心の声を聞ける少年・深瀬皐月と、学内で無愛想と見られる少女・弥生を中心に進む、秘密を抱えた両片想いの学園ラブコメです。舞台は現代の学校生活で、弥生は裏の世界で動くエージェントという別の顔を持ち、皐月はサイコメトリー能力で相手の気持ちを知ってしまいます。二人は互いの秘密を抱えたまま距離を縮めようとし、ピアノや合唱コンクール、妹たちの介入を通じて関係が動いていきます。シリーズ全体では、恋愛の進展と秘密の共有が軸になり、日常の学園生活の中に非日常の要素が重なります。3巻構成で、二人の関係の変化を中心にまとまっています。
短い一文で言えば、心が読める少年と秘密を隠す少女が、学園生活の中で距離を詰めていく物語です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- サイコメトリーとエージェント設定を軸にしつつ、実際の読み味は甘酸っぱい学園ラブコメに寄っている。
- ピアノや合唱コンクールなど音楽要素が、二人の距離を縮めるきっかけとして効いている。
- 皐月と弥生の不器用な両片思い、少しずつ前進する関係性が見どころになっている。
- 妹コンビや真夜先輩が場をかき回し、恋模様に賑やかさと波乱を足している。
- 挿絵やキャラクターの可愛さが作品の魅力を底上げしている。
こんな人におすすめ
- じれったい両片思いの学園ラブコメが好きな人。
- 超能力や秘密設定があっても、恋愛中心で読みたい人。
- 音楽を通じた青春ものや、部活・行事の空気感が好きな人。
- 妹キャラやお節介な先輩が物語を動かす展開が好みの人。
- 事件性よりも、関係が近づいていく過程を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- サイコメトリーやエージェントの設定は、期待ほど深掘りされない。
- 異能バトルやスパイ活劇を求めると、肩透かしに感じやすい。
- 物語の進みはゆっくりで、もどかしさが強め。
- 途中から妹たちの存在感が増し、恋愛の主軸がかき回される。
- 先の展開を匂わせる引きが多く、巻ごとに気になるところで終わりやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽やかで、甘酸っぱさの強い青春ラブコメ。
- じれじれした空気の中に、音楽や行事が爽やかさを足している。
- すれ違いと前進を繰り返すため、読後感はほっこり寄り。
- 中盤までは穏やかだが、終盤で一気に波乱が入る構成が目立つ。
- シリアスよりも可愛さ、応援したくなる雰囲気が前に出ている。
キャラクターへの評価
- 皐月は優しいが、罪悪感や遠慮で踏み込みきれない印象。
- 弥生は無愛想に見えて、内面は素直で可愛らしいと受け取られている。
- 卯月は行動力があり、恋の潤滑油にも攪乱役にもなる存在。
- 早苗は妹コンビの一角として、場をかき回す役割が強い。
- 真夜先輩は大人びた立ち回りで、二人の背中を押す存在として印象が強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
隠し切れないその気持ちーー好き。
「皐月くん、かっこいい……」そんな心の声が聞こえた。
美人だと学内で評判だが、いつも一人で無愛想な弥生ちゃん。本当なら接点もできないような彼女だが、サイコメトリー能力を持つ俺こと深瀬皐月は、ある日弥生ちゃんの心の声を聞いてしまった。
だがそれに戸惑う俺をよそに、弥生ちゃんはもっと大きな秘密を抱えていたのだ。 なんと弥生ちゃんは裏の世界で生きるエージェントーー。 秘密だらけの弥生ちゃんと、秘密を知ってしまった皐月くん。
近くて遠い二人の心は、サイコメトリーだけでは超えることのできない壁を超えて、寄り添うことができるのか!?
心の声が聞こえる皐月くんと、気持ちをひた隠しにする弥生ちゃんの両片想いラブコメ開幕!
この巻のあらすじ
隠し事をしたままで、僕らは前に進めない。
ピアノを通じて、弥生ちゃんとの距離も少し近づいた皐月。でもまだ堂々とデートに誘うのはハードルが高く……。 なかなか進展しない二人の関係にやきもきする影が二つ。
――弥生の妹・卯月。 ――皐月の妹・早苗。
出会ってはいけない二人が出会ったとき、野次馬もとい、強力な恋愛アドバイザーコンビが誕生する!
そんななか、卯月は弥生ちゃんの恋心とは別の意味で皐月の動向を裏で探っているようで……? 恋の乱入者は弥生と皐月の恋路に何をもたらすのか!?
そして皐月は、ひとつ大きな決心をする。 人の心が読めてしまう少年と、隠しごとばかりの少女の両片想いラブコメ第二弾!
※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
僕らは進む。互いの秘密を抱え合って。
サイコメトリーのことを弥生ちゃんに打ち明けた皐月。 だがその告白は、弥生ちゃんとこれまで築き上げてきた関係にヒビを入れるには十分すぎるものだった。
ピアノの練習を通じて進展しそうだった二人の関係は、幻のように薄れてしまう。 それでも弥生ちゃんが決意した合唱コンクールでのピアノ演奏の日は迫りくる。 皐月の想い、弥生ちゃんの気持ち。 動き始めてしまった恋の歯車は、時を戻すことだけはしてくれない。
果たして二人は、互いが互いに隠してきた秘密を乗り越え、この二人だけの、大切な日々を取り戻すことができるのか。
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