翼の帰る処
- 著者
- 妹尾ゆふ子
- イラスト
- ことき
- レーベル
- 幻狼ファンタジアノベルス
- 刊行年
- 2008-2011
- 巻数
- 6巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
帝国の史官ヤエトは、「過去を視る」力を持ちながら、北嶺で静かに暮らすことを望む病弱な人物として描かれる。舞台は、皇女が太守を務める北嶺と帝国の都を中心に、貴族制度や皇位継承をめぐる政治が動く世界。ヤエトは北嶺に残る帝国の秘密や各地の利害に触れながら、皇女や皇子たち、北方蛮族、貴族社会の思惑に巻き込まれていく。物語は、過去視と未来視の力、政争、外交、北嶺の復興を軸に進み、帝国の歴史と現在が重なる形で広がっていく。続編群では、北嶺の復興や貴族への出世、皇位継承をめぐる動きがさらに扱われる。|? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |? |?
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 病弱で隠居願望のある主人公が、倒れ込みながらも仕事をこなす姿が印象に残る。
- 過去を見る異能、呪い、伝説、鳥や竜種などの設定が濃く、世界観の作り込みが強い。
- 皇女との主従関係や距離の縮まり方が見どころになっている。
- 政争や陰謀が絡む展開でも、会話の軽さやユーモアで読みやすさが保たれている。
- 脇役まで含めて人物の個性が立っており、やり取りそのものを楽しむ読者が多い。
こんな人におすすめ
- 病弱主人公や「やる気はないのに有能」なキャラが好きな人。
- 宮廷政治、皇位継承争い、陰謀劇のあるファンタジーを読みたい人。
- 主従関係やじわじわ深まる信頼関係を楽しみたい人。
- 設定の厚い作品や、神話・伝説の断片が効いてくる物語が好みの人。
- シリアス寄りでも、会話のテンポや軽妙さが欲しい人。
人を選ぶポイント
- 政治や勢力図、固有設定が多く、流れを追うのに集中力が要る。
- 物語が切れ目なく続くため、上下巻や巻間を空けると把握しづらい。
- 主人公が何度も倒れる展開が続き、体調面のしんどさが強い。
- 明るい冒険譚というより、寒さや寂しさのある空気が前に出る。
- まだ先がある前提の構成で、巻単体の完結感は薄め。
テンポ・読後感
- 展開はさくさく進む一方で、情報量は多め。
- 会話は軽快だが、筋立てはかなりシリアス。
- 北方の寒さや孤独感がにじむ、少し物悲しい手触り。
- 陰謀や危機が続いても、やり取りの面白さで重くなりすぎない。
- じわじわ関係性が深まるタイプで、派手さより積み上げが効く。
キャラクターへの評価
- ヤエトは虚弱でぼやきがちなのに、真面目で有能なところが強い。
- 皇女は凛々しさと可愛さの振れ幅があり、ヤエトとの場面で魅力が増す。
- ジェイサルドやナグウィンなど、脇を固める人物も印象が濃い。
- 口が悪い、酒乱気味、裏がありそうなど、癖のある人物が物語を動かす。
- 鳥や伝達官の存在が愛着を集め、戦力としても見た目としても人気が高い。
巻一覧
この巻のあらすじ
「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝ち気な皇女に振り回され休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれるー。
この巻のあらすじ
北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に身を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた!皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするがー。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマン、ここに完結。
この巻のあらすじ
蛮族との戦で傷ついた北嶺部の復興のため、病弱な体を押しながらも奮闘するヤエト。そんな彼に、皇女の推薦で貴族に出世するという「悪い知らせ」が飛び込んでくる。失意の中、新年祭のために皇女と都に向かった彼は、その式典の最中、さらなる衝撃の事実を知らされることとなる…。妹尾ゆふ子の人気ファンタジー、待望の続編が登場。
この巻のあらすじ
四大公家のひとつ「黒狼公」となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い…。一方、兄である皇子同士の激しい後継争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。-陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは。
この巻のあらすじ
望んでもいないのに四大貴族の一角“黒狼公”に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の“黒狼公”妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のために人質交換を要求し…。
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