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くれなゐの花嫁
2026年10月 ISBN 9784040765716
この巻のあらすじ

■「朧の花嫁」のみちふむが贈る小樽の恋物語■

老舗呉服屋で大切に育てられた繭子。しかし父が事故で他界し、さらに多額の借金を抱えてしまう。繭子は返済のため、身分を隠して"金にしか興味がない冷血漢"と噂の青山静也の会社で働くことに。 家業の経験と生来の聡明さから職場でも活躍し、やがて静也の秘書を務めることになる繭子。ともに仕事をする中で、噂と異なり真摯な静也の一面も知り、不器用に仕事に没頭する彼に惹かれていく。 静也も繭子に想いを寄せてくれるが、繭子は身分を偽り、借金も抱える身。彼の優しさに触れるたび、心は締め付けられて……。

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登場人物

富小路繭子(とみこうじ・まゆこ)……老舗呉服屋の箱入り娘だったが、借金返済のため青山物産で働くことに。家業で培った気配りで青山を補佐する。

青山静也(あおやま・しずや)……小樽で貿易業を営む「青山物産」の若き社長。類まれなる商才を持つが、出自から社交界でつまはじきにされている。 プロローグ

一 悲しき傷跡

二 石造倉庫

三 水平線の夏

四 潮騒に歌えば

五 星の煌めき

六 許嫁の条件

七 小樽舞踏会

八 白い蝶

九 龍宮神社

十 恋の足音

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