父を訪ねてロンドンに滞在していた女子高生・織葉は、思いがけず異世界ログレスへ渡り、薔薇騎士としての立場に置かれる。そこで彼女は、人食い薔薇から助けてくれた騎士ギンレイと出会い、冷たい態度の裏にある事情にも触れていく。物語は、帰る手段を探したい織葉の気持ちと、ログレスで引き受ける役目の両方を軸に進み、城や薔薇に関わる異変が広がっていく。現代のロンドンと、騎士や城がある西洋風の異世界をまたぎながら、織葉の立ち位置が少しずつ変わっていく構成になっている。全2巻で、転移直後の戸惑いから、城へ迫る薔薇の動きまでを一つの流れとしてまとめている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 異世界トリップと薔薇をめぐる設定が目を引く。
- アーサー王モチーフやイギリス風の世界観が雰囲気を作っている。
- 高星麻子の表紙・挿絵が購入動機になっている。
- 主人公の成長や、仲間との関係の変化を追う楽しさがある。
- ギンレイ、ウォルター、ニコロなど脇役も気になる要素になっている。
こんな人におすすめ
- 表紙買い・イラスト買いで入りたい人。
- 異世界トリップやアーサー王ベースのファンタジーが好きな人。
- 強気で猪突猛進なヒロインの成長を見たい人。
- 恋愛よりも世界観や設定を先に楽しみたい人。
- 続きがある前提で、シリーズの伸びしろを追いたい人。
人を選ぶポイント
- 序盤は説明や訓練が多く、盛り上がりが遅め。
- 恋愛要素は薄く、関係の進展に物足りなさが残る。
- キャラの感情変化や行動理由が分かりにくい場面がある。
- 設定に甘さやツッコミどころを感じる読者がいる。
- 物語の終わり方があっさりで、消化不良になりやすい。
テンポ・読後感
- 序盤はスロースターターで、終盤に向けて勢いが出る。
- 世界観の説明と訓練描写が多く、冒険の熱量は控えめ。
- 物語全体は読みやすく、テンポ自体は重すぎない。
- ひやひやする展開より、成長や関係性の変化を追う空気が強い。
- ところどころ恋の気配はあるが、全体としては淡め。
キャラクターへの評価
- 織葉は猪突猛進で意固地だが、立ち直りや順応は早い。
- 途中から周囲を見るようになり、成長が分かりやすい。
- ギンレイは冷たい美貌の騎士として見られる一方、印象が定まりにくい。
- ウォルターは世話焼きで好感を持たれやすく、三角関係の相手として気にされている。
- ニコロやマーリンなど、脇の人物にも興味が集まっている。
巻一覧
オリヴィアと薔薇狩りの剣
この巻のあらすじ
父を訪ねたロンドンから異世界・ログレスにトリップした女子高生の織葉。人食い薔薇から救ってくれた美貌の騎士・ギンレイはなぜか織葉に冷たくて…。少女と孤高の騎士が出逢い世界を救う、異世界ファンタジー開幕!
オリヴィアと薔薇狩りの剣 騎士は心に想いを隠して
この巻のあらすじ
異世界・ログレスで薔薇騎士として奮闘する織葉。元の世界に帰りたい一方、ギンレイを想うと心が揺らぐ。そんな時〈金の女王薔薇〉が城へと迫り!? 強がりの少女と孤独な騎士のラブ・ファンタジー、激動の第2弾!
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