タクティカル・ジャッジメント
- 著者
- 師走トオル
- イラスト
- 緋呂河とも
- レーベル
- 富士見ミステリー文庫
- 刊行年
- 2003-2007
- 巻数
- 13巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
『タクティカル・ジャッジメント』は、弁護士・山鹿善行が法律事務所を拠点に、盗難、殺人、窃盗、マルチ商法、汚職などの依頼を引き受ける現代法廷ミステリーシリーズ。依頼人、被告人、刑事、司法修習生、幼なじみの雪奈や皐月、探偵の影野らが事件ごとに関わり、調査と弁論で争点を組み立てる。舞台は裁判所や事務所にとどまらず、学校、温泉旅館、テレビ番組、ネット空間へ広がる。民事と刑事の題材が並び、同じ人物が別件の相談や捜査、潜入に関わる。短編・特別編では、山鹿の誕生秘話や学級裁判、ネット上の裁判も扱う。各巻の依頼事件を軸に、法律と事件処理の組み合わせが続く構成になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 法廷ものとしての発想が新鮮で、ラノベで裁判を読む意外性が強い。
- 専門用語を詰め込みすぎず、会話の勢いで読ませる軽快さがある。
- 証言の食い違い、伏線回収、逆転の流れがわかりやすく、盛り上がりを作りやすい。
- 事件の組み立てが法廷中心でも単調になりにくく、緩急の付け方がうまい。
- 逆転劇やどんでん返しの瞬間にカタルシスがある。
こんな人におすすめ
- 逆転裁判のような法廷バトルが好きな人。
- 論理の応酬や大舌戦をテンポよく楽しみたい人。
- ラノベらしい軽さでミステリーを読みたい人。
- 事件解決の爽快感や逆転の快感を重視する人。
- 多少の強引さやご都合感を気にせず勢いを楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 展開や法廷の流れに強引さや粗さを感じる場面がある。
- キャラの動きが都合よく見えたり、人間味が薄く感じられることがある。
- 逆転裁判との類似性がかなり強く、既視感が気になる可能性がある。
- 巻によって盛り上がりや面白さに差が出やすい。
- 事件の描写や人物掘り下げが薄いと、衝撃が弱くなる。
テンポ・読後感
- ほとんど法廷内の会話で進むのに、読み味は軽くて速い。
- 序盤はやや退屈でも、終盤で一気に引き込む構成が目立つ。
- 緊張感と茶番っぽさが同居し、シリアス一辺倒にはならない。
- 逆転の局面で勢いが増し、ページを進めやすい。
- 章ごとの起伏がはっきりしていて、飽きにくい。
キャラクターへの評価
- 主人公は自信家で傲慢さがあるが、活躍時の爽快感が強い。
- 周囲の人物は有能に見える一方、動きが作為的に感じられることがある。
- ライバル検事の存在感が物語を締める役割として期待されている。
- ヒロインや脇役は良くも悪くも作り込みが軽めで、好みが分かれやすい。
- 一部のキャラは鼻につくが、掛け合いの勢いで読ませる力がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
俺の名は山鹿善行。自分でいうのもなんだが、かなり有能な弁護士だ。逆転無罪――この輝ける戦歴を残せるのは、世間広しといえ俺の他にそうはいない。ある日、俺のもとに、1本の電話があった。かけてきたのは水澄雪奈。可愛くて、優しい、俺の幼なじみだ。だが――。あろうことか、その雪奈に殺人の嫌疑がかかっているという。どこのどいつだ? そんなタワケたことをぬかすのは!? 雪奈を悲しませる奴は、泣いてごめんなさいというまで後悔させてやる。この裁判、何がなんでも奪うぜ、逆転無罪っ!! 第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選作。
この巻のあらすじ
逆転無罪で連勝中の俺・山鹿善行の所に、小さな客が訪れた。おとなしそうな中学生・由衣。なんでも彼女の姉が、宝石泥棒の容疑で逮捕されたのだという。天才弁護士であるこの俺に仕事を頼みたい――まぁ、その気持ちはわからなくもないが。窃盗ぅ? 殺人と違って、窃盗事件なんて地味だからヤだ。そんな俺の心を責めるように、幼なじみの雪奈が言った。「力になってあげましょう?」正直いってメンドくさいが……可愛い雪奈の頼みとあれば、俺が断るはずがない。そんなこんなで引き受けたこの依頼、それがまさか大がかりな事件の発端になろうとは!?
