構造レビュー 会員 239件
星評価
編集部判定 名作
短評・キャッチコピー
編集部
旅の商人と賢狼の少女の目に映るものは。
概要
編集部
馬車を駆って各地を旅して回る行商人ロレンスは、ヨイツの賢狼と古に称えられた狼少女ホロと出会い、遠く離れた故郷まで送ってくれと頼まれる。
こんな人におすすめ
編集部
獣耳しっぽ少女とイチャイチャ二人旅を満喫したい人 中世ヨーロッパの貨幣経済の仕組みを知りたい人 やり手商人の交渉術を学びたい人
著者情報
編集部
支倉凍砂は日本のラノベ作家。経営・経済をテーマにした作品に定評あり。代表作は以下。 マグダラで眠れ(メディアワークス→アスキー・メディアワークス〈電撃文庫〉、イラスト:鍋島テツヒロ、全8巻) WORLD END ECONOMiCA(KADOKAWA〈電撃文庫〉、イラスト:上月一式、全3巻) 少女は書架の海で眠る(電撃文庫、2015年2月) それをAIと呼ぶのは無理がある(中央公論新社、2020年11月) 瀬戸内海の見える一軒家 庭と神様、しっぽ付き(中公文庫、2023年3月)
イラストレーター情報
編集部
支倉十は日本のイラストレーター。数多くのラノベのイラストを手掛ける。代表作は以下。 * 狼と香辛料(支倉凍砂著 / 電撃文庫) * こうして彼は屋上を燃やすことにした(カミツキレイニー/ガガガ文庫) * 花守(越後屋鉄舟著 / GA文庫) * イチゴ色禁区(神崎リン著 / 角川スニーカー文庫) * イマジン秘蹟(本田透著 / 角川スニーカー文庫) * ビター・マイ・スウィートシリーズ(森田季節著 / MF文庫J) * 魂追い(田辺青蛙著 / 角川ホラー文庫) * 悠久のアンダンテ -荒野とナツメの物語-(明日香々一著 / GA文庫) * Sky* きみの生きるせかい(志藤絢著 / ガンガンノベルズ) * うちのメイドは不定形(静川龍宗著 / 森瀬繚原案 / スマッシュ文庫) * サンタクロースを見た(電撃コラボレーション/電撃文庫MAGAZINEVol.23別冊付録電撃文庫MAGAZINE文庫) * グロリアスハーツ(淡路帆希著 / 富士見ファンタジア文庫) * 理想のヒモ生活(渡辺恒彦著 / ヒーロー文庫) * 魔女は月出づるところに眠る(佐藤ケイ著 / 電撃文庫) * サクラコ・アトミカ(犬村小六著 / 星海社文庫) * ブタカン! ~池谷美咲の演劇部日誌~ (青柳碧人著 / 新潮文庫nex) * ストレンジガールは甘い手のひらの上で踊る(森田季節著 / MF文庫J) * ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件(紙城境介著 / ダッシュエックス文庫) * 魔法とSkyTubeで生きていく(高野小鹿著 / 角川スニーカー文庫) * 家つくりスキルで異世界を生き延びろ(小鳥屋エム著 / ファミ通文庫) * 東京下町湯屋話(真媛響乃著 / SKYHIGH文庫)
メディアミックス状況
編集部
2008年に全13話放送された。2024年にはリメイクアニメの第一シーズンが放送終了し、第二シーズンも政策決定している。小梅けいと作画担当のコミカライズは全16巻(愛蔵版8巻)。 くがふたつ作画担当のスピンオフ『狼と香辛料 Spring Log』、ムラセセラ作画担当のコミカライズ『狼と香辛料亭 グルメ探訪記』も連載中。 ゲームは『狼と香辛料 ボクとホロの一年』『狼と香辛料 海を渡る風』『狼と香辛料VR』が発売されている。
受賞歴
編集部
2005年第12回電撃小説大賞銀賞受賞。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 '''ホロ''' 嘗てヨイツの賢狼と謳われた狼。麦穂に宿って収穫量を操る力を持ち、自分を神と崇める農民たちに長年尽くしてきたが、農耕技術の発達に伴い粗末に扱われるようになった現状に嫌気が差し、遥か北の故郷への帰還を望む。ロレンスの旅の良き相棒となり、ことあるごとに知恵を貸す。
総評
編集部
経済活動をテーマにした中世ヨーロッパ風ファンタジー。ゆったりとした時間が流れる、ロレンスとホロの二人旅の雰囲気が最高。相棒以上夫婦未満な距離感にニヤニヤする。牧歌的な田園風景や収穫祭に沸く集落の描写も異国情緒を漂わせていた。ロレンスの見事な交渉術は見習いたい。
ストーリーの説明
編集部
魔法や魔族は存在しない中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、ロレンスとホロの商いの旅が、現地の人々との交流を挟んで綴られていく。
キャラクターの説明
編集部
お茶目でしたたかなヒロイン・ホロが大変魅力的。独特の一人称に和む。彼女を送り届ける頼みを引き受けたロレンスは交渉上手な商人として描かれており、世慣れた大人の包容力を感じさせる。彼等を取り巻く人々も個性的。
設定・世界観の説明
編集部
14世紀の北ドイツ周辺をモデルにした世界観。異端排斥の権威を帯びた教会が幅を利かせている。国々の興亡に紐付く為替レートの変動が激しく、各地でインフレが起こっている。魔法や魔族は存在しないが、ホロのように人に化けて人里で暮らす長命な獣がいる。
話題性の説明
編集部
平成と令和の2度に亘りアニメ化された傑作。シリーズ累計発行部数は500万万部突破、アニメ化ゲーム化もされている。
初心者向けの説明
編集部
アニメ・ゲーム・漫画と多方面でメディアミックスされており、読者を取り込みやすい。キャラ萌えに偏りすぎず、中世の経済活動に焦点を当てた内容は手堅く、お仕事もの小説として読みごたえがあった。
読後感のよさの説明
編集部
上々。ロードノベルの醍醐味である異国情緒と旅先で起こるハプニングが楽しめる。主人公のロレンスが信用できる商人として描かれている為、安心して読めた。
テンポの良さの説明
編集部
移動中もホロとロレンスのコミカルな掛け合いのお陰で退屈しない。難しい商売の理屈もわかりやすく噛み砕いて説明してもらえるので、経済の勉強になった。
読みやすさの説明
編集部
派手さこそないが堅実で端正な文章。作品の温度感に合っている。花魁を思わせるホロの一人称「わっち」が随所にユーモアを添え、堅苦しさを和らげていた。
他のおすすめ作品
巻一覧
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星評価・感想
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最新 50 件を表示(全 239 件・感想付きを優先)
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らかぁ 4 経済とまではいかないけれど
商人小説としてよくできた作品。ヒロインのホロのキャラクター造形も良く、主人公とのやりとりもとても面白い。 -
もっちゃん 5 異国情緒あふれるファンタジー
中世ヨーロッパ的な世界観が好きです。作中に出て来る風景や街並、食べ物等を想像するとそういった世界観で旅をしている気分に浸れます。旅の商人らしい駆け引きや堀引き等の頭脳戦が読んでいてはらはらしました。個人的に一番好きなライトノベルです。 -
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