構造レビュー
星評価
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
編集部
高地の村娘を冒険に導いたのは、幼馴染の少年に託された宝石だった。
概要
編集部
萩原規子の初期代表作である異世界ファンタジー。辺境の農村で生まれ育った15歳の少女フィリエルが、幼馴染の少年・ルーンから青い石のペンダントを渡されたことをきっかけに、世界の勢力図を塗り替える激動の運命に身を投じていく。
こんな人におすすめ
編集部
平凡な少女が出生の秘密を知り、激動の運命に翻弄されるロマンスファンタジーが好きな人 尽くし系美少年の幼馴染に守ってほしい人 陰キャ眼鏡男子萌えな人 逆境にめげずに前へ進む、強く逞しい女主人公が好きな人
内容・特徴
編集部
萩原規子の代表作と名高い恋あり陰謀あり世界の危機ありのファンタジー。次々と襲い来る試練や逆境に挫けず、自らの運命に立ち向かっていくフィリエルのタフネスは、須賀しのぶ『流血女神伝』のカリエを彷彿とさせる。衝撃的な世界の真実と織り交ぜて語られるフィリエルの成り上がりストーリー、両片想いのまますれ違い続けるじれったい恋の行方も見所。
著者情報
編集部
萩原規子は日本の小説家。少女向けの児童文学やラノベを多数手掛ける。代表作は勾玉三部作。主な著作は以下。 『空色勾玉』 『白鳥異伝』 『薄紅天女』 『これは王国のかぎ』 『樹上のゆりかご』 『RDG レッドデータガール』
イラストレーター情報
メディアミックス状況
編集部
桃川春日子作画担当のコミカライズが全7巻+外伝発売中。2006年にはアニメ『西の善き魔女 Astraea Testament』が全13話放送された。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 '''ルーン(ルー・ルツキン、ルンペルシュツルツキン)''' フィリエルの幼馴染の少年。元は旅芸人一座の出身だが、村を訪れた際にフィリエルの父に引き取られる。非常に頭が良いものの極度の根暗で、余程の必要がない限り人付き合いを避ける傾向にある。唯一フィリエルにのみ心を許し、彼女の身の安全を願って暗躍する。眼鏡を外すと美形。
総評
編集部
女王制を敷く国の後継者争いが世界の存亡に波及する王道ファンタジー。父の形見の宝石を手にしたフィリエルが、様々な組織に命を狙われながらもひたむきに真実を追い求め、その尽きせぬ情熱を以て様々な味方を得ていく展開が痛快。のどかな農村から陰謀渦巻く王宮、はては貴族の子女が幅を利かせる女学校へと、主人公を取り巻く環境がめまぐるしく移り変わる点も飽きさせない。身内の裏切りや不幸な出来事にも負けず、持ち前の気丈さで周囲の信頼を勝ち取っていく、彼女の生き方には好感が持てた。
ストーリーの説明
編集部
幼馴染を介して父の形見の宝石を手に入れたフィリエルが、様々な出会いと別れを通して己の運命や世界の真実と向き合い、最愛の人・ルーンと結ばれるまでを描く。
キャラクターの説明
編集部
田舎娘の愛敬と怖いもの知らずの行動力を兼ね備えたフィリエルを筆頭に、脇役端役に至るまで生き生きしたキャラクターが揃い踏み。フィリエルの幼馴染に当たるルーンは特に人気が高く、眼鏡男子萌えの女性読者の心をがっちり掴んだ。
設定・世界観の説明
編集部
王族貴族が国を支配する異世界ファンタジーと見せかけ、SF的設定を下敷きにしている事が中盤以降明かされていく。基本は近世ヨーロッパの社会構造を踏襲し、牧歌的な農村や豪華絢爛な王宮、貴族の子女が学ぶ寄宿制の女学校が舞台となる。
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巻一覧
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