異世界に転移した料理人志望の青年・東朱里が、傭兵団に拾われて雑用と料理を担いながら、人間関係と仕事の輪の中で役割を広げていくシリーズです。舞台は、傭兵団の移動や戦争、王家や神殿、領主や村落が絡む異世界で、料理が交渉や慰め、連携の手段として機能します。中心人物は朱里と傭兵団の団長ガングレイブで、朱里は各地で料理を振るい、周囲の課題や対立に関わっていきます。物語は、傭兵団の行動圏を軸に、戦場・城・神殿・村へと広がり、政治や生活、対人関係が重なっていきます。シリーズは本編を中心に、巻を重ねるごとに活動範囲と関わる人物が増えていきます。続編・外伝・短編の区分は今回の材料では確認できません。 料理人志望の青年が異世界の傭兵団で料理と雑務を担う、移動型の群像劇です。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
妹萌えのラノベ作家と愉快な仲間たちの日常は波乱万丈。
編集部
妹がいないにもかかわらず妹萌えを公言して憚らないラノベ作家が、友人の人気作家やイラストレーターらと過ごす日常を描いたドタバタラブコメ。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
妹萌えな人 妹がヒロインのラノベを愛読している人 ラノベ作家の作業風景に興味がある人 創作の苦悩を体験したことがある人
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AI分析(あらすじ)
- 異世界転移と料理の組み合わせに関心がある人 - 傭兵団や戦争を背景にした物語を読みたい人 - 料理が交渉や関係づくりに使われる話が好きな人 - 複数の勢力や人物が動く群像劇を探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
平坂読は日本のラノベ作家。主にガガガ文庫で活動している。代表作は以下。 * ホーンテッド!(『MF文庫J』、イラスト:片瀬優、2004年9月 - 2005年8月、全4巻) * ソラにウサギがのぼるころ(『MF文庫J』、イラスト:湊ヒロム、2006年3月 - 12月、全4巻) * ねくろま。(『MF文庫J』、イラスト:じろう、2007年6月 - 2008年11月、全6巻、「∞(インフィニティ)。」2009年4月) * ラノベ部(『MF文庫J』、イラスト:よう太、2008年9月 - 2009年7月、全3巻) * 僕は友達が少ない(『MF文庫J』、イラスト:ブリキ、2009年8月 - 2015年8月 、全11巻、「CONNECT」2012年12月) * 〆切前には百合が捗る(『GA文庫』、イラスト:U35、2020年12月 - 、既刊2巻) * 変人のサラダボウル(『ガガガ文庫』、イラスト:カントク、2021年10月 - 、既刊7巻)
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
カントクは日本のラノベ作家。数多くのラノベのイラストを手掛ける。代表作は以下。 待ってて、藤森くん!(富士見ミステリー文庫 、挿絵) 藤森君×××中(ドラゴンマガジン、挿絵) 変態王子と笑わない猫。(MF文庫J、挿絵) 神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、挿絵) そんな世界は壊してしまえ -クオリディア・コード-(MF文庫J、挿絵) メルヘン・メドヘン(ダッシュエックス文庫、挿絵) 佐々木とピーちゃん(MF文庫J、挿絵) 変人のサラダボウル(ガガガ文庫、挿絵)
編集部
妹萌えラノベ作家が主人公のお仕事ラノベ。個性的な業界関係者が数多く登場する為、ラノベ作家の仕事に興味がある人は楽しく読める。イケメン売れっ子作家の友人と自分の現状を比べて落ち込んだり、創作の方向性に悩んで迷走したりと、クリエイターあるあるなエピソードの数々が共感を誘った。実は妹な弟・千尋の想いが想いが実るかどうか注目してほしい。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 異世界に放り出された主人公・シュリ(朱里)が、料理と現代知識で傭兵団の食事と人間関係を変えていく展開に「ホッコリする」「お腹が減る」との声が多い。
