天涯孤独の少女ロザベラが、裏社会を牛耳る名家デ・コスタ家に引き取られ、後継ぎをめぐる事情の中で三兄弟と関わっていく物語。舞台は、表向きは名家でありながら実態は一大ファミリーとして動く一族の内部と、その周辺にある組織抗争や経営の場で、カジノ運営や敵対組織の動きも描かれる。中心人物は内気なロザベラと、長男エミリオ、次男ノア、三男ダリオの三兄弟。ロザベラは花嫁候補として扱われつつ、一族の中で役割を得ようとし、自分の家族に関する手がかりも追っていく。恋愛、組織内の立場、家族の秘密が並行して進み、裏社会の事情と個人の出自が交差する。5巻構成で、組織の動きとロザベラの過去に関わる情報が少しずつ広がっていく。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
マフィア三兄弟に引き取られた孤児の少女のサバイバル。
編集部
マフィア3兄弟に引き取られた孤児の少女が、自分の出生の秘密を知って運命に反旗を翻す。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
マフィア物の乙女ゲームが好きな人 タイプ別3兄弟にあの手この手で求婚されたい人 何事にも消極的だった内気ヒロインが逞しく成長していく様を応援したい人
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AI分析(あらすじ)
- 裏社会の一族を舞台にした恋愛を読みたい人 - 花嫁候補や三兄弟との関係が軸の作品を探している人 - 家族の秘密や組織内の立場が絡む物語に関心がある人
著者情報
この項目をレビュー編集部
喜多みどりは日本のラノベ作家。主に少女向けレーベルで活動中。代表作は以下。 * 『西風の皇子』シリーズ * 『光炎のウィザード』シリーズ * 『シスター・ブラックシープ』シリーズ * 『楽園の蓮 はじまりを歌う少女』 * 『亜夜子と時計塔のガーディアン』シリーズ * 『弁当屋さんのおもてなし』シリーズ
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
カズアキは日本のイラストレーター。透明感ある美男美女キャラクターに定評あり。ラノベの表紙・挿絵を数多く手掛ける。代表作は以下。 * 『ジャンクル!』(木村航 著 ファミ通文庫) * 『レンズと悪魔』シリーズ(六塚光 著 角川スニーカー文庫) * 『ゆくとし くるとし』(大沼紀子 著 マガジンハウス) * 『世界で一番不思議なあの子』シリーズ(森山侑紀 著 講談社X文庫ホワイトハート) * 『ドラゴンキラーあります』シリーズ(海原育人 著 C★NOVELSファンタジア) * 『蝶の大陸―黄金のエミーリア』(入皐 著 ルルル文庫) * 『時間商人』シリーズ(水市恵 著 ガガガ文庫) * 『彼の禁じられた遊び』(南原兼 著 B-PRINCE文庫) * 『ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。』(古戸マチコ 著 一迅社文庫アイリス) * 『屋上ボーイズ』(阿部暁子 著 コバルト文庫) * 『裁かれる日まで』(水無月さらら 著 キャラ文庫) * 『斯くして歌姫はかたる』シリーズ(朝前みちる 著 ビーズログ文庫) * 『カーテンをノックして』シリーズ(鈴藤みわ 著 SPARK NOVELS) * 『アンリアル UnReal』(北國浩二 著 講談社BOX) * 『she&sea』シリーズ(糸森環 著 角川書店) * 『アリス イン サスペンス』(桃華舞 著 講談社X文庫ホワイトハート) * 『確率捜査官』シリーズ(神永学 著 角川書店) * 『吉原夜伽帳 ―鬼の見た夢―』(ミズサワヒロ 著 ルルル文庫) * 『神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎』(あざの耕平 著 GA文庫)
編集部
正念場で頭が回るヒロインと三者三葉の思惑を孕んだマフィア3兄弟の駆け引きがツボに嵌まれば楽しめる。美麗な挿絵は目の保養。デ・コスタ家の後継者争いに纏わる愛憎ドロドロの確執や陰謀劇にも引き込まれた。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 内気で消極的だったヒロインが、裏社会の中で観察力と知恵を活かし、次第に頼もしく「開花」していく姿にワクワクする。
- デ・コスタ家三兄弟それぞれとの駆け引きや、三角関係のもつれが読みどころで、どちらを応援するか議論が分かれる。
- マフィア抗争・ファミリー内の権力闘争など、物騒さの中でヒロインが交渉や策謀に踏み込む展開がハラハラしつつ面白い。
