『フェロモン探偵』は、絵画や琴の腕も持つ探偵・夏川映と、助手であり恋人でもある雪也が、依頼先に入り込んで事件を追う現代探偵シリーズ。舞台は私立校、旧家、芸能界、極道、ロシアの富豪邸、神社のある村などへ広がり、映の無自覚な色気と雪也の同行が毎回の調査を動かす。映は画家としての依頼も受け、帰省や家族の事情が事件の背景に重なることも多い。いじめ調査、呪われた絵画、内通者探し、育児、花嫁連続殺傷など、依頼の形が変わるたびに場面と関係者が入れ替わり、全11巻で二人を中心に案件が積み重なる構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 映のフェロモン体質を軸にした、事件と色気が同時に転がる作りが強い。
- 探偵ものとしての謎解きより、キャラ同士の掛け合いとBL的な萌えが読みどころになっている。
- 学園潜入や芸能界、ロシアなど舞台替わりがあり、毎巻の小ネタや状況の変化で飽きにくい。
- 主要二人の距離感が安定していて、バカップル感や熟年夫婦っぽさを楽しめる。
- シリーズを通して設定のブレが少なく、安心して追える定番感がある。
こんな人におすすめ
- 事件の重さより、キャラ萌えとエロコメディを優先して読みたい人。
- 執着強めの攻め、トラブル体質の受け、バディ感のある関係が好きな人。
- シリーズものを長く追いかけるのが苦にならず、毎巻の安定感を求める人。
- 学園潜入や裏社会、芸能界などの“潜入もの”の雰囲気が好きな人。
- すれ違いよりも、最初から近い距離のカップル感を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- ミステリーの難度は高くなく、犯人当てを主目的にすると物足りなさが残りやすい。
- 事件の展開は軽めで、巻によっては薄い・惰性と感じる読み手もいる。
- 物語の進み方がパターン化していて、意外性を強く求めると合わない。
- 露骨なエロやBL要素が前面に出るため、純粋な探偵小説を期待するとずれる。
- シリーズ前提のため、単巻で完結感を求めると消化不良になりやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽快でサクサク読めるテンポ。
- シリアスな事件があっても、空気はコメディ寄りで重くなりすぎない。
- 章ごとの事件処理は比較的わかりやすく、安心して進められる。
- いちゃつきやフェロモンネタが入るぶん、読後感は甘めで賑やか。
- 巻によっては展開がゆるく、安定感と引き換えに刺激は控えめ。
キャラクターへの評価
- 映は天才肌で自由人、トラブルを引き寄せる体質が印象的。
- 雪也は世話焼きで執着強め、番犬気質や独占欲の強さが目立つ。
- 二人の関係は、片思いの段階を越えてからはラブラブ感が濃い。
- 周辺人物も濃く、ブラコン気質やクセの強い人物が物語をかき回す。
- 受けの言葉遣いや攻めの強引さなど、キャラの癖が好みを分けやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
絵を描けば数千万で売れ、琴の腕も師範以上。なのにゆるい探偵稼業の夏川映(なつかわあきら)は、無自覚な色気が妙な男と事件を引き寄せまくってしまう超トラブル体質。その雪の日も、倒れていた記憶喪失の男を拾ってしまう。男前だがヘンな言動をする彼を面白がり、よせばいいのに助手に採用。しかしその過剰な色気は、ノーマルなはずの記憶喪失男にも強烈に作用して……!? 謎の男前と美形探偵のエロスMAXコメディ!
この巻のあらすじ
有名私立校のいじめ調査のため、制服を着て高校に潜入することになった探偵の映(あきら)。この機に男子高校生をいただいちゃおうともくろんでいたが、なんと助手の雪也までもが高校教師として潜入してきた! 番犬よろしく雪也に監視され、毎晩のお仕置きに加え校内エッチで泣かされる始末。抱かれすぎてお色気過剰の映の調査は、とんでもない方向へ転がっていき――――!? 超トラブル美形探偵、さらにフェロモン全開!
この巻のあらすじ
美男と事件を引き寄せる美形のフェロモン探偵・映とその助手・雪也。ふたりの次なる依頼先は鎌倉のとある旧家。しかし、そこには血の涙を流す呪われた絵画があって――。
この巻のあらすじ
白松組の若頭・龍二が撃たれ、双子の兄である雪也は、組内の内通者を探すため実家に帰ることに。昼は探偵助手として、夜は恋人としてかいがいしく世話を焼いてくれる雪也がいなくなり、映は不安で仕方がない。彼は無事、帰ってくるのか? そして、毎晩抱かれないとダメな淫乱な体はどうなってしまうのか? 超トラブル&フェロモン体質の探偵・映の極道編、過去最大の危機が迫りくる!?
