陸上自衛隊の久世啓幸と、イージス艦「いぶき」を中心とする派遣艦隊が、国連任務の途中で異世界へ転移するシリーズ。舞台は剣と魔法が共存するマリースア周辺で、王国、帝国、竜騎士団、海賊、宗教勢力が同じ戦域に現れる。久世は偵察や救出、住民保護、輸送、奪還などの任務を担い、艦隊側は海上戦力として支援する。近代装備と魔法戦力の接触だけでなく、現地社会との交渉、資源の確保、部隊の維持が物語の軸になっている。戦闘の範囲は初動の遭遇戦から、要塞攻略や大規模作戦へと広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 自衛隊の装備や運用を異世界戦記に落とし込んだ、ミリタリー寄りの面白さがある。
- 補給、燃料、弾薬、戦死者など、戦力維持の現実的な制約が物語の軸になっている。
- イージス艦や対空ミサイル、艦隊運用など、兵器描写の派手さと爽快感が目立つ。
- 異世界側の人々との関係が少しずつ変化し、受け入れられていく過程が読みどころになっている。
- 戦闘だけでなく、交渉や救出、調査、資源確保まで含めた展開の幅がある。
こんな人におすすめ
- 自衛隊もの、架空戦記、ミリタリー要素のある異世界ファンタジーが好きな人。
- 兵器や補給線、作戦行動の描写を楽しみたい人。
- 先行作の『GATE』や『ジパング』系統を読み比べたい人。
- 派手な無双より、組織としての立ち回りや戦況の変化を見たい人。
- ファンタジー世界での軍事行動や異文化接触に興味がある人。
人を選ぶポイント
- 先行作品との比較が避けにくく、二番煎じに感じる場合がある。
- 主人公や自衛隊側が強く描かれすぎて、都合のよさやイージーモード感が気になることがある。
- 終盤にかけて個人の英雄譚や感傷寄りの流れが強まり、好みが分かれやすい。
- 敵側の描写や政治的な駆け引きは薄めで、単純な対立構図に見える場面がある。
- 物語の進み方が速く、書き込み不足や展開の浅さを感じる人もいる。
テンポ・読後感
- 序盤から中盤は展開が早く、戦闘や作戦が次々進むテンポ。
- 兵站や補給の不安が常につきまとうため、派手さの中に緊張感がある。
- 戦闘シーンはわかりやすく、圧倒的な火力で押す爽快感が強い。
- 一方で、後半は感傷やメロドラマ寄りになり、重さや違和感が出やすい。
- 全体としては、硬派な軍事ものとライトな異世界冒険の中間にある読み味。
キャラクターへの評価
- 久世は存在感が強く、英雄視される一方で、重すぎると感じる声もある。
- 自衛隊員たちは冷静で有能に描かれ、組織として頼もしさが際立つ。
- 指揮官クラスは判断力が高く、柔軟で落ち着いた人物として受け取られている。
- 女性上司や一部の脇役は活かしきれていない印象がある。
- 異世界側の人物は善意的で協力的に描かれ、敵役はやや分かりやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
陸上自衛隊に所属する久世啓幸は、イージス艦“いぶき”を旗艦とする艦隊と共に、国連軍に参加するため日本を出航した。しかし、航海の途中で謎の翼を持った少女により、艦隊ごと異世界へと飛ばされてしまう。一行が辿り着いたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。状況を把握するため偵察に出た久世の率いる小隊は、マリースア南海連合王国の王都セイロードで、フィルボルグ継承帝国の襲撃に遭遇!当初、久世小隊は他国の紛争に介入しないよう撤収を試みていたのだが、目の前で幼い命が危機にさらされた時、ついに武器を手にするー。一方、イージス艦“いぶき”にも、彼らをマリースアの援軍と考えた帝国の竜騎士団が迫っていた!陸と海、二つの戦場で自衛隊の力が炸裂!ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の書籍化!