- 巻ごとに秘密の暴露や関係の進展、ラストの山場があり、一気読みしたくなるテンポだ。
- 恋愛薄めのハードボイルド少女小説としても、ロマンス要素への期待感も持てる作品だ。
こんな人におすすめ
- マフィア・裏社会ものの乙女ゲーム的な駆け引きが好きな人。
- タイプの異なる複数キャラから熱く求愛されたい人。
- 臆病なヒロインが逞しく成長していく過程を応援したい人。
- ノア派・ダリオ派など、恋愛の行方を読みながら考察したい人。
- シリアスな愛と勇気の物語を、比較的サクサク読める文体で楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- ヒロインが度胸を見せるパターンが続き、やや単調に感じる。
- ノアやエミリオは本心や手の内を見せにくく、理解しづらい・もどかしいキャラクターだ。
- 兄弟愛と恋愛が混在し、感情線がはっきりしない・少女小説らしくないと感じる読者もいる。
- 裏社会の血みどろさや、誰かを守るために誰かを切り捨てるジレンマなど、重い描写が続く。
- 初巻は世界観と人物紹介が中心で、物語の面白さは中盤以降に実感する。
テンポ・読後感
- 一見コメディ調に読める場面もあるが、根底には愛と勇気のシリアスなストーリーだ。
- 緊張感のある場面があっても全体は読みやすく、気づけば一気読みしてしまう。
- 巻末のどんでん返しや大きな伏線回収が続き、次巻が気になって止まらない。
- 中盤以降は秘密の暴露や関係の進展が重なり、折り返し以降は特に盛り上がる。
- 説明に沿って予定調理で進む場面もあり、新鮮味より読みやすさ・安心感を取る作りだと感じる読者もいる。
キャラクターへの評価
- ロザベラ(ロージー):俯きがちな異端感が世界観に合い、観察と策謀でカッコよく立ち回るようになる点が高評価。成長というより「悪い子」として花開いた。
- ダリオ:荒っぽくも好意をストレートに示し、読むほど好感度が上がるキャラだという声が多い。ヒロインより目立つと感じる読者もいる。
- ノア:クールで魅力的だが、思い詰めたり一人で抱え込んだりして振り回す面があり、最後まで本心が掴みにくい。
- エミリオ:ダリオ一筋で冷徹に見える場面があり、恋愛ルートとしては問題児・謎が多いキャラだ。
- 敵側のリカルドなど、ダンディで再登場を期待する声もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
超内気な少女ロザベラは、天涯孤独の身。思いがけず、名家「デ・コスタ家」に引き取られた彼女は、従兄を名乗る3兄弟、腹黒インテリ系長男エミリオ、無愛想な毒舌家次男ノア、やんちゃな問題児三男ダリオと出会う。なんと彼らの正体は、裏社会を牛耳る一大ファミリー! とまどうロザベラは、一族を存続させるため、3人のうち誰かと結婚して子を産むよう告げられて…!? 美しくも危険な獣たちとのラブゲーム、スタート!
この巻のあらすじ
裏社会を牛耳る一族「デ・コスタ家」。超内気な少女ロザベラは、一族の後継ぎを産むためつれてこられたたった一人の花嫁候補。自由を掴むため、なんとかファミリーの一員に認められたが、その矢先、敵対組織の襲撃に遭いしばらく休むように言われてしまう。このままでは、誰かと結婚させられちゃう!! ロザベラは従兄のノアの力を借りて、組織内での名誉挽回を図るけど!? ますます危険な獣たちとのラブゲーム第2弾!
この巻のあらすじ
裏社会を牛耳る一族「デ・コスタ家」。花嫁候補としてつれてこられたロザベラは、いまやファミリーの一員として初めて任されたカジノ経営に奮闘する日々。そんな時、市長選有力候補の息子が誘拐され、その犯人としてダリオが指名手配されてしまう! 行方をくらましたダリオを追うロザベラだったが、ノアから「俺が同じ立場でも捜しに行くのか」と問いかけられて…。大人気ダーク・ラブファンタジー第3弾!!
この巻のあらすじ
エミリオについて仕事を学ぶロザベラは、彼に反発する幹部達に不安を抱き、ノアと共に調査に乗り出す。そんな時、偶然手に入れた1枚の写真に自分の本当の家族に関する情報が隠されていることを知って!?
この巻のあらすじ
ノアがデ・コスタ家を裏切った――。エミリオも爆弾事故に巻き込まれ組織は崩壊寸前!! ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうとダリオのプロポーズを受けるが、そこには敵対組織の陰謀が渦巻いていて!?
星評価・感想
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