- 団員それぞれの悩みを料理や交渉で解決していくエピソードが、戦場の合間にも温かさを感じさせる。
- 当事者視点に加え、後世の歴史家視点や複数キャラ視点が重なる構成は、世界の広がりや「結末が見えている安心感」を生む工夫だ。
- 後半以降は革命や国家間の争い、神殿や大陸史といった大きなテーマが絡み、料理以外のドラマも熱いと評する読者がいる。
- 類似ジャンルと比べ、魔工(魔法版の技術)など設定に独自色がある、テクニックで一歩抜けている。
こんな人におすすめ
- 異世界×料理もので、戦乱の中でも仲間との絆を楽しみたい人。
- 傭兵団の日常から大きな歴史事件へとスケールが広がる王道ファンタジーが好きな人。
- 主人公が裏方から次第に団の中心へ成長していく物語に惹かれる人。
- 複数視点・時系列の重ね合わせによる読み味を好む人。
- 料理描写よりも、食を通じた人間関係の変化や団員の個性を味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公視点と別キャラ視点で同じ出来事を繰り返す構成は、「重層的で面白い」と「くどく冗長」の両方の声があり、読み方の好みが分かれやすい。
- 異世界食堂など同系作品との比較で、料理・食事描写や文章力に物足りなさを感じるという厳しめの評価もある。
- 食材・調味料・調理環境など、世界観と現代知識の整合性に違和感を指摘する声がある。
- 説明パートや世界設定の披露が増える巻では、料理要素が相対的に少なく、テンポが緩むと感じる読者もいる。
- Web版由来の切り貼り感や、巻によっては話の区切りが不自然に感じられる。
テンポ・読後感
- 前半は傭兵団の旅と食卓を中心とした、比較的明るくホッコリした日常寄りの雰囲気。
- 中盤以降は交渉・戦闘・国家間の対立が増え、泥臭く熱い展開や「次巻が気になる」という期待感が強まる傾向がある。
- 未来視点で結末が示唆されるため、どんな窮地でも長い目で読める安心感がある一方、サスペンスはやや抑えられるという見方もある。
- 視点の往復により同じ場面を二度読む分、全体の進みは遅めに感じる。
- 巻によっては説明・整理・準備に比重が置かれ、爆発的な事件の「溜め」の回だと受け止める読者もいる。
キャラクターへの評価
- シュリ(朱里)は、最初は裏方の料理人ながら、話術・観察眼・交渉力でも活躍し、団にとって不可欠な存在へ育っていく。
- クウガは、激しい戦いの中でも剣士としての真骨頂が見える場面があり、シュリを心配する姿も好意的に語られる。
- リルは発明や新技術、食いしん坊な一面が可愛らしく、シュリとの距離が近づく描写に好印象の声がある。
- ガングレイブは、大切なもののために限界まで戦う姿や、自ら進んで行動する場面が「熱い」「泥臭い」と評される。
- アサギやテグなど、からかいや純情さを見せる団員とのやり取りが、家族のような空気を作っている。
巻一覧
この巻のあらすじ
料理人志望の青年・東朱里が異世界にトリップしたところから物語は始まる。
朱里を拾ったのは、傭兵団の団長、ガングレイブ。
雑用として傭兵団に身を寄せる朱里は、徐々に料理の腕を振るうことで自らの存在価値を高めていく。
傭兵団の各隊長たちは一癖も二癖もある人物揃いだったが、朱里は料理を通じて彼らと心を通じ合わせていった。
発明を手伝い、剣の悩みを聞き、恋の後押しをする……。
少しずつ、朱里は傭兵団の仲間たちに認められていく。
しかし、朱里はまだ知らない。
自分自身が英雄として語られる存在になることを。
川井 昂(カワイコウ):広島県在住。本作にてデビュー。