この巻のあらすじ
魔性のフェロモン探偵、映が雪の中事務所の前で倒れていた雪也を拾ってからもうすぐ2年が経つ――。今日も閑古鳥の泣く事務所には、映の兄であり、雪也の高校の同級生でもある拓也が弟の顔見たさに押しかけていた。早く追い返そうとする映に拓也は去り際、蒼井秀一の話を持ち出した。秀一といえば映の家庭教師であり、映をフェロモン体質にした張本人。秀一が結婚するとは聞いていたが、婚約者が秀一の身辺調査をしていたという話を聞き、嫌な予感がする映と雪也。そこへ久しぶりの依頼人が訪れる。聞けば姉が大事にしている猫を探して欲しいという。本業とは違うが、暇と金欠から映は仕事を引き受ける。調査を続けると、依頼人の姉である泰子は、過去に婚約者を事故で失っていたことを知る。そして、その原因は秀一……。一方の雪也は、秀一との過去に口をつぐむ映に嫉妬の炎を燃やす。その思いはエスカレートし、ついに首輪をつけて映を自宅に監禁することに!? シリーズ最高のエロ&ラブここに登場!
この巻のあらすじ
兄・拓也の隠し子騒動で、家出以来、初めて実家へ帰省した探偵の映。これも魔性のフェロモンのなせる業か、置いていかれた赤ん坊は映にしか懐かず、六年ぶりに帰った実家で、なぜか育児生活を送るはめに! 助手兼恋人の雪也は、新婚夫婦のようなシチュエーションに盛り上がり、倒錯的なプレイで夜ごと映を啼かせてくる。一方、赤ん坊の母親を思い出せない拓也は、映に調査を依頼するが……?
この巻のあらすじ
兄・拓也の隠し子騒動がきっかけで、これまで没交渉だった実家にたびたび足を踏み入れるようになった映。すべてを捨てたつもりが雪也との出会いが心に変化をもたらしたのだった。父・一馬ともぶっきらぼうながら話をするようになったある日、父から襖絵を描いてくれないかと持ち掛けられた。古くからの友人でロシアの富豪・ピョートルの還暦に合わせて彼の別荘に飾るものだという。自らの気持ちの赴くまま絵を描いてみたくなった映は、その依頼を引き受ける。しかし、映にはもうひとつの目論見があった。ピョートルの一人息子で美少年のヴァレリーが18歳という”美味しい”年頃になったことを思い出したのだ。映が筆を持つことを喜びつつ、なにやら不穏さを感じとった雪也は、当然の如く同行を申し出る。かくして二人はハネムーンさながらロシアに飛び立った。しかし、富豪の邸宅では大きなトラブルが映と雪也を待ち構えていたのだ……。
この巻のあらすじ
グループ脱退後、急に人気が出たアイドルの謎を探るため、探偵の映と助手の雪也は、付き人と俳優として芸能界に潜入した。この特殊な業界では、映のフェロモンが増大するようで、行く先々で役者たちが映に群がってきてしまう。怒った雪也は、撮影現場の控え室やロケバスで、独占欲丸出しのお仕置きエッチを敢行! 一方、調査が進むにつれ、マネージャーの特殊能力がその謎と関わっているらしいとわかるが……?
この巻のあらすじ
個人的に描いた襖絵がロシアで大々的に報じられ、日本画家、夏川映の活動に注目が集まる。一方の雪也はある女性について、何かをしているようで事務所を空けることが多くなった。身体を重ねているのに、気持ちは通じていない二人。お互いの心に冬の黒雲が広がっている。
すべての巻を見る(全11巻)
この巻のあらすじ
画家として復帰するため個展の準備を進めていた映に、探偵の依頼が舞い込んだ。かつて婚約者を押し付けた親友からの頼みで断れず、映は北天村の神社で結婚式をあげた花嫁が連続で殺傷されているという事件を調べることに。村では「オタキ様の祟り」だというが、その真偽を確かめるため、映は白無垢を着て雪也と結婚式をあげることになり……!? フェロモン過剰な美形探偵シリーズ、感動の完結編!
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