この巻のあらすじ
僕の名は羽田修甲。自分でいうのもなんだが、かなり優秀な刑事だ。この若さにして巡査部長。もちろん、女にもモテる。そんな僕がとある休暇先で、複雑な事件に遭遇した。だが、僕の天才頭脳があれば、そんな事件などちょちょい……。って、ちょっと待て。主人公にして無敗の弁護士であるこの俺、山鹿善行をさしおいて、なに寝言をほざいてやがる。クソ生意気な若造刑事が挙げた容疑者だと? そんなものハッタリとこじつけで、ちょちょいのちょいと逆転無罪だ。見てろ、羽田。デートを邪魔された恨みは、法廷できっちり返すぜ! 熱血逆転ミステリー第3弾!!
この巻のあらすじ
ペテン弁護士山鹿のもとを辻と名乗る男が訪れた。彼はマルチ商法にはまってしまった友人をまっとうな道に戻して欲しいと頼んだ。山鹿は相棒の影野とともにマルチ商法の会社に潜入するが……。絶好調法廷ミステリー!
この巻のあらすじ
体育の授業中に女子生徒の財布が盗まれた! 嫌疑をかけられたのは、あろうことか体が弱く気も優しい女の子。そんなクラスメイトの濡れ衣を晴らすため、美少女弁護士として皐月が名乗りをあげた! なるか逆転無罪!
この巻のあらすじ
町内会の福引きで皐月が当てた旅行。山鹿は探偵影野、秘書の雪奈、ただのお荷物皐月とともにひなびた温泉地にやってきた。折からの大雪で陸の孤島となった旅館で、さる富豪の奥方が絞殺体で発見される――。
この巻のあらすじ
町内会の福引きであたった温泉旅行先での事件をぶじに解決して、事務所に戻ってきた山鹿のもとに、再び温泉からの連絡が! 前回の事件で無実を晴らした男が再び別の殺人事件の容疑者に!? どうなってるんだ……
この巻のあらすじ
行列なんて絶対にできない法律事務所・山鹿事務所にルーキーがやってきた! 無敗の弁護士・山鹿善行にあらぬ希望を抱いて上京した司法修習生も山鹿にとっては便利な家政婦……そんなルーキーにも活躍の場が!?
この巻のあらすじ
叔父の殺害容疑で逮捕された男の弁護を引き受けた山鹿。しかし今回は容疑者本人が殺人を犯したと主張している! 崩せぬ証拠、隙のない理論、しして本人による自供。今度こそ山鹿の無敗記録は破られてしまうのか!?
この巻のあらすじ
今回やってきた依頼者は誤って銃で人を撃ってしまったという大学生。頭を抱えた善行はあろうことか〈証拠隠滅〉の手ほどきをする。しかし、捜査の手は確実に山鹿を追いつめていた……山鹿善行過去最大のピンチに!
すべての巻を見る(全13巻)
この巻のあらすじ
拝金主義のヘタレ弁護士・山鹿善行にテレビ出演の依頼があった。「たまに行列ができることもある法律相談所」――大人気番組だ。あいつにテレビで語る資格はない、とじゃまする決意をした皐月は早速行動を開始する。
この巻のあらすじ
山鹿のもとを、一人の少女が訪れた。彼女は、恋人である市会議員の秘書からとある秘密を明かされたのだという。その秘密とは汚職。事件を告発するため、彼女は山鹿に法廷代理人となってほしいというのだが
この巻のあらすじ
「勝つか、負けるか」世の中最近、勝ち組。負け組なんて言葉が流行っていますが―。そんな白黒はっきりつけることが三度の飯より大好きで、しかも裁判をお金と趣味のためと言い切る弁護士って―。そんでもって、その勝つためには口八丁手八丁手段を選ばない弁護士の風上にも置けないゴミみたいな人がいる。そう私こと一尺八寸の師匠である―山鹿善行である。でも、待てよ。なんで、先生は民事事件は扱わないんだろう?弁護士・山鹿の誕生秘話の書き下ろし短編。さらに学級裁判、ネット上での裁判、そして裁判以前の世の中の難問などなど。ハッタリ弁護士山鹿、弁護士のタマゴ・司法修習生一尺八寸、そしてとんでも中学生皐月。おなじみの面々が活躍するバラエティ豊かな短編集第四弾。
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