四季 童子(シキドウジ):『異世界迷宮でハーレムを』(ヒーロー文庫)、『フルメタル・パニック!』、『セブン=フォートレス』、『モンスターコレクション』などのイラストレーションで知られる人気イラストレーター。
この巻のあらすじ
現代地球の日本から戦国時代の異世界、サブラユ大陸に転移してしまった、料理人志望の青年・東朱里。ガングレイブ傭兵団に拾われてから、料理番という自分の役割と居場所を見出していく。しかし、その道中で朱里は、突然の体調不良で倒れてしまう。献身的な仲間の介護によって回復するが、そこで彼は仲間たちから認められていたことを知る。日本で待つ家族を思い涙し、自分を思う仲間に感謝し、彼はこの世界で生きていく覚悟を決めていく。自分にできる最高の料理で、彼らを支えていくことを誓うのだった。
この巻のあらすじ
戦争に勝利したガングレイブ傭兵団。戦勝祝いの宴の席で料理の実力を示したシュリは、ニュービスト王家の姫、テビス・ニュービストから手元に置きたいと誘われる。誘いを断ったシュリたちは、次の町へ向かう準備を始めるが、なぜか必要な物を買いそろえることができず、店では門前払いにされる事態まで起こる。ガングレイブは傭兵団の内部に裏切り者がいることを察知し、行動を開始する。シュリの尾行と護衛をするオルトロスが見たのは、信じたくない現実だった。裏切り者を特定し、動き出すガングレイブたちだが、オルトロスの心は晴れない。シュリはそんなオルトロスを励ますために、料理を振る舞うのだがー。
この巻のあらすじ
ニュービストでの騒動を終わらせたシュリたちガングレイブ傭兵団は、来たる冬へ向け、別の町で春まで過ごすことにした。到着した町で休息を取る傭兵団の元に、地元領主が訪れて戦の依頼をする。ガングレイブは気乗りしなかったものの、戦の規模と報奨金の額を提示され、冬越えに支障はないと依頼を受けた。しかし、これが後に大きな後悔となる。条件になかった領主の息子の指揮、提案の無視、罵倒、デタラメな戦略で戦況は悪化し、ついには敵の得意な山中へおびき寄せられる。相手の絶え間ない奇襲と強襲。しかも領主の息子が勝手に戦線を離脱。ガングレイブ傭兵団は戦場に取り残されてしまうのだった。
この巻のあらすじ
オリトルの国の戦に呼ばれたシュリたちは、魔剣騎士団と呼ばれる軍隊を目にする。魔力で身体能力を強化し、戦場を縦横無尽に駆け巡り敵を屠る一騎当千の猛者たち。幼い頃から魔剣騎士団の武勇に憧れていたクウガは彼らの活躍を目にすることで、さらに敵愾心を募らせていく。折しも時期は、オリトルの国の祭りの前だった。戦が終わったあと、休息を取っていたシュリは、テグとオルトロスから誘いを受ける。傭兵団もオリトルの菓子屋台祭りに参加するから、是非とも商品となる菓子を作って欲しいと。果たしてシュリはどんな菓子を作るのかー。
この巻のあらすじ
オリトルでの騒動を終えたシュリ達が次に訪れたのは大陸最大の宗教組織『神殿』が存在する国、フルムガルド。「神座の里」出身だと思われているシュリにとっては近寄りたくない国だが、補給と休息のために一時的に立ち寄ることになった。シュリはこっそりと屋台料理を満喫したり、見かけた調味料で料理を作ったりと意外にも平和に過ごす。しかし、滞在先の宿屋に「神殿騎士」が押しかけてきて、ガングレイブとクウガが連行されてしまう。シュリたちは二人を取り返すため、神殿の上層部がいるという花街へ命を賭けた交渉に向かうのだがーー。
この巻のあらすじ
魔晶石の補給のため、雪国アルトゥーリアへと立ち寄ったガングレイブ傭兵団。そこは魔工師の楽園ともいわれるほどに技術が進んだ先進国であり、かつてのリルが研究施設の所属を夢見た場所でもあった。ガングレイブたちが依頼の報告も兼ねてアルトゥーリア城に向かうと、その場にいた第一皇子のフリュードが、アーリウスを自分のモノにすると言い、連れ去っていってしまう。傭兵団は当然アーリウスの奪還のために動き始めるが、周囲は吹雪で悪天候。例え城に侵入してアーリウスを奪還しても、強行突破して逃げるには不利な状況。シュリたちは武力行使ではない方法がないかと、策を練るのだがーー。
