現代の高校を舞台に、規律を重んじる黒川さんと校則緩和を掲げる白鷺が生徒会長の座を争う学園シリーズ。真面目一筋の倫太郎は、黒川さんから「悪役」役を頼まれ、校則破りや支持率操作に付き合うことになる。規律と自由、人気と秩序、表向きの正しさと裏の手段がぶつかる中で、倫太郎は黒川さんの意図を受け止めながら学校内の騒動に関わっていく。物語は、生徒会選挙の支持率争い、部室棟の取り壊し、三人の立場の変化を軸に、校内の議題と関係性の揺れを積み重ねる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 規律と自由をめぐる生徒会選挙の対立構図が分かりやすく、学園ものとして入りやすい。
- 悪役を演じる主人公と、思い通りにいかないヒロインの掛け合いがコメディの軸になっている。
- 右往左往する展開やマッチポンプのドタバタが、勢いで読ませるタイプの面白さにつながっている。
- 白鷺さんや葉月、赤峰など脇役の存在感があり、関係性の広がりを楽しめる。
- 舞台設定や細かなローカル表記にニヤッとできる要素がある。
こんな人におすすめ
- 学園ラブコメの中でも、コント寄りの掛け合いを楽しみたい人。
- 真面目な主人公が振り回される構図に、同情しつつ読める人。
- 生徒会選挙や校則対立のテーマを、軽快なコメディとして受け取りたい人。
- ヒロインの強引さや理不尽さも含めてキャラの癖を味として見られる人。
- 脇役の可愛さや関係性の変化も含めて読みたい人。
人を選ぶポイント
- 黒川さんの理不尽さや横暴さがかなり強く、好みが分かれやすい。
- 主人公が巻き込まれ続けるため、ストレスを感じやすい展開がある。
- ラブ要素は控えめに感じられ、恋愛の進展を強く期待すると物足りない。
- 導入や動機づけに強引さがあり、納得感が弱いと受け取られやすい。
- コメディの噛み合いが合わないと、ただ混乱して見える可能性がある。
テンポ・読後感
- テンポは軽快で、会話と状況の転がりで読ませる。
- 右往左往するドタバタ感が強く、落ち着いた雰囲気ではない。
- 物語は比較的読みやすく、コメディとしてまとまりはある。
- 反面、段取りが長く感じられる場面や、爆発力が弱いと見る声もある。
- 終盤に向けては続きが気になる引きが作られている。
キャラクターへの評価
- 黒川さんは強引でポンコツ寄り、魅力よりも理不尽さが先に立つ。
- 主人公は真面目で受け身だが、同情しやすく応援したくなる。
- 白鷺さんは対立軸として印象が強く、過去や考え方に興味を持たれやすい。
- 葉月や赤峰は可愛い、あるいは親しみやすい脇役として好印象。
- キャラの書き分けや掛け合い自体は評価されやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
秩序の為に、マッチポンプで正義をつかめ!
生徒会長候補の黒川さんは、規律によって学校をまとめようとしているのであまり人気がない。 もう一人の候補の白鷺は校則を緩和して自由な校風を唱えるものだから、生徒たちから絶大な人気を誇っている。
規律か自由か。 生徒会長候補2人による校則戦争になぜか巻き込まれたのは俺、倫太郎。
「私のために、悪役(ヒール)になってくれない?」
俺が悪役になって校則を破り、自由が行き過ぎるとどうなるかを分からせよう。それが黒川さんの作戦だった。
は? ちょっと意味分からないんですけど。というか、規律を守るためにマッチポンプするって、それ本末転倒なんじゃ? 明らかに悪いことしてるでしょ! ……でも、黒川さんには何か大切な思いがあるみたいだ。
これまで真面目一筋に生きてきた俺が悪役をやる筋合いなどない。 けど、成功すれば黒川さんがなんでも言うことを聞いてくれるっていうし……。 いや、なにもエロいことなんか考えてないぞ! 俺は黒川さんが困ってたからちょっと協力してやってるだけだからな!
マッチポンプから始まる学園ラブコメ堂々開幕! 黒川さんのため、最高のヒールに俺はなる!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
えっ!? 今度は部室で立てこもり!?
屋上からの飛び降り狂言を経て、生徒会長を目指す黒川さんの支持率UPに貢献した俺こと倫太郎。 だが、その悪夢はまだ終わっていなかった――。
校庭に放置された部室棟。その取り壊しを巡り、同じく生徒会長候補の白鷺との対立が再勃発する。 生徒の安全を謳い取り壊し派の黒川さん。生徒の思い出を盾にした保存派の白鷺。
そして俺の役目とは……部室棟での立てこもり!?
確かに俺を説得したら黒川さんの支持率が上がるかもしれないけどさぁ。 今のご時世学校でバリケード封鎖なんておかしいよ!!
マッチポンプで綻び始める俺の高校生活第2弾!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
やろう! がんばろう! りんたろう!
倫太郎とのマッチポンプを駆使し、支持率をなんとか上げつつある黒川さん。とはいえ、白鷺との差はいまだ絶望的。 そんななか、生徒会長立候補の決意表明の日が迫る。
そのステージでうまくアピールできれば、また支持率アップができるはず……だというのに、倫太郎と黒川さんの関係に亀裂が走ってしまって? そしてなんと、倫太郎は生徒会長に立候補するという暴挙に出る。
三つ巴の闘いに戦局をかえた生徒会選挙。 果たして最後までリングに立つことができるのは誰なのか。
倫太郎一世一代の悪役ムーブの幕開けだ。 最後まで席を立っちゃだめだからな!!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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