世界異能大戦で人口の約4/5を失った後の日本國を舞台に、触れたものの温度を少し変えるだけの異能を持つ高校生・芹澤アツシが、異能者が集う国立帝変高校へ入学する。学園には個性の強い同級生や霧島カナメがおり、学園生活の掛け合いと異能の扱い方が軸になる。終戦から10年たった社会では、異能者同士の対校戦や地下組織の動き、学園祭をめぐる騒動が重なり、日常の場面から戦いへ話が広がっていく。戦後の秩序と異能者の力関係が完全には落ち着いていないなかで、弱いと見なされた力をどう使うか、誰と行動するかがシリーズ全体を通して積み重なる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 学園異能バトルを軸に、アクションとコメディの軽さで読ませる。
- ふざけた能力名や使い方が、発想の妙として印象に残る。
- 表向きのノリと、裏側にあるダークな世界観の落差が効いている。
- もやしをはじめとする身近な題材の扱いが、独特の笑いにつながる。
- 戦闘の決着や引き際に、勢いだけで終わらない手触りがある。
こんな人におすすめ
- 学園異能ものを、シリアス一辺倒よりもコメディ混じりで楽しみたい人。
- 変わった能力設定や、ネーミングの妙を味わいたい人。
- 軽快さの中に少し黒さのある雰囲気が好みの人。
- もやしネタのような脱力感ある笑いに乗れる人。
人を選ぶポイント
- 能力の強さや成長の実感は、かなり分かりにくい。
- 必殺技や派手な決め手を期待すると、物足りなさが残る。
- スパルタ寄りの鍛錬描写があるため、軽いノリだけを求めると温度差がある。
- バトルの見せ場より、発想や空気感を楽しむ比重が高い。
テンポ・読後感
- テンポは軽快で、アクションとボケの切り替えが速い。
- ふざけた題材でも、裏側は意外と不穏で締まりがある。
- 勢いで読める一方、戦闘の手応えはやや曖昧。
- 読後感は重すぎず、妙に食べ物のイメージが残る。
キャラクターへの評価
- 主人公は、能力の扱いにクセがあるぶん発想勝負の印象が強い。
- 芹澤は、鍛えられながらも打つ手を探す立ち回りが目立つ。
- 氷川は、負け際や撤収の判断がうまく、手強さより器用さが残る。
- 校長は、スパルタな鍛え役として存在感がある。
- キャラ同士のやり取りは、真面目さと脱力感が同居している。
巻一覧
この巻のあらすじ
目覚めたチカラは冷蔵庫&電子レンジ以下!? 新時代の異能バトル×コメディ×青春群像劇! コミカライズも決定!!
【異能者】と呼ばれる超能力者達が突如出現。強大な力を振るう彼らにより世界の均衡は崩れ「世界異能大戦」が勃発し、全人口の約4/5が失われることとなった──。
終戦から10年。平和を取り戻しつつある日本國で、高校入学を控えた芹澤アツシにも異能が発現。しかしそれは、触れたものの温度を多少変えるだけの、“クズ異能”だった。
異能者が集う「国立帝変高校」へ入学したアツシは、“モヤシ男”や“変態紳士”はじめ濃すぎる面々に囲まれ、早々にバラ色のスクールライフを諦めかける。
そんななか、クラスの超絶美少女・霧島カナメと決闘を経てちょっとイイ感じになり、なんだかんだ学園生活をエンジョイ……できると思いきや、お次は地下組織との戦いや、学校の存続をかけた対校戦に巻き込まれ……。
「小説家になろう」発の人気作、大幅改稿&新規書き下ろしで待望の書籍化!!!
この巻のあらすじ
「世界異能対戦の終戦」から10年。「触れたものの温度を多少変えるだけ」の異能に目覚めた少年・芹澤アツシ。異能者が集う帝変高校に入学したアツシは、濃ゆすぎる面々にウンザリしながらも、クラスの超絶美少女・霧島カナメとお近づきになれたりと、なんだかんだ学園生活を満喫していた。
徐々にその力を目覚めさせ、エリート高校との対校戦争ではレベル4の異能者に勝利する快挙を達成! そのまま対戦相手の生徒たちが転校してきたり、学校の裏山で“のじゃロリ狐”と出会ったりと、ますます騒がしい日々が始まる。
そんななか、毎年恒例の春の学園祭で盛り上がる帝変高校を、突如、謎の異能者たちが襲撃し……。
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