魔法のような技を使う頭脳派のラシャンと、剣の腕に長けたシュノーが、契約で組むパートナーとして各地を渡り歩く物語。二人は依頼をこなす流浪の仕事人で、旅先での護衛や対人交渉、危険な状況への介入を通じて行動する。物語は、偶然救った少女や政略結婚に関わる出来事を起点に、個々の依頼がより大きな動きへつながっていく構成になっている。舞台は、魔法的な技術と名家の利害が並ぶ西洋風の世界で、契約関係の相棒同士が事件に向き合う。全6巻で完結し、完全版・新装版としてまとまっている。完結後に再編集版が出ている。新装版は上下構成で内容を収録している。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- アブストラクト、生体金属、ポリウォーターなど、SFとファンタジーが混ざった独特の世界設定が強い。
- 名前や用語のセンスが中二心をくすぐる。
- 伏線の回収や設定のつながりを追う楽しさがある。
- 主人公二人の友情や、ラシャンとシュノーの関係性が印象に残る。
- 書き下ろし短編や追加エピソードで当時の熱量が感じられる。
こんな人におすすめ
- 90年代ライトノベルの空気感や、古い富士見ファンタジア文庫を懐かしみたい人。
- 変わった世界観や設定重視の作品が好きな人。
- SF寄りのギミックと剣と魔法の要素を両方楽しみたい人。
- キャラ同士の掛け合い、友情、関係性の余韻を味わいたい人。
- 完結済みの作品や、シリーズ全体のまとまりを重視する人。
人を選ぶポイント
- いま読むと設定や展開がやや発散して見える部分がある。
- 主人公の一人より、もう一人のキャラの存在感が強く感じられる場面がある。
- エログロ要素が比較的はっきり入っている。
- 既に続編や関連作を知っていると、単独巻の締まり方に物足りなさを覚えることがある。
- 未完扱いの印象が残っていて、続きの扱いに気になる人もいる。
テンポ・読後感
- ロードムービー的に進む軽快さがある。
- ドタバタ感と、しんみりした別れの余韻が同居している。
- テンポは勢い重視で、設定の面白さで引っ張るタイプ。
- 再読でも楽しめるという反応が多く、読み味は意外と素直。
- 古さはあるが、世界観の強さで今でも印象が残る。
キャラクターへの評価
- ラシャンとシュノーは魅力が強く、関係性が作品の核になっている。
- シュノーは惚れっぽさや女の子らしさが目立つ。
- ラシャンは「いい女」として受け止められている。
- キーシュアスは個性が強く、場面を持っていく存在感がある。
- 主人公二人の厚い友情や対比構造が印象に残る。
巻一覧
ダンシィング・ウィズ・ザ・デビルス【完全版】上
この巻のあらすじ
魔法のような技を使う頭脳派美女・ラシャンと凄腕剣士で肉体派少女・シュノーは、友情ではなく契約で結ばれたパートナー。世界を流浪しながら、行く先々で仕事を行う『オーキー』だ。そんな二人が、夜の森で命を狙われている小さな女の子を救ったことから動き出した小さな歯車が、やがて世界そのものに関わる巨大な歯車を回すことに──!? 著者衝撃のデビュー作が、ここに復活!!
ダンシィング・ウィズ・ザ・デビルス【新装版】 下
この巻のあらすじ
頭脳派美女のラシャンと肉体派少女のシュノーは、政略結婚で嫁ぐ予定の花嫁を護衛していたのだが、彼女に途中で逃げられてしまい、苦肉の策としてシュノーを身代わりとして先方の名家を訪れる。だが、トリュケン公の長男ハルンが予想外に好青年だったため、シュノーはたちまち一目惚れしてしまい......!? シリーズ完結巻!!
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