
  • 二人の関係は恋愛未満の距離感として好意的に受け止められている。
  • 犯人側や一族側は、閉鎖的で癖のある人物像として記憶に残りやすい。

巻一覧

臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族
2016年4月 ISBN 9784062940269
この巻のあらすじ

言葉の真偽、虚実を瞬時に判別できてしまう。それが臨床真実士と呼ばれる本多唯花の持つ障害。大学で心理学を学ぶ彼女のもとに旧家の跡取り息子、文渡英佐から依頼が持ち込まれる。「一族のなかで嘘をついているのが誰か鑑定してください」外界から隔絶された天空の村で、英佐の弟・慶佐が殺された。財閥の継承権も絡んだ複雑な一族の因縁をユイカの知と論理が解き明かす!

臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件
2017年1月 ISBN 9784062940559
この巻のあらすじ

言葉の真偽と虚実を判別する瞳を持つ臨床真実士、本多唯花の元に届いた挑戦状。差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。連続殺人勝負に見立て、ABXは唯花を挑発する。一週間後、第二の殺人が起こり頭文字Bの女性が被害者となる。現場に残された、犯人の署名ともいえる遺留品の意味は? ABXの仕掛けに隠された嘘を、唯花の論理が解き明かす。

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