この巻のあらすじ
アルトゥーリア城に囚われたアーリウスを助けるため、「傭兵」としてのタブーを破り、革命を起こしたガングレイブ傭兵団。シュリは周囲の惨状を見て、自分がガングレイブを焚きつけたせいだと自責するが、いつまでも足手まといでいられないと、炊き出しをして革命兵の英気を養うことに専念する。リルは盗まれた資料を取り戻すために魔工研究所に向かい、ガングレイブは王城を目指して一直線に突き進む。それぞれが己の役割を果たしていき、遂にガングレイブは遂に王城に辿り着く。しかし、フリュードが待つであろう謁見の間に踏み込むと、そこにはアルトゥーリア王が血まみれで倒れていてーー。
この巻のあらすじ
アルトゥーリアで革命軍に加担し、革命を成功に導いたガングレイブ傭兵団。新たにスーニティ国で仕事を請け負って勝利し、その地で領地をもらって仕官できることになったと団長から聞かされ、団員たちは喜びに沸く。ただ、その裏にはスーニティ国内の抗争が絡んでいるとガングレイブから聞かされ、歓喜の様相は一変する。内政を司る長男エクレス。軍事を司る次男ギングス。後継者候補二人の派閥争いを承知した上で、仕官話を受けることにした傭兵団。戦勝祝いの宴で、シュリは目玉となる料理を作るようにエクレスから命じられるのだがーー。
この巻のあらすじ
「俺を弟子にしてくれ!」「結婚するならシュリ……」「シュリを引き取る!」その人柄と料理の腕前に、男女問わず、身分関係なく引く手数多の傭兵団の料理番・シュリ。その魅力の魔力は、ついには国家間の争奪戦を引き起こす事態に。ニュービストのテビス姫、アズマ連邦のトゥリヌ、オリトルのミトス、アルトゥーリアのフルブニルーー。四か国の王族が集まったシュリを賭けた綱引きの行方は?一方、剣鬼クウガの耳には、穏やかではない情報が入る。「異形の怪物」「賢人魔法」……心ザワつくワードの意味とは?そして、今、戦乱の世が大きく動き出そうとしていたーー。
すべての巻を見る(全20巻)
この巻のあらすじ
領主となったガングレイブは毎日仕事に追われていたが、反領主派によるストライキが起こしたり、ガングレイブたちの親と名乗る人物が現れて多方面に迷惑を掛けるなど、混乱が増していく。また、アーリウスとの関係も曖昧なままでいるなど、プライベートの問題も山積していた。一方シュリも、弟子となったガーンとアドラと共に城の厨房で忙しく働いていた。そんなある日、オリトルの宮廷料理長ゼンシェの孫、ミナフェから料理勝負を挑まれる。彼女も実力ある料理人。周りからもてはやされるシュリの腕を疑う彼女は初対面でいきなり喧嘩を吹っ掛ける。「お前がそんなご大層な料理人だとは思えないっち。証明しろ」テビスたち立会いの下、お菓子対決が行われることになるのだがーーーー。その結末は、まさかまさかの……!?
この巻のあらすじ
新たな弟子としてミナフェが加わり、ガングレイブとアーリウスの結婚式に向けて忙しい日々を過ごすシュリ。そんな中、スーニティ領主一族で正妃の末娘・フィンツェが帰国する。名門レストランの料理人の職を捨ててまで帰国した目的は、ガングレイブから領主の座を取り戻すこと。彼女はシュリに料理対決を挑むが、テビス姫のはからいで、勝負は結婚式でつけることに。一方、エクレスたちは、行方不明となっていたエクレスとフィンツェの母親・エンヴィーと、ガーンの母親・マーリィルとの再会を果たす。しかしエンヴィーたちが領地に戻るには、解決しなければならない貴族派の問題が山積していた。
この巻のあらすじ
ガングレイブとアーリウスの結婚式が無事に終わり、テビス姫たちが帰国したあと、再びシュリは旅立つこととなった。次なる仕事は、新領主ガングレイブに対して悪感情を持っている領内の有力者たちを説得すること。良質な糸と布を生産するシュカーハ村はエクレスを支持しており、婚礼衣装を巡る行き違いでガングレイブは憎まれていた。そこでシュリは料理を振る舞い、リルは製糸工場を改善し、アサギやクウガたちは子供たちに武勇伝を語って村人たちの警戒心を解いていく。そんな旅の中、ウゥミラ村で災害が発生する。救助に向かったシュリたちが目にした光景はーーーーーーー。
