皇都で宝石商を営む平民出身の青年アルベリクと、故郷で出会う秘密を抱えた天才宝飾技師ナタリーを中心に、宝飾ブランド《リアーヌ》が広がっていくシリーズ。皇室御用達を目指す商売の動きに、影武者の運用、宮廷の夫人への宝飾、万国博覧会、教会の枢機卿との接触が重なり、宝飾が権威と利害を結ぶ架空世界が描かれる。アルベリクの実務とナタリーの技術が噛み合う一方、彼女を巡る縁やブランドを狙う競争相手が二人を巻き込み、ものづくりと商売、秘匿と交渉の範囲が店先から社交界へと広がっていく。全3巻で《リアーヌ》の始まりをまとめる。

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  • AI分析(あらすじ)

    宝飾制作と商売の両方がある物語を読みたい人、平民出身の商人がブランドを育てる話に関心がある人、宮廷や宗教勢力との接触がある架空世界が好きな人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 商売人の交渉や立ち回りが見どころで、頭脳戦の手触りがある。
  • 古典文学っぽい回りくどい言い回しが作品の味になっている。
  • 強さや成り上がりの快感を、ひとひねりした形で楽しめる。
  • 恋愛要素が薄味ながら入り、物語のアクセントになっている。
  • 2巻以降はLOVE寄りになって読みやすさが増す。

こんな人におすすめ

  • 俺TUEEE系の変奏を新鮮に読みたい人。
  • 商売や交渉の駆け引きを楽しみたい人。
  • 文体のクセや古風な言い回しを面白がれる人。
  • ロマンス要素が少しある成り上がり譚を求める人。

人を選ぶポイント

  • 文体がまわりくどく、合わない人には読みづらい。
  • 中盤で文章の勢いが落ちたと感じる場面がある。
  • 悲劇的な出来事が重く掘り下げられるというより、通過点として進。
  • 恋愛要素はあるが、濃さを期待すると物足りない。

テンポ・読後感

  • じっくり読ませる語り口で、テンポはややゆっくりめ。
  • 商談や会話のやり取りで面白さを出すタイプ。
  • 途中でだれる感触があっても、章の切り替わりで持ち直しやすい。
  • 2巻以降は軽さと読みやすさが増していく。

キャラクターへの評価

  • 天才宝飾師は、状況をひっくり返す強さよりも、積み上げた知恵と技術で魅せる。
  • 平民出身の商人は、強欲さと交渉力が物語を引っ張る存在として映る。
  • 男女の関係は前面に出すぎず、物語の彩りとして機能している。
  • 夫人まわりのエピソードが印象を立て直す役割を持っている。

巻一覧

マルブールの赤目烏と滅びの宝飾師 1 〜天才宝飾師と平民出身強欲商人の成り上がり傾国譚〜
2025年3月 ISBN 9784824011183
この巻のあらすじ

その男の審美眼が世界に変革をもたらす!! 

皇都で宝石商を営む青年アルベリクには、皇室御用達になるまで事業を成長させたいという夢があった。 その実現のためなら手段を選ばず弱者を蹴落とし、ゴミ山さえ漁る…… 人々はその様を蔑み彼を《マルブールの赤目烏(あかめがらす)》と呼んだ。 ある日、店お抱えの老宝飾技師ガストン逝去の報を受け故郷を訪れたアルベリクは、ナタリー・ルルーという名の宝飾技師と出会う。 ガストン最後の弟子を名乗る彼女は儚げで男を惹きつける美貌とは裏腹に、並ならぬ技倆を持っていた。 そこに事業への勝機を感じたアルベリクは専属契約を結ぶこととなるが、彼女を巡る不穏な縁に段々と巻き込まれ……。 しかして、ナタリーが作りアルベリクが世に出す宝飾は次第に脚光を浴びていく。 そして遂に、皇后との謁見もかなうこととなり……!? これは、稀代の天才宝飾師を見出した平民生まれの宝石商が成り上がる物語でありーー 世界一の宝飾ブランド《リアーヌ》始まりの物語である。

マルブールの赤目烏と滅びの宝飾師 2 〜天才宝飾師と平民出身強欲商人の成り上がり傾国譚〜
2025年9月 ISBN 9784824013446
この巻のあらすじ

似た者同士の男女バディが“ものづくり”で世界を変える!

皇室御用達を目指して宝飾ブランド《リアーヌ》を立ち上げたアルベリク。 訳アリの天才技師ナタリーの影武者として、旧知の娼婦サラを立て順調にブランドの名を上げていくが……。

「“本物”をどこに隠してる?故郷の山小屋か?」 《リアーヌ》の天才技師を引き抜こうとサラに接触してくるライバル店。 彼らの中には、真の技師ナタリーの存在に勘づく者もいてーー!? 一方、ブランド始まって以来の大仕事・皇国外務大臣夫人のブローチ制作では、ナタリーとアルベリクの方針がぶつかり合う事態に!

「万人受けするために安易な評価軸を設けるーーただ眩しければ良い、などという発想を、私の作品に持ち込みたくありません」 強欲な商人と傲慢な技師、似た者同士の男女バディは降りかかる幾多の困難に立ち向かう!

平民生まれの宝石商が、秘密を抱えた天才技師と成り上がるーー世界一の宝飾ブランド《リアーヌ》始まりの物語、第二幕。

マルブールの赤目烏と滅びの宝飾師 3 〜天才宝飾師と平民出身強欲商人の成り上がり傾国譚〜
2026年6月 ISBN 9784824016898
この巻のあらすじ

宝飾が人を殺す力を持つ時、似た者同士の最強バディが出した答えとはーー

アルベリクが訳アリの天才技師ナタリーと立ち上げた宝飾ブランド《リアーヌ》。 その名は一世を風靡する勢いで、万国博覧会でも各国の注目をほしいままに……! 遂には絶大な力を持つユミリテ教の枢機卿をも魅了するのだった。 一方で、これまで夢の実現のためだけに生きてきたアルベリクもナタリーと指輪を贈り合い支え合うことで心境の変化を感じていた。 「なあ、ナタリー。俺は、君のような人と出会えた幸運に、心から感謝している」 しかし、二人で過ごす山小屋での束の間の幸せを嘲笑うかのように《リアーヌ》は覇権を狙う者たちに力の象徴として求められ、アルベリクたちは否が応にも戦禍に巻き込まれていくことになる。 宝飾が人を殺す力を持つ時、天下を目指した強欲な商人の編み出した答えが世界を変革する! 平民生まれの宝石商が、秘密を抱えた天才技師と成り上がるーー世界一の宝飾ブランド《リアーヌ》始まりの物語、最終巻。

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