この巻のあらすじ
異世界に飛ばされた自衛隊一行は、マリースア南海連合王国に攻め込んだフィルボルグ継承帝国軍の撃退に成功する。しかし、人々から自衛隊に向けられたのは、賞賛ではなく、まさかの不審の目。人々の常識の外にある自衛隊は、恐怖と嫌悪の対象でしかなかったのだ。陸上自衛隊の久世啓幸は、そんな状況を打破しようと、街での情報収集を開始する。そのさなか、突如出現したゴーレムに襲われた!上官から迎撃準備を整えるための時間稼ぎをするよう命じられた彼は、マリースアの首都セイロードを自動車で疾走する!一方、自衛隊の派遣艦隊を率いる蕪木紀夫は、マリースアの人々に自分達の存在を受けいれてもらうべく、邪龍レヴィアタンを退治することになった。イージス艦“いぶき”の近代兵器は、魔の海域に棲む怪物を倒せるのだろうか!?ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第2弾!
この巻のあらすじ
マリースア南海連合王国の王都セイロードでは、召喚獣が現れ街を破壊する事件が頻発し、久世啓幸たち陸自の面々が対応に当たっていた。おかげで、最初は疑心暗鬼だった街の人々も、少しずつ自衛隊に信頼を置くようになっていく。しかし、そんな状況をよく思わない者がいた。マリースアにいる光母教の神官たちである。このまま人々が自衛隊を支持するようになると、かつて帝国に侵攻された際に民を見捨てたことや、自衛隊の配給を自分たちのものとして配っていたことが明らかになりかねない。そこで、神官戦士レフィティスは、自衛隊を貶める姦計を企てる。餌は召喚獣事件の犯人であるダークエルフ。標的は…久世三尉!ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第3弾!
この巻のあらすじ
フィルボルク継承帝国に利用されていたダークエルフーピクティの求めに応じ、彼女と同じ境遇にある三千人の少数部族を救うこととなった自衛隊。その作戦は、久世啓幸の率いる陸自の部隊が帝国兵と戦いながら時間を稼ぎ、その間に海自の輸送艦が帝国領土から人々を運び出すという大規模なものだった。-だが、作戦は思うように進まない。弾薬も人員も限りがある陸自部隊は、己の命を物ともしない帝国兵の猛攻に少しずつ押されていく。そして、海には新たな敵が出現していた。帝国の女騎士バシリアが指揮する古代の魔法兵器と隻眼のバルバディアが率いる海賊団だ。彼らは、輸送艦を守っているイージス護衛艦“いぶき”を沈めるべく、行動を開始する。ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第4弾!
この巻のあらすじ
マリースア南海連合王国のとある島で原油を発見した自衛隊。これで燃料の心配をしなくて済む!…とはいかなかった。原油は不純物が多く、このままでは使い物にならないのだ。困った自衛隊が、マリースアの女王ハミエーアに相談したところ、“深淵の森”にいる大賢者なら何か知っているかもしれないという。そこで、久世啓幸ら陸自部隊と異世界の協力者達は、“深淵の森”を目指すことに。その道中、偶然立ち寄った都市国家アルナイルで、奴隷剣闘士エランの率いるカルバハル剣闘団の面々と知り合う。彼らは次の一戦に勝てば晴れて自由の身になれるというが、そこにはアルナイル最高評議会長ベニカの無慈悲な罠が待ち受けていたーネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第5弾!
この巻のあらすじ
燃料の問題を解決するために、その術を知るという大賢者のもとへと旅を続ける久世啓幸率いる異世界混成部隊の一行。険しい道のりを越えて、ようやく大賢者と会うことができたのだが、そこで久世達は自衛隊に待ち受ける残酷な運命を知らされる。一方その頃、フィルボルグ継承帝国は自衛隊を討ち払うべく、新たな戦力を投入した。それは、智謀に長けた第三階位将軍イライサと竜騎士団の精鋭達。イライサは“無力な人々を守る”自衛隊の性格を利用して彼らをおびき寄せようと、辺境の島に住む罪もない人々を襲った。その異変を察知した自衛隊は、イライサの思惑通り、現場にヘリを向かわせる。そこには、高空・高速の戦闘を得意とする疾空竜騎士団が待っているとも知らずにーネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第6弾!
この巻のあらすじ
フィルボルグ継承帝国南伐鎮定軍の策略により、精鋭揃いの疾空竜騎士団と思わぬ形で交戦した自衛隊。結果、SH-60K対潜哨戒ヘリが撃墜され、この異世界で初の戦死者を出すことになった。何とか生き延びた機長も囚われ、状況は最悪。この危機を打開すべく、ついに最強の攻撃ヘリAH-64Dアパッチ・ロングボウが出撃するー一方、久世啓幸三尉はエルフの美少女ルーとの絆を深めつつ、大賢者パラケラスの指導の下、燃料問題の解決に向けた準備に奔走していた。そんな中、宿営地付近で現地の子供達が行方不明になったという不吉な報せが届く…現実味を帯びてきた継承帝国VS反帝国勢力の全面戦争。突如、空から現れた謎の第三勢力“彷徨える竜巣”。軍事介入か、はたまた武力放棄かー混迷を極める異世界で、日本自衛隊の決断の時が迫る!ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第7弾!
この巻のあらすじ
突如現れた空飛ぶ巨大要塞“彷徨える竜巣”を味方に付けたフィルボルグ継承帝国は、異世界の異物である自衛隊を排除し、反帝国勢力を一掃すべくついに侵略に乗り出した。対する日本自衛隊は、世界を、そしてそこに暮らす人々を守るため、この敵対勢力を撃破する事を決断する。一方その頃久世啓幸は、行方をくらましたエルフの美少女ルーを追い、懲戒覚悟で脱柵ーすなわち任務を放棄して捜索にあたっていた。数日をかけ、無事にルーを連れ戻した久世。ところが帰還した彼に上官が言い渡したのは、懲戒ではなく、巨大要塞打倒に向けた特殊任務の遂行命令だったー異世界全土を巻き込んだ大戦争が、いよいよ始まる。ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第8弾!
この巻のあらすじ
自衛隊が拠点とする“ニホンレットウ諸島”上空に、ついに巨大要塞“彷徨える竜巣”が現れた。イージス艦“いぶき”を破壊すべく強大なエネルギー波を放たんとする竜巣。その攻勢を削ぐため、切り込み部隊長として巨鳥に跨った久世啓幸は、部下の市之瀬竜治とともに、91式携帯地対空誘導弾で空からの応戦を繰り返していた。敵国竜騎士との激しい空中戦を退け、ようやく竜巣に致命的な打撃を与えた久世。だが、その一撃の代償は、大切な仲間の命だった…陸海空での激闘を経て、異世界大戦は最終局面へ。戦禍に終止符を打つため、久世率いる精鋭部隊は敵地本丸ー帝国の中枢へ、静かに降り立つ。狙うは、継承帝国“賢狂帝”。決死の潜入作戦が始まったーネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第9弾!
この巻のあらすじ
フィルボルグ帝国の皇帝を討つため、異世界混成部隊は、最強戦闘ヘリの援護を受けながら帝都中枢で決死の潜入作戦を展開していた。そんな折、難攻不落の皇城の門を打ち破らんと、ついにイージス艦“いぶき”に残された最後のトマホークが発射された。その弾丸は狙い違わず城門に命中。鉄壁の守りを突破した久世啓幸率いる精鋭達が、次々と城内へ雪崩れ込んでいく。一進一退の攻防の末、帝国が誇る強敵・階位将軍達との戦いに、からくも勝利を得た彼らは、ようやく皇帝が座する玉座の間に辿り着いた。一方その頃、帝国から遙か北の海上に、突如として謎の島が浮上する。だがそこに、世界を破滅に導く“最凶兵器”が隠匿されていることを知る者は、誰もいないのだったー。自衛隊全兵力投入!熱核爆弾で異世界消滅の危機!?最終決戦は泥沼の大混戦へ!
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