終末後の世界を舞台に、最後の命令に従って百年以上戦い続ける機械兵士リアと、住処を追われた兄妹ノーリィ、ミクリの関わりを描く物語。戦争が続いていると信じるリアと、戦いの必要がないと知る人々の認識のずれが軸になり、保護・同行・記憶の断片が重なっていく。機械兵士の規則と人間側の事情がぶつかる中で、過去の戦争と現在の終末後の暮らしが少しずつ結び直される。全2巻で、電子版には各巻にSSや設定資料が付く。短い巻数で、終末世界の移動と回想を中心にまとまっている。 1巻・2巻とも本編として扱われる。電子書籍版には書き下ろしSSや設定資料が収録される。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 終末世界で機械兵士が命令に従い戦い続ける発想が強い。
- 荒廃した都市や地下の暮らしまで含めた世界観の作り込みが目を引く。
- 過去と現在を行き来しながら、戦いの記憶や人とのつながりを描く構成が印象に残る。
- 戦闘シーンの緊張感や、終盤で盛り上がる展開に手応えがある。
- 乾いた世界の中に残る温かさや儚さが作品の芯になっている。
こんな人におすすめ
- ポストアポカリプスや終末SFが好きな人。
- 機械兵士、ヒューマノイド、ディストピア設定に惹かれる人。
- ボーイミーツガールや旅立ちの物語を読みたい人。
- 世界観重視で、雰囲気や余韻を楽しみたい人。
- 戦闘と人間関係の両方を追いたい人。
人を選ぶポイント
- 序盤は前置きや説明が長めで、物語の本筋に入るまで時間がかかる。
- 設定やキャラが多く、やや薄味・単調に感じる読み手もいる。
- 展開が駆け足に見える箇所や、終盤のまとめ方に物足りなさが残る。
- 期待したほど派手な展開ではないと感じる場合がある。
- 2巻以降の広がりや続刊前提の構成に好みが分かれる。
テンポ・読後感
- 序盤は静かで重く、世界の状況を積み上げる流れ。
- 中盤から人物が合流すると読みやすさと動きが増す。
- 終盤は戦闘と感情の高まりで一気に引き込。
- 全体として硬派寄りだが、悲壮感だけでなく温度のある空気もある。
- 余韻は強いが、テンポ面ではゆっくりめに受け取られやすい。
キャラクターへの評価
- リアは孤高で、命令に縛られた存在として強く印象に残る。
- ノーリィは好奇心や行動力が物語を動かす役回りとして見られている。
- ミクリや周辺人物は魅力を感じる声がある一方、掘り下げ不足を指摘する声もある。
- キャラ同士の出会いや合流で関係性が立ち上がる構成が評価されている。
- 人間らしさを持つ機械兵士と、生身の人間側の対比が印象的。
巻一覧
この巻のあらすじ
終末後の世界。機械兵士リアは、最後の命令――ラストオーダーに従い、終わることのない戦争を百年以上も続けていた。そんなリアの前に、終末後も生き残っていた人々が暮らす住処を追われた兄妹、ノーリィとミクリが現れる。規則上子どもを見捨てられないリアは、二人を保護することに。機械人形を警戒する兄妹だったが、身を挺してでも二人を守ろうとするリアに次第に心を開いていく。意を決して、もう戦争は終わっていて戦う必要がないことを告げるが、命令に従うリアは戦いをやめることを拒み――! NOVEL DAYSにて開催されたリデビュー小説賞受賞作が登場! 【電子書籍には特典として書き下ろしSSとデザインラフを収録 ※紙の書籍巻末特別企画のカラー版です。】
この巻のあらすじ
終末後の世界。最後の命令――ラストオーダーに従い、終わらない戦争を戦い続ける機械兵士・リア。人間たちの住処を追われた兄妹ノーリィとミクリを保護したリアは、二人と、彼らとともにいた人間・キツネを護り導きながら過ごす中で、過去の記憶を呼び起こされていた。残存兵の集まり、最後の上官命令をともに聞いた、ドラ、ウッル、シオンの3人の仲間たちと、彼らの最期を――。 一方、文明の残り香を目の当たりにし、戦争の継続を信じていないノーリィは、リアを解放するためにあることを決意し――! 第1回リデビュー小説賞受賞作、第2弾!
◆電子書籍には特典としてSSと設定資料を収録(設定資料は紙の巻末特典のカラー版になります)。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