この巻のあらすじ
スーニティ領内の主要な街や村を回っていたシュリたちだったが、魔人リュウファ・ヒエンの襲撃によってシュリが誘拐されてしまった。ガングレイブたちはシュリ救出のために他国に支援を求めるが、テビス姫はシュリを手に入れる最適な時期を狙うという思惑を抱いていた。リュウファはシュリを連れ、目的地であるグランエンドに向かう。シュリはリュウファの主が自分と同じような転移者……地球から来た人間であることを知る。そしてシュリがリュウファに従うかわりに誰も殺さないという約束を二人はかわす。やがて、もう少しで国境を越えるところで、シュリを奪還に来たリルたちがリュウファに追いつき、戦闘が始まるのだがーーーーーー。
この巻のあらすじ
グランエンドでかつての同僚で友人である篠目と再会したシュリ。だが、シュリは再び遠くへと赴くこととなる。そこはグランエンドの支配者、ギィブの末姫であるアユタが長を務める前線基地であり、シュリをアユタの料理人にするためだった。しかしアユタは好き嫌いが激しく、激辛料理以外を食べると躊躇なく暴力を振るう手に負えない姫様だった。実際に被害に遭っている前任の料理人から話を聞いたシュリはアユタに激辛以外の料理を振る舞い、この状況を打開しようと決心する。アユタの激辛好きを改善し、シュリがここから去った後の料理人たちが危害を加えられないようにするために行動を開始するのだが……。
この巻のあらすじ
グランエンドの国主の城からやって来た六天将の長、ミコトによる監査が終わった。結果は問題なしと判断され、ミコトはアユタ姫の命令によってシュリの過去を探るために、シュリのことを最もよく知っていると思われるテビス姫の周辺を探るために、ニュービストへと旅立った。その後、シュリはネギシに特別な料理を作ってほしいと催促され、困った事態に陥る。アユタ姫専用の料理人として赴任しているシュリとしては、アユタ姫以外の個人のリクエストに応えると問題になる可能性があるため断ろうとするものの、勢いに押されて了承してしまうのだが……。
この巻のあらすじ
混迷を極めたダイダラ砦の電撃戦は『神殿』の聖人アスデルシアの介入により、収束した。アスデルシアは自身を東緑藍と名乗り、シュリの姉であると告げた。シュリは、六天将の一人であるローケィに襲われて致命傷を負うが、そんな絶体絶命の状況下で、リュウファの7人目の人格のガンリュウも刃を向けてくる。場が混沌とする中、突然シュリに仕込まれていた魔文により、シュリとリュイランの母親である東翠鈴が顕現した。その場は収まったものの、ついにサブラユ大陸やそこに住まう人間たちの秘密が明かされることになるーーーー。
この巻のあらすじ
城に盗聴器を仕掛けた組織を追うガングレイブたちは、「ヴァルヴァの民」と名乗る暗殺者の少年少女四人を捕縛した。ガングレイブたちは情報を得るために四人を尋問するも、暗殺者として育てられた四人は頑なに口を割らない。シュリは心を通わせようと菓子を用意することにした。食べた少年たちは喜んでいるように見えたのだが、リルは彼らのそれは演技だと指摘し、悪意を持ってシュリを傷つけようとしたことを暴露した。ショックを受けるシュリのためにリルは彼らと話をするが、暗殺に失敗した四人はヴァルヴァの情報を漏らさないために殺されるつもりらしい。そこでリルがシュリにある提案をするのだが……。
この巻のあらすじ
ゼロたちの仲間で、もう一人のヴァルヴァの民であるヨンを厳しく尋問した結果、彼ら五人との関係性が悪くなり、城の中は険悪な雰囲気になってしまった。この状況をなんとかしたいとシュリは思うものの、ゼロたちもガングレイブたちも自分は悪くないと思っているため、どうしようもない。ゼロたち四人にヨンも交えて話をするうちに、ついに彼らヴァルヴァの一族の悲願が判明するのだが……。
星評価